日記

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12月8日、太平洋戦争開戦の日にちなんだブログ記事をいくつか拝読した。
 
それらの中で、戦争の犠牲となった人たちを「英霊」と呼び
あの戦争をあまりにも無邪気に美化している記事を多く見かけ
そのたびに「結局、この国民にしてこの政府ありということなのか」と気が滅入る思いがした。
 

「英霊」
 
 
使い方によってはなんと抽象的で軽くていかがわしい言葉なのだろう。
戦争で犠牲になった方々は、果たして「英霊」という言葉で
死後も軽々しく扱われることにどのような思いを抱いているのだろうか。
「英霊」という言葉を用いている人の文章を読んでいると
おそらく「国のために命を投げ打つという崇高な行為を行った人」という思いが込められているのだと思う。
 
そもそも、その前提は正しいのだろうか。
 
日清・日露の戦争に限ってはそうかもしれない。
日清戦争はロシアの南下政策に対する脅威に対して朝鮮半島を影響下に置くことで
自国本土の安泰を図るという目的(国家戦略)があった。
日露戦争はその延長線上にあり、満州を勢力下におさめ
さらに南下政策を進めるロシアの脅威から朝鮮半島の権益を防衛するという目的(国家戦略)があった。
いずれも、戦略目的を達成するためのやむにやまれぬ戦争という考えが成り立ち、
そして日本は勝利と言う形で目標を達成した。
ということは、それらの戦争で犠牲になった将兵達の努力は報われたのであり、
彼等の犠牲には意味があったといえるだろう。
 
それにくらべて、15年戦争はどうだろう。
 
満州事変については、石原莞爾という一軍人の個人的な思想ながら、かろうじて「戦略」と呼べるものがあった。
だが、その後の日中戦争(支那事変)及び太平洋戦争については、明確な国家戦略どころか戦争計画すらなかったのだ。
日中戦争では本来の戦略目的に備えた対ロシア用の軍備を食いつぶすという本末転倒を絵に描いたような
不毛な泥沼戦を戦うハメになった。
そして、立て続いた外交戦略の不手際で開戦に追い込まれた太平洋戦争に至っては、
当時の連合艦隊司令長官 山本五十六による「短期決戦案」に基づくハワイ真珠湾への奇襲攻撃に始まり
石油等の資源確保を目的とした南方作戦までは「第一弾作戦」として綿密に計画されたが、
その後計画された第二段作戦についてはいかにも「泥縄的」(※)で、真面目に戦争をする気があったのか疑わしく思えるくらいだ。
 
(※):
第二段作戦として「米豪遮断作戦」が立案・実施された。
これは文字通りアメリカとオーストラリアの分断を狙った計画なのだが、
開戦当初の短期決戦案にはまったくそぐわない。
そうかと思えば、同時期に戦局の転換点となったミッドウェー作戦を実施している。
ミッドウェーはハワイからアメリカ西海岸を目指す上での経由地であり、
こちらは明らかに短期決戦案に沿った作戦といえる。
このように、国家戦略どころか作戦レベルにおいても一体なにが主目的だったのかいまいち理解に苦しむ。
ただ1点、ただでさえ乏しい戦力をさらに分散してしまったことだけは確かだ。
 
国家戦略なき戦争。
 
国力の開きから短期戦しか戦える体力がないと分かっていたにも関わらず
早期講和への糸口すら見つけられなかった政府。
 
日露の戦勝に驕り、近代戦というものをまったく理解していなかった軍部。
補給の軽視、生命線であるはずのシーレーン防衛の軽視。
戦術上もっとも忌避される所要に満たぬ兵力の逐次投入。
 
南海の孤島で、熱帯の密林で、
武器弾薬どころか、水や食料の補給さえ満足に受けられず
連合軍の圧倒的火力の前に次々と犠牲になった将兵達の死に、一体どんな意味があったのだろうか。
「国家の命令に従い、命を投げ打つことに意味がある」ということを全面否定はしない。
先述した日清・日露の両戦役のような場合だ。
 
ただし、
「お前等、とりあえずそこいらで首でも吊って死ね」というようなことを強要され
それで命を絶った(あるいは絶たれた)場合はどうか。
極論のように聞こえるかもしれないが、15年戦争はそれくらい理解しがたい
意味不明の戦争だったのだ。
 
「ハルノートのようなものを突きつけられたら、どんな国だって戦争を選ぶ」
 
それはそうかも知れない。
だが、そのひと言だけをもって思考停止してしまって良いのだろうか。
 
「ハルノート」を突きつけられるまでの経緯についてはどうか。
本当に外交上もそうなる道しかなかったのか。
アメリカが腹を立てていたのは日本による中国市場の独占だった。
であれば、例えば満州(国)でのアメリカの権益を保証し、資本の導入を図れば
それだけでも事態は大きく変わっていたはずだ。
(もちろん、外交的に追い詰められる前でないと意味はないが)
 
その後、大陸のみならず太平洋での権限についての交渉を粘り強く行い
何某かの協定を結んでしまえれば、日米同盟成立の可能性だった皆無ではない。
#色々と難問は山積みだが、ソビエトの南下政策や共産主義勢力拡大に対抗する点等、
#利害が一致する部分は必ず見つけられたはず

 
つまり、「ハルノート」にしてもお粗末な外交戦略の失敗が招いた自業自得の事態だと考えられる。
 
敵を知らず、身の程も知らず
肥大した自尊心と根拠のない自信がまねいた破滅。
 
同じ過ちを二度とおこさぬよう、
しっかりと原因を追究し反省すべき点を洗い出す。
そして、次代にしっかりと伝えていく。
そういうプロセスが大切になってくると思われる。
 
しかしながら、
肝心の教育では近代史はほとんど駆け足で通り抜けるだけ。
ここ最近の歴史の中で、日本人にとり一番大きな苦難を味わった時代の検証も総括も
おざなりにされているのが現状だ。
 
実際、過去の過ちを穿り返すのは辛い作業である。
無くなった方々が「実は犬死だった」なんて、これほど辛い確認作業があるだろうか。
だから、手っ取り早く犠牲者を「英霊」と祭り上げ、拝み続けるほうが楽なのだ。
 
「辛かったね、国のため、僕らのためにありがとう♪」(ちゃんちゃん!)
 
誠実を装い、美しさを装い、
背景にどのような事情があったのか、死ぬことに意味はあったのか
そこから、今の時代のどのようにつながっているのか
肝心な部分には一切踏みこまず、表面だけの薄っぺらい言葉で全てを「良し」と片付ける。
これ以上無責任かつ、いかがわしい行為があるだろうか。
 
彼等は、国の無策、軍部の無能という「人災」のため命を落とした犠牲者だ。
残された我々がやるべきことは、そのような犠牲を出すに至った原因を調査し
理解し納得し、同じ過ちを繰返さないための教訓として厳粛に受け止めていくことだけだと思う。
「英霊」という言葉に酔い、自己陶酔の中でうやむやに片付けてしまうのはただの自慰行為でしかないのだ。
 
 
「英霊」など存在しない。
そこにあるのは防げ得た人災による無意味な死のみ。
ただ、それだけだ。
 
 
注記:
「英霊」という言葉を否定したからといって、
犠牲になった将兵達のことを貶めるつもりは一切ない。
劣悪な環境の中、自国ために最後まで命を投げ打って闘った将兵には
ただ敬意を抱く他ないと考えている。
だからこそ余計に、そんな彼等を犬死させた当時の政府・軍部を強く批判したいのだ。
そして、「英霊」という言葉のまやかしにより、過去を背負うことを避け
国土を焦土とされたほどの幾多の失敗がスルーされることに強い懸念を覚えている。

東亜解放の嘘

先の記事に関連して、
お間抜け太平洋戦争が決してアッチ系の言う「聖戦」などではなかったという根拠を記してみよう。

アジア解放戦争ではなかったという根拠(その1)
大東亜戦争という呼称が開戦後につけられたものであること。
大東亜戦争という呼称は、昭和16年12月10日の大本営政府連絡会議にて
「今次戦争ノ呼称並ニ平戦時ノ分界時期ニ附テ」の協議が行われ、
昭和16年12月12日に閣議で「大東亜戦争」と呼称することが正式に決定した。
ちなみに、海軍案は「太平洋戦争」で、正式決定後も海軍では「太平洋戦争」が
使用されたそうだ。
アジアの解放を目的として実施された戦争であれば、
開戦後の閣議などではなく、開戦前に陸海軍及び政府の「共通認識」として
すんなりと呼称が定まっていたのではないだろうか?

アジア解放戦争ではなかったという根拠(その2)
開戦前の日米交渉において、アジアの解放を日本が要求した事実がない。
開戦前、日米両国間で、戦争回避のための交渉が行われていた。
(アメリカに戦争回避の意思がなかったとかの議論はここでは置いておく)
最終的に、アメリカ側から渡された要求「いわゆるハルノート」に対して、
日本政府(特に軍部)が激昂し、交渉の打ち切りを決定。開戦への道へ突き進むことになる。
もし、日本の目的が「アジア解放」であったのなら、当然主敵であるアメリカに対し、
日本の要求として「アジア地域の解放」が求められたはずだが、日米双方の要求案に
「アジア解放」を示唆する文言は見当たらない。
以下が、ハルノートを受け取る前の日本側の案。甲案・乙案の二通り用意されていた。
 
日本側の案
【甲案】
1.通商無差別問題においては、無差別原則が全世界に通用されるのであれば
太平洋全地域即ち支那においてもその適用を承認する。
2.三国同盟による参戦義務が発生したかどうかの解釈はあくまで自主的に行う。
3.支那駐兵は防共政策から概ね25年程度駐屯を続けるが、平和成立と同時に撤兵を開始し、
2年以内に撤兵を完了する。
4.仏領印度支那へ駐留している軍隊は支那事変の解決又は公正なる極東平和の確立と共に撤兵する。
 
【乙案】
1.日米両国政府はいずれも仏印以外の南亜細亜及び南太平洋地域に武力進出を行はざることを確約す。
2.日米両国政府は蘭領印度に於いても其の必要とする物資の獲得が保障せらるる様互いに協力するものとす。
3.日米両政府は相互に通商関係を資産凍結前の情況に復帰すべし。
南部仏印進駐の日本軍は北部へ移動し、米国政府は年100万トンの航空機用揮発油の対日供給を確約す。
4.米国政府は日支両国の和平に関する努力に支障を与ふるが如き行動に出ざるべし。
そして、ハルノートの内容。
 
ハルノートの内容
(1) 米国政府及び日本国政府は英蘭支ソ泰及び米国の間にと共に多辺的不可侵条約を締結する。
(2) 両国政府は米英支日蘭及び泰政府間に仏印の領土主権尊重に関する協定を締結する。
(3) 日本は支那及び仏印より一切の陸海空軍兵力及び警察力を撤退させる。
(4) 日米両国は中華民国政府以外の如何なる政権をも軍事的、政治的、経済的に支援しない。
(5) 日米両国は外国租界及び居留地内およびこれに関連せる諸権益をも含む支那にある
一切の治外法権を放棄するものとす。
両国政府は外国租界及び居留地に於ける諸権利に、1901年義和団事件議定書による
諸権利を含む中国に於ける治外法権放棄につき英国政府および其の他の政府の同意を
取り付けるべく努力する。
(6) 日米両国は互恵的最恵国待遇及び通商障壁引き下げを基本とする新通商条約締結の交渉に入る。
(7) 日米両国は相互に資産凍結令を廃止する。
(8) 円ドル為替安定につき協議する。
(9) 両国政府が第三国と結んだ如何なる協定も本協定の目的即ち太平洋全地域の平和と矛盾
するが如く解釈されてはならない。
(10) 両国政府は他の諸政府をして本協定に定められある基本的な政治的及び経済的諸原則を遵守し
且つ之を実際に適用せしむる為其の影響力を行使するものとす。
いったい、日本はどのあたりで「アジアの解放」を要求しているんだい?
さらに、それ以前の日米交渉のやりとりでも、アジア地域の解放を日本が要求したというような
内容は見つけられなかった。
どこで「アジアの解放」を訴えていたのだろうか?
妄想の中?

アジア解放戦争ではなかったという根拠(その3)
下記の閣議決定事項による、政府・軍部のアジア地域に対する考え。
1941年12月20日大本営政府連絡会議決定の「南方占領地行政実施要領」(抜粋)
【第― 方針】
占領地ニ対シテハ差シ当リ軍政ヲ実施シ、治安ノ恢復、重要国防資源ノ急速獲得及作戦軍ノ自活確保ニ資ス
占領地域ノ最終的帰属竝ニ将来ニ対スル処理ニ関シテハ別ニ之ヲ定ムルモノトス
【第二 要領】
七、国防資源取得ト占領軍ノ現地自活ノ為民生ニ及ボサザルヲ得ザル重圧ハ之ヲ忍バシメ、
宣撫上ノ要求ハ右目的ニ反セザル程度ニ止ムルモノトス
八、現住土民ニ対シテハ皇軍ニ対スル信倚観念ヲ助長セシムル如ク指導シ、
其ノ独立運動ノ如キハ過早ニ誘発セシムルコトヲ避クルモノトス
1943年5月31日御前会議決定の「大東亞政略指導大綱」(抜粋)
六、ソノ他ノ占領地域ニ対スル方策ヲ左ノ通リ定ム。但シ(ロ)(ハ)以外ハ当分発表セス。
 (イ) 「マライ」「スマトラ」「ジャワ」「ボルネオ」「セレベス」ハ帝国領土ト決定シ
    重要資源ノ供給地トシテ極力コレカ開発並ヒニ民心把握ニ努ム。
 (ロ) 前号各地域ニオイテハ原住民ノ民度ニ応シ努メテ政治ニ参与セシム。
 (ハ) 「ニューギニア」等(イ)以外ノ地域ノ処理ニ関シテハ前二号ニ準シ追テ定ム。
 (ニ) 前記各地ニオイテハ当分軍政ヲ継続ス。
どこが「解放」なんだろうか?
 

百歩譲って・・
実はアジアの解放のためにアメリカ(連合国)に戦争を挑んだと仮定する。
 
そうなると、日本は「自国の益をまったく考えず」さらに「まったく勝利のアテもない」戦争を
「アジア諸国のために」行ったということになる。
(何度か書いたが、この国はマトモな戦争計画すら持っていなかったのだから)
 
個人レベルであれば、「お人好し」という言葉で肯定的に解釈することも可能だろうが、
国家レベルで言えば、まったく弁解の余地もないお間抜け野郎ということになる。
国益なんてなにも考えず、勝ち目の無い(ということは、目的を達成できる見込みのない)
戦争に国民を引きずり込み、多大な損害を与えたことになるからだ。
 
「自国の益のため」いちかバチかの賭けにでたというのならまだしも、
他国のために自国民の命をかけて、無謀な戦争にうってでるなんて・・・
 
当時の欧米列強の植民地支配を肯定する訳ではないが、「敵を知らず己を知らず」
ただ正義感のみで後先考えない戦争に踏み込むなんて間抜けを通り越している。

もちろん、アジアを解放する意図はまったくなかったとはいえ、日本がアジア諸国に進出・占領し、
宗主国の軍隊を追い払い、その威信を地に堕とさせたことが、独立の「きっかけの一つ」になったことは
間違いないと考える。
その点に感謝している現地の方も多数いらっしゃるということも認識している。
しかし、これはあくまでも「終わりよければ」の結果論であり、
決して日本は「アジアの解放のため」に戦った訳ではないということは
認識しておくべきであろう。

だいとーあせんそー

「聖戦」「大東亜戦争」
 

いつ聞いても、思わず吹き出しそうになってしうのだが・・
 
 
思想的な右翼ではなく、まぁ、いわゆるアッチ系の人の口からよく耳にする言葉やね。
 
戦後の一般的な呼称である「太平洋戦争」を用いずに、なぜ「大東亜戦争」という呼称に固執するのか。
おそらく、「大東亜共栄圏」設立のための「聖戦」であり、侵略戦争ではなく自衛戦争だ!
ということを強調したいがため、その呼称を用いているのだろうが・・
(ちなみに、戦中は「大東亜戦争」が正式呼称だったようだ。)
 
いわゆる、アッチ系の人達はよく口にする。
 
曰く、「日本はアジア諸国の解放のために、大東亜戦争を戦った。」
曰く、「大東亜戦争に侵略性はなく、まったくの自衛戦争だ!」
 
どこをどう捻じ曲げれば、そんなたわ言がほざけるのだろうか?
つか、彼らは一体なにを「擁護」したいのだろうか?
 
あの、くそまぬけな戦争(太平洋戦争)は、「どのように戦争を導き、どのようにして終わらせるのか?」
という「戦争計画(戦略)」すら持たず、ほとんど「感情にまかせて」国家の命運をかけた「戦争」という行為を
おっぱじめたという、史上例をみないお間抜け戦争だった。
 
そもそも、大きな原因の一つとなった日中戦争(支那事変)にしても、
なにがしかの戦略的意図をもった戦争ではなく、ただ、「戦争してたくさん武勲をあげたいなぁ」
くらいの気持ちで軍部が独走した結果、最終的に国家を破滅させる戦争にまで発展したという、
本当に残念なくらい情けない戦争だったのだ。
満州進出の最大の戦略目的である「対ロシア防衛」の資源を食いつぶしながら・・
(そのときに軍部が用いた常套文句が「ここで戦いをやめたら、戦死した『英霊』に申し訳がたたない」
というアッチ系が大喜びしそうな呪文♪)
 
「統帥権の干犯」やら「日本の生命線」やらのくだらない屁理屈をこね回し、
中央政府の意向まで無視して暴走する姿は、現在の、いわゆるアッチ系の連中の思考とダブって見えて、
「あぁ、なるほど」と妙に納得させられる部分もあるね。
 
 
中国に対して、自国の国力を消耗させるという以外に何の意味も持たない戦争をふっかけたことは、
アメリカとの関係に決定的な悪影響を及ぼした。
日本による中国市場の独占を阻止するためさまざまな圧力(経済制裁)をかけ、
ついには石油の全面禁輸という手段に踏み切らせるに至ったのだ。
 
石油が入ってこなければ、近代国家はやっていけない。
追い詰められた日本はついに、アメリカとの戦争を覚悟し、国力比で11:1といわれたアメリカに対して
「戦略なき戦争」を仕掛けることになった。
(単純に考えれば、11人の相手にやみくもにケンカを吹っかけるようなもんかね。
 素人でも「おいおい!」とツッコミたくなるようなお間抜けぶりやねぇ・・)
 
アメリカにとっては、まさにラッキー!「おいおい、マジ?『どっきり』か何かじゃないの?」
と思うくらい外交戦略がうまくハマったというところやろ。
まず、ナチスドイツの嵐が吹き荒れるヨーロッパ戦線に介入する口実ができた!
絶対に負けることはない小国日本をたたきのめし、中国をはじめアジアに対する影響力を拡大する
きっかけが転がり込んできた!
つまり、「思うツボ」にまんまとハマってしまったっつーわけだ。
 
おまけに、伝統的にクソの役にも立たない人間の巣窟である外務省の致命的なミス
(前の記事でも触れたが、やつらはなんと、「宣戦布告文書」を相手に渡すのが遅れた、
という信じられないミスを犯してしまったのだ!!)により、真珠湾奇襲は宣戦布告前の
攻撃となってしまい、アメリカ人に「ジャップの卑怯な攻撃」というイメージを植え付け、
「リメンバー・パールハーバー」として日本人に対する憎悪と戦意高揚に「貢献」する!
といった、犯罪的な無能ぶりを発揮するというオマケまでついてしまった。
おかげで、いまだに日本人は「卑怯者」のレッテルを完全に払拭することができない。
(そんな状況で何が「誇り」やねん・・)
 
さて、そのクソマヌケ戦争・・じゃなくて「大東亜戦争」は「国家戦略なき戦争」と記述したが、
さすがに概要レベルではいくつかの案があった。
 
短期決戦案:
開戦劈頭にアメリカの軍事力に大打撃を与え、ハワイから西海岸に進撃、アメリカ国民の戦意を喪失させ早期講和を目指す。
長期持久戦案:
南方資源地帯(インドネシアあたり)を占領し長期持久体勢を築く。
 
といった案だ。

いずれにしても、資源(特に石油)なしでは戦争は遂行できない。
南方資源地帯の奪取は第一段作戦の作戦目標として実施され、日本は次々とそれらの地域を占領していった。
つまり、
東亜(東アジア)への進出は、石油をはじめとする戦略物資が欲しかった日本の勝手な都合だったわけだ。
 
ちなみに、太平洋戦争の開戦前に日本がアメリカ、イギリス、オランダに対して、
「アジアの植民地を解放すべきだ!でなきゃ日本はそれらの国々と手を携えて戦うぞ!」
みたいな姿勢をしめしたという話は聞いたこともない。
「大東亜戦争」という言葉がいかにインチキくさいか・・・
 
 
話が長くなってしまったが・・
 
つまり、いわゆるアッチ系の連中は本当に何を「誰を」擁護したいのだろう?
中長期的な戦略的思考もなく、やみくもに戦線を拡大しついに国家の破滅に導いた大陸派遣軍(関東軍)?
暴走する軍部をとめられず、国家が破滅の道に突き進むのを手をこまねいてみていた政治家?
アジア各国で蛮行を重ね、沖縄や満州では自国民まで見捨てた「無敵皇軍」の将兵?
世界一の戦闘機ゼロ戦?無敵の戦艦大和?コスプレ美少女アニメキャラ?
 
いわゆるアッチ系はこうも言いうね。
 
東京裁判における戦犯なぞはデッチアゲだ。神の国、美しい国ニッポンにA級戦犯なんていない!
 
まぁ、これについてはまったく同意する。
東京裁判はただの茶番だ。
マヌケな作戦指導で無意味に死地に追いやられた一般の兵士や、沖縄や満州で皇軍に見捨てられた方々、
その他国内の罹災者、そしてアジア各地の占領地で日本兵により様々な被害にあわれた方々。
かれらに裁く権利を与えたら、裁かれるべき人間の数はいかほどになることか・・
でも、現実にはそれらの罪人どもは何の罪にも問われず、なんの責任も取らず、
戦後も何食わぬ顔で権力の座に居座り続けている。
そして彼らの後継者達も・・
(一億玉砕??じゃぁ何でお前等は生きとるねん??)
 
俺は思想的には若干「右」だと思っている。
だが、あの15年戦争および、それにいたるまでの数々の事件や政府の対応について、
まったく共感できる部分が見当たらない。
 
いわゆるアッチ系がよく主張する「当時の国際情勢」うんぬんについても、
言い訳にもならないと思っている。
もう少し政治家が有能だったら、中国・韓国をはじめとするアジアの国々からこれほど恨まれることもなく、
対中国問題をもっと賢く対処していればアメリカとの戦争も回避できたかもしれない。
満州・中国に対する米英の権益を保障してやれば、それだけで「当初の目的(戦略)」である
対ロシア(ソ連)の満州方面への進出の抑止力になったはずだし、
国共内戦の仲介役としてうまく立ち回れば、無意味な戦争で国力と人命を濫費することも
避けられたかもしれない。
 
つまり、「当時の国際情勢」うんぬんを勘案したとしても、日本がもっとうまく立ち回る余地は
十分にあったと思うのだ。
それを、「神の国」だの「一等国」だの「無敵皇軍」だのとのぼせ上がった政治家、役人、軍部、
そして一部のいわゆるアッチ系な国民がこの国の鼻面を引き回し、
日本全土を焦土とさせることになる、「大東亜戦争」への道へと引きずり込んだのだ。
 
まぁ、「神」だの「英霊」だのを持ち出され、治安維持法等によりがんじがらめに
言論を統制された当時の日本にあって、○○な政府や軍部には文句の言いようも無かったのだろうな。
少しでも反戦的あるいは反政府(反軍部)的は発言をしようものなら「非国民」だの「アカ」だのレッテルを貼られ、
特別高等警察にしょっぴかれ拷問を受け・・
これじゃあ、マヌケな戦争にも反対のしようがないやね・・
 
そんな国、なんだか将軍様が統治する北の某国みたいじゃないか・・
 
 
beg*****さん
日本人もそろそろ、軍事力に裏打ちされない外交は、相手にされない。
 
って分かってきたようだ。
 
民主党政権の最大の功績(笑)

上記ニュース記事に対して「そう思う」1位のコメントだ・・
 

大笑い!
 
 
所詮コイツらはこんなもんなんだね
 

欧米や中東を見渡しても、日本より軍事予算は少ないものの
発言に影響力はある国はいくらでもある
 
第二次世界大戦以前まで、あれほど日常茶飯事のごとく紛争を繰返していたヨーロッパが
ここ半世紀、ソビエト崩壊による内戦がらみ以外でほとんど戦争が起きなかった理由を考えたことがあるのだろうか?
 
もちろん理由は大小様々あるはずだが、ぶっちゃけ「戦争による儲けが見込めなくなったから」なのだ。
 
戦略も計画もなく戦争を始めるような国は15年戦争時の我がニッポン国くらいなものだと思うが
本来戦争は政治のひとつの手段でしかない。
外交上の目的を達成するためのひとつのオプション。
当然のことながら、目的を達成するにあたり「収支」というものが大切になる。
 
兵器の発達による破壊力の向上、価格の高騰は戦争の実施とその後の復興に多大な負担を強いるようになり
戦争期間中の国内経済や対外貿易への影響を考慮すると、たとえ「戦闘」に勝利できたとしても「戦争」に勝つことはほとんど不可能なのだ。
 
今、この地球上で唯一その負担に耐えることができるのが合衆国だが、
その彼等とて、全額自己負担はつらいものだから、賛同者を募って「みかじめ料」をとっている。
よほど経済的な格差がある場合は別だが、ほぼ先進国と呼んで差し支えない国家同士の戦争はありえないのだ。

 
 
上記コメにも関連するが、
あたかも、某C国が沖縄に攻めてくるかのように煽る連中もいる。
しかしながら、上記理屈をあてはめるとちゃんちゃら可笑しい与太話ということになる。
 
偵察技術の進歩した現在、奇襲攻撃などというものはまずありえず、準備段階で開戦の意図をつかむのは容易なことだ。
兵力の動員・集結、物資の移動・集積、輸送用船舶の手配、とてもじゃないが、隠密になどできない。
ということは、相手国(この場合は我がニッポンやね)も当然相応の準備をすることになる。
つまり、地域は限定されるとはいえ、総力をあげた殴り合いになる可能性が高いわけだ。
 
ミサイル一発数百万、戦闘機1機数億、船舶数十億〜数百億、その他燃料、弾薬、食料
将兵や後方支援要員の手当て、戦死、戦傷病者への手当てや年金
 
戦争期間中だけでなく、戦後もいったいどれだけのカネがかかることやら・・
 
おまけに、地図を見てもらえればわかるとおり、沖縄は比較的に上海に近い場所にある。
沖縄周辺が戦闘地域になった場合、当然のことながら上海の交通路は海空ともに影響を受ける。
ようするに中国のドル箱都市の通商路がマヒする可能性があるわけだ。
その悪影響に中国経済が耐えられるか
当然、中国が先制攻撃をした場合、国際世論は日本に同情するであろう。
となると、経済的に苦しくなっても諸外国からの援助はあまりアテにできない。
もちろん、戦後の経済立て直しの際にも国際社会は中国を冷たく扱うだろう。
そこまでして、沖縄を攻撃することによりどんな利益が生まれるのだろうか?
 
百歩譲って、一時的に沖縄の主要な島に上陸できたとしても占領・維持にはこれまた膨大な費用がかかる。
つまり、どう考えても「戦争による儲け」なんて見込めないのだ。
それどころか、引き際を誤ると国家財政が破滅する可能性もある。
外交に関しては老獪な中国政府がそのくらいのことをわかっていな訳がない。
つまり、本格的な日本侵攻などありえないっつーことやね。
#せいぜい、国境での嫌がらせ程度
 
 
 
ようするに、こういうこと!
 
日本の防衛を脅かしているのは隣国などではなく
戦略も何もなく、ただ「嫌いだから」という感情的な理由だけで
周辺国を敵視し、いたずらな軍備増強を叫ぶような連中なんやね。
 
そいつらこそ、本当の意味で「反日」っていうんじゃね?

もう、こんな季節やね

今から約65年前、昭和16年(1941年)12月8日。

択捉島単冠湾(ひとかっぷわん)から出撃した航空母艦6隻を主力とする帝国海軍機動部隊(第一航空艦隊)は
厳冬の北太平洋を横断しハワイ諸島近海に到達。
第一波攻撃隊183機(艦戦43機、艦爆51機、艦攻89機)、第二波攻撃隊171機(艦戦36機、艦爆81機、艦攻54機)の攻撃隊を持ってアメリカ太平洋艦隊の根拠地たるオアフ島真珠湾を奇襲攻撃。
使用された機体は当時世界最高レベルの性能を誇り、同じく最高レベルの技量を持った搭乗員達で編成された
帝国海軍航空隊の活躍は目覚しく、ハワイに存在した航空基地をあっという間に叩き潰し制空権を奪取、
アメリカ太平洋艦隊の戦艦8隻を含む多数の艦艇に大損害をに与え歴史的な大戦果をあげる・・・
 
と、この真珠湾攻撃により、太平洋戦争の火蓋が切っておとされた。
(厳密には違うのだが、細かいところはおいといて^^;)
 
あ、あと「大東亜戦争」っつーアッチ系用語もおいといて
 

彼我の損害比率を見れば、帝国海軍の大勝利。
しかし、その勝利の影で、日本が抱えていた問題がいくつか浮き彫りになった
 
【問題1】絶望的犯罪的なまでに無能な外務省の能力
真珠湾攻撃に先立ち、アメリカへの宣戦布告は攻撃の30分以上前に行うことが閣議決定されていた。
そしていよいよ開戦の日、宣戦布告向けてワシントンの大使館へ命令書(もちろん暗号)が送られたが、
それこそ国家の存亡をかけた命令であるにもかかわらず、大使館員のお粗末な不手際により
攻撃開始時刻に間に合わなくなり、真珠湾攻撃は「日本による卑怯なだまし討ち」と評価され、
アメリカの敵愾心、抗戦意欲を高める結果となった。
しかも、この件については誰も処分されず、外務省の調査結果も公表されないという徹底ぶり。
戦後ものうのうとエリートコースを歩んだということだから、お話にもならないね。
この無能さと無責任体質は戦後もしっかりと引き継がれたようだね。
 

【問題2】国家危急の折りにもかかわらず、適材適所とは言いがたい硬直化した人事をのうのうとしでかす官僚体質。
真珠湾攻撃を実施した海軍第一航空艦隊の司令長官は南雲忠一という人物だった。
この人物は駆逐艦を率いて戦う水雷戦のエキスパートで、航空機を主力とする航空艦隊の司令長官としては
適任とは言いがたい人物だった。(無能という意味ではなく)
彼より航空機の扱いについて詳しい人物は複数いたのだが、
海軍の年功序列に邪魔され司令長官に抜擢されるようなことは決してなかった。
例えていえば、王監督がサッカー日本代表を率いているのと同じで、
真面目に国の存亡を賭けた戦争をしているとは思えない人事やね。
翻って現在を見てみるとどうだろう。
日本の官庁・官僚の人事って何か変わったのかな?
 

【問題3】国運を賭した攻撃といいつつ、戦力の集中・戦果の拡大が不徹底。
真珠湾攻撃は当時の連合艦隊司令長官山本五十六の「短期決戦案」に基づいて立案された。
国力に圧倒的な差があるアメリカに対しては、開戦劈頭に奇襲攻撃で大打撃を与え、
息をつかせず攻撃を重ねて被害を与え続け、アメリカ国民の戦意喪失を狙うしか「負けない」方法はない。
という信念から、一撃でアメリカ艦隊の主力と主根拠地に大打撃を与えることが出来る真珠湾攻撃を主張。
当然、その賭博性の高さから海軍軍令部内では反対の声が多かったのだが、それを押し切って推進した作戦だった。
まさに乾坤一擲、国の興廃をかけた一戦だったのだ。
にもかかわらず、当時まだまだ主力扱いだった戦艦部隊は同行しなかった。
さらには、攻撃成功後、徹底した戦果拡大を行わなかったこと。
先の問題点2と絡むのだが、適任者ではない司令長官の力量不足及び、海軍軍令部の命令の不徹底により、
真珠湾の港湾施設、燃料タンク、そして攻撃範囲にいた空母(主目標)への攻撃機会を失い、
みすみす戦果拡大の千載一遇のチャンスを逃すこととなった。
お手本とした英国海軍の「見敵必殺」の精神に程遠く、闘志むき出しで死に物狂いで戦うというよりも
与えられたマニュアルや命令の範囲内でしか行動できない気質というか体質というか・・
これまた今も変わっていないような気がする。
 

etc..疲れたのでそのくらいで
 

つまり、何が言いたいのかというと
結局、今の日本人というのは太平洋戦争の開戦前と全然変わっていないのではないかということ。
 
無定見で行き当たりばったりな政府。(自民も民主もね)
無能無責任を絵に描いたような高級官僚。
批判能力を自ら放棄してしまったマスコミ。
物事を深く考えず、表面的なイメージだけで「風潮の乗っかる」のが大好きな国民。
 
戦後、現在の憲法により権力の暴走、特に軍事力の扱いについて歯止めがかけられていたため、
戦争のような国難らしい国難に遭遇することは免れてきた日本。
ところが近年、憲法を改正し軍事力をもっと手軽に用いることができるよう画策がされている。
しかし、相変わらずの外交音痴。国益より党益・省益を優先する政治家・官僚の体質。
そして、そんな政治家連中を喜んで支持するきまぐれでおめでたい国民。
 
そんな状況で、連中に軍事力という危険なオモチャを自儘にさせて大丈夫なの?
ましてや、核兵器なんて。。
何だか、その場の雰囲気とか「イケイケ」な気分とかで戦争とか始めちゃうような気がするんだが・・

 
ん?そんなことはない?
 
ほんと?

隣国で緊張が高まり、国内政治も宿題山積みの中、
「つぶやき」やケータイぴーぴーを焦点として不毛な争いをする2大政党。
 
そんな状況下、歌舞伎役者の酔っ払い事件を延々と垂れ流し続けるマスコミ。
 
気がつけばボンボンとヤ○ザとタレントとスポーツ選手に占領されている国会。
 
自衛のため、平和のため、国際協力のため、地球温暖化防止のため、ボケ防止のため。
てきとーなお題目を唱えておけば、コロリと騙されるおめでたい国民性。
それを煽って喜ぶほぼ脳死状態のマスコミ。

 
ほんとに、ほんと〜に、大丈夫かい?
 
俺が心配性なだけ?
 
 
だとしたら、誰か説明してくれ
一体、65年前と今と、日本人がどのように変わったのかを
 
 
えっ?平均身長が伸びた?

・・・・・・そうですか 

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