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Englebert Velo-Magazine(アングルベールヴェロマガジン)
1958年の5-6月号に掲載された
特集「フランスのシクロモーター」(ダニエル・ルブール)です。
フランスのシクロモーター 1958 イントロ
その2 シクロモーターとヴェロモーター
その11 Hemy
おまけ
マヌ・フランスのヴェロモーターの広告、その説明文を解読してみました。
ヴェロモーター "HIRONDELLE"
クラッチ、ライト、キャリア付 すぐ走り出せる装備 詳細仕様:
高強度パイプによる専用フレーム
平行四辺形でかつ中央バネと2本支柱の強化伸縮フォーク
ライディングポジションに応じて自由に配置が可能な特殊機構付きのクランク(あるいはフットレスト)
エンジン 2ストローク、1気筒、100cm3、ボア49mm、ストローク52mm、アルミシリンダー、
高効率冷却の強化スティール放熱フィン取り外し可能なシリンダーヘッド
ディスククラッチ ライト用の電磁コイルを分離した高性能フライホイール"SAFI"
始動をスムーズにする特殊機能がついたキャブレータ"AMAC"
自動注油システム
プレススティールによるサドルタンク、しっかり閉まり、燃料計つきタンクキャップ
チェーン駆動、最新の高性能マフラー、丈夫な鉄リム、ステンレススポーク、防水ハブ
アンチスリップ強化タイヤ、600×50
2輪パワフルブレーキングシステム
大きく囲みこむマッドガード、フラップつき
強い塗装、ニッケルクロム鍍金、セルフロッキングナット、 磁気フライホイールによる完全なライトシステム、パワフルライト 頑丈なキャリア、ストラップつき、キックスタンド アクセサリー: ポジション調整可能な大型コンフォータブルサドル
キャリア用大型バッグ、工具、注油ビュレット、リペアキット付属
フレーム取り付けポンプ、メンテナンスマニュアル |
シクロモーター
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詳細
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Englebert Velo-Magazine(アングルベールヴェロマガジン)の
特集「フランスのシクロモーター」(ダニエル・ルブール)を 解読しています。
[ここから特集「フランスのシクロモーター」 のつづき](茶色の文字が解読結果です。) シクロモーターはフランスで生まれたと最初に書いた。 ミランや、フランクフルト、アムステルダム、ブリュッセルのモーターショーに行けば、
海外の製品もとても優れている事が判る。 フランスのシクロモーターで進歩があれば、それは近隣へもすぐに波及していった。
でも逆もまたしかりで、エンジンでも(3速、強制空冷)、ボディでも(フルカバーのスクーター) 海外発の技術はたくさんあるのも事実だ。 今、フランスメーカーは海外メーカーと厳しい価格競争を強いられる事態に陥ってしまっている。
でもこの価格競争が、必ずしも技術的な進歩の結果とは限っていないのがとても残念だ。
Daniel Rebour
ダニエル・ルブール
−おわり−(最後はルブールの愚痴でした。)
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特集「フランスのシクロモーター」(ダニエル・ルブール)を 解読しています。
[ここから特集「フランスのシクロモーター」 のつづき](茶色の文字が解読結果です。) Evolution generale
進歩したところの概要 全てのシクロモーターをここで記すことができれば良いのだが、
同じもので名前だけ異なるような製品も多くあるので、さすがにそこまではできない。 その代わり、主な新技術について簡潔に記すことにする。
リアサスペンションの必要性はどんどん高まっているが、
その可動範囲がどれだけあれば充分なのかということも大切で、
少なくとも50mmは必要である。 新しいScoutexのリアサスは、60mmになっている。
フロントフォークのサスも、テレスコープ型ならいまや当たり前だが、
できればアールズタイプや、Neimanゴムリングの方が明らかに望ましい。 燃料タンクも、サドルと一体のものなら、5リッターを越える充分な容量が確保できる。
ホイールは600や500が主流になり、ハブもドラムブレーキである。
サドルはコンフォータブルタイプで、
ライトはパワフル(時には対向車に迷惑がかかってしまうほど)、
マッドガードとチェーンガードは、幅広く、包み込むような形状で、
とてもありがたいものになった。 塗装はどんどん明るくクリアになってきている。
そしてエンジン性能も向上し、今ではシクロモーターはすっかり安全で経済的な乗り物となっている。
−つづく−
で、昔のシクロモーターから連想したランドナーの電動アシスト化です。
(これもそろそろまとめなきゃ。)
私のイメージとしては、
前輪のNITTOキャンピーの左右の三角部分にモーターとバッテリーを配置して、
モーターから駆動軸を出して、
その先についているダイナモの頭に良く似たローラーを前輪に接触させて駆動する
というものです。
特徴は、
自転車への取り付け・取り外しが最も容易ということ。
駆動効率、チャージ効率は、
ローラー駆動なのでおそらく最悪でしょう。
でも一番の問題は、やはり法令による制約です。
(第一章第一条の三 人の力を補うため原動機を用いる自転車の基準)
パナソニックかキャットアイから、出力制御機構付きサイコンが出るのを期待します。
その次の問題は、やはり重いという事です。
根拠は無いのですが我慢できる限界としては、
「モーター+バッテリーで1Kg以内」でしょうか。
これは、電気自動車の進歩に期待して、その技術的おこぼれにあずかりましょう。
持続時間については、時々アシストしてほしいだけなので、それ程長い時間は私的には不要です。
もし重量が十分軽くなるのなら、
「平地や下り坂でチャージした分だけ登りでアシストしてくれる」
というのがフェアな感じがします。
というわけで、以上、実現性の乏しい(無い?)与太話でした。
−ランドナーの電動アシスト化については終わり−
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特集「フランスのシクロモーター」(ダニエル・ルブール)を 解読しています。
[ここから特集「フランスのシクロモーター」 のつづき](茶色の文字が解読結果です。) プレススティールのフレームのシクロモーターの製造台数は、数千万台にも及んだ。
Lucer、Gitane、Tendil、Dilectaを含む多くのメーカーは、
主にドイツから輸入したプレススティールフレームを採用した。 Dilecta
しかし、
Cazenave、Mercier、Follis、Liberia、Favor、Sauvage、Europ、Scoutexや、
上で述べたようにMotobecaneなど、より個性的なものをつくるメーカーもあった。 MercierとEurop
−つづく−(あとすこし)
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[ここから特集「フランスのシクロモーター」 のつづき](茶色の文字が解読結果です。) このスポーツタイプへの流れは、
Favor、Gitane、Captivante、Sauvageなど、他社へと広がっていった。 ← Captivante
↓ Favor
シクロモーターの進化に伴って"衣装"も重要になり、プラスチック素材に期待が集まった。
Lucerは、Ondineモデルにこのプラスティックカバーを採用した。
このモデルは、Neimanゴムリングによってバランスをとるフォークでもよく知られている。 ゴムリングによるフルサス
ポリエステル製ボディの
前衛的なシクロモーター
だそうです。 1957年
−つづく−
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