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「0落語」
節分
ここは。。。お江戸の繁華街・・・・・両国の大通り
あちこちで・・・・「おにはそと〜〜〜〜ふくはうち〜〜〜」の大声が
響いています・・・・・
そんな中を・・・・てくてくと。。。暇つぶしなのか。。。貧乏横丁の長屋の住人。。。
「ふくすけ」が。。。。歩いています。
「いんにゃあ。。。あちこち。。。豆が。。いっぱい。。転がってるかとおもってきてみたが。そうは
問屋がおろさないようだね。。。。」
と。。地べたをきょろきょろしながら。。「やっぱり世の中不景気なのかねえ。。。さっきなんか
豆が、ふくろごと・・飛んできたから。らっきーっとひらおうとしたら・・・すぐに投げたやつが
すっとんできてよ」・・・・・
「おいおい。。。なんだってふくろごと投げてんだい?」って。。たずねたらよ・・・・
「いやあ、、、この不景気、、、豆を、まいて。。一粒でもなくなったら。。もったいないからねえ」
だってよ。。。。。「まったく。。。。しみったれたやつだねえ」・・・・
と。。自分は。。人様がなげたものを・・・拾いにきてるということを。。すっかり忘れたのかね
この「ふくすけ」さんは・・・・・・・・・・・・・
そんなこんなで。。。大通りを三往復もしたでしょうか・・・・やっと・・・・二十粒ほどの。。豆を
拾って。。。。「まあ・・年の数には。。ちと。。。すくないが。。いただきますかね」と
ぽりぽり。。。たべていると・・・・・
ある一軒家から・・・・「ふくはうち〜〜〜〜おにもうち〜〜〜〜!!」と・・・・奇妙な
掛け声が・・・・・
「ふくすけ」さん。。。いやあ。。聞き間違いか!!???と。。また声がきこえるのを。。。
待っていると・・・やはり・・・「おにもうち〜〜〜〜!!!!」と。。。言っています。。。
「なんだなんだ???この家は。。。。おにもうち????」と興味深々で。。。
その家を。。。覗いた・・・・・「ふくすけ」さん・・・・・・・あ!!!
納得してしまいました・・・・・・
この家のすぐ横には。。。。「見世物小屋」があり。。。。。看板が・・・
その看板には。。。。黒黒とした毛筆で。。。「とれたての鬼みせます!!」と・・・・・・
なんと・・・・「おにもうち」と言って・・・家に呼び込んでは。。。見世物に。。。。いやあ
なんて・・えげつない商売を。。。。。。。。。。。。。
はい。。。。おあとが。。。よろしいようで・・・・
ありがとうございましたあ・・・・・・
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