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表題の2作品はそれぞれ違った意味で 決して楽しい作品とは言い難い後味でした
 
「ネブラスカ〜」は痴ほう症の父と息子のロードムービー 
母が亡くなった後 実家の父と向き合い付き合った数年を思い出しました 
辛い訳ではないけれど言っているいることがストレートに伝わらないもどかしさ・・・
年老いて行くことの切なさや感覚が甦りました 集約すると「もどかしい!」
周囲は勿論ですが 老いた人にとっても身体が思う良いにならない 周囲が理解してくれない
もどかしさがあり 周りも当たり前のことが通じない「もどかしさ」が 問題です
本作の旅につきあう息子は心優しいですね 不器用だから出世とも無縁ですし
女性とも上手くいかない・・・でも 老いた父を思い遣る心の持ち主ですから
きっと いつかはと応援したくなりました 
口うるさいだけと思った肝っ玉母さんも 中々でした
お金に群がる人間の醜さもさることながら 老いて行くことの切なさをヒシヒシと感じる所が
老いの初心者には辛いのかもしれません(汗)
 
【解説】
サイドウェイ」「ファミリー・ツリー」のアレクサンダー・ペイン監督が、
怪しげな当選賞金を受け取るべくネブラスカへと向かう年老いたガンコ親父と、
その旅に付き合うハメになった息子が繰り広げる珍道中の行方を心温まるタッチで描いた
全編モノクロによるハートフル・ロード・ムービー。
主演は本作の演技でカンヌ映画祭最優秀男優賞に輝いたブルース・ダーン、
共演にウィル・フォーテ、ジューン・スキッブ、ステイシー・キーチ。
 アメリカ北西部のモンタナ州に暮らす老人ウディ・グラント。
ある日、100万ドルの賞金が当たったという、どう考えてもインチキな手紙を受け取る。
ところがウディはそれを信じ込み、はるか遠くのネブラスカまで歩いて賞金を受け取りに
行こうとする始末。息子のデイビッドは、周囲が何を言ってもまるで耳を貸さない父に
根負けし、無駄骨承知で彼を車でネブラスカまで連れて行くことに。
そしてその道中で、ウディの生まれ故郷に立ち寄る父子だったが…。  〜all cinemaより
 
これまで脇役だったブルース・ダーンが堂々の主役 上手かったです!
ステイシー・キーチ 何で見たのだったか 懐かしい・・・でも嫌な役でしたが
 
「ダラス・バイヤーズクラブ」は マシュー・マコノヒーとジャレッド・レトーが
主演&助演男優賞をW受賞した作品でもあります
マコノヒーは大幅な減量でエイズ患者ロン・ウッドルーフを演じ 
レトーも減量してトランス・ジェンダーのエイズ患者を熱演 まずビジュアルで圧倒されます
1980年代のアメリカ まだまだエイズへの偏見も強く 主人公ロンもゲイに対しては
強い偏見を持っています 多分当時のアメリカではこれが一般的だったのではないでしょうか
日本では未だに当時のアメリカと変わらないかもしれません
 
【解説】
「キラー・スナイパー」「マジック・マイク」のマシュー・マコノヒーが、
実在した不屈のエイズ患者を体当たりで熱演し絶賛されたヒューマン・ドラマ。
エイズに対する偏見が強かった80年代のアメリカを舞台に、エイズ治療に無策な政府や
製薬会社に公然と反旗を翻し、国内未承認でも有効な治療薬の販売ルート確立に尽力した
カウボーイ、ロン・ウッドルーフの戦いの軌跡を描く。
共演はジェニファー・ガーナー、ジャレッド・レトー。
監督は「ヴィクトリア女王 世紀の愛」のジャン=マルク・ヴァレ。
 1985年、テキサス州ダラス。酒と女に明け暮れ、放蕩三昧の日々を送るマッチョな
ロディオ・カウボーイ、ロン・ウッドルーフ。ある日、体調を崩した彼は、
突然医者からHIVの陽性で余命30日と宣告される。ほかの多くの人同様、
エイズは同性愛者がかかる病気と信じていたロンにとって、
それはあまりにも受け入れがたい事実だった。それでも生きるため、
エイズについて猛勉強するロン。やがて、アメリカでは認可された治療薬が少ないことを
知り、有効な未承認薬を求めてメキシコへと向かう。
そして、トランスジェンダーのエイズ患者レイヨンの協力を得て、
大量の代替治療薬を国内のエイズ患者にさばくための仕組み“ダラス・バイヤーズクラブ”を
立ち上げるロンだったが…。          〜all cinemaより  
 
何しろ主人公のロンは 病気発症以前はあまりにも勝手で暴力的ですらある人物なので 
エイズの治療薬を認めさせるために尽力したとは言っても
アンダンテには受け入れがたい人物 しかし彼の様な人でなければ
あのような活動もできなかったと言うこともできますから そこを充分に演じ切ったことが
アカデミー賞に結びついたのだと思います
助演のレトーは良い家のお坊ちゃまながらゲイだったことで父からも拒否され
刹那的にエキセントリックに生きる役を熱演していました
どちらもある意味 美味しい役ではあるかもしれません 
音楽はC&WやT・レックスが大活躍でした 
 
どちらの作品も役者は上手いし 作品としても良いけれど見るのには気力が必要かも
元気がある時に観た方が良さそうです DVDでも良かったかな〜
 

閉じる コメント(26)

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「ネブラスカ」はモノクロの画面が味わい深くて、この映画の内容にもピッタリ合っているように思えました。
僕もいつかこんな頑固親父になって、子供を困らせてしまうのかなぁ。
「ダラス」は静岡、始まったと思ったら、二週目からもう夜九時の一回のみの上映になってしまい、観に行けそうにありません。
残念。

2014/4/24(木) 午後 0:25 出木杉のびた

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のびたさん♪
ついこの間まで介護する立場だったのが老いは我が身に迫っております。そんな意味でも身につまされ過ぎて切なくなってしまいました。
TBありがとうございます。
「ダラス〜」は力作だし受賞コンビは凄かったです。感想楽しみにしております。

2014/4/24(木) 午後 3:10 アンダンテ

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『ネブラスカ』はやはり自分に置き換えて観てしまいました。
老いよりも醜いものもいろいろ出てきましたね。
年を取るからといって尊厳が無くなる訳ではない事を、感じさせられました。
TBさせてくださいね。

2014/5/6(火) 午後 0:52 木蓮

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もくれんさん♪
つい数年前まで父のことだったのが、今は自分になってきています ほんと、冷や汗ものの事があったりで「ネブラスカ〜」はリアル過ぎ・・・。
TBありがとうございます。

2014/5/6(火) 午後 6:11 アンダンテ

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もくれんさんのTBから跳んできました。(^^;
両作品とも考えさせられるけれど、印象に残る作品でした。
ネブラスカはどこにでもいそうな家族だけに、自分と重ね合わせるところも多いですよね。
ダラス〜の方は、時代とアメリカという国を感じさせられます。
しかし、キャストは両作品とも素晴らしかったですね。
TBさせてくださいませ。

2014/5/14(水) 午後 8:43 choro

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choroさん♪
「ネブラスカ〜」は亡父を思い出してしまうシーンが多々あって、やるせなくなってしまいました。とはいえ何だかんだ言いながら見守る家族がいるのは幸せなことですね!
「ダラス〜」時代もアメリカでの地域もあるのでしょうが、病気とも闘い社会とも闘わざるをえなかったのは壮絶でした。マコノヒーは元々得意ではないのですが、上手いですね。それ以上にレトーも上手かったです!W受賞は納得ですね。
TBありがとうございます。

2014/5/16(金) 午前 9:55 アンダンテ

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ネブラスカはモノクロがロードムービーの雰囲気をより盛り上げて凄く良い味でしたね。
二人の旅はぎこちなくて遠回りだったかもしれないけれど、最後の「凱旋」が痛快だったし心温まりました。
TBお願いします!

2014/5/24(土) 午後 11:23 かず

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かずさん♪
ほんと、それぞれ表現の違いはあるものの家族なんだな、と感じさせてくれましたね。
TBありがとうございます。

2014/5/25(日) 午後 0:27 アンダンテ

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78歳のブルース・ダーンが名演?でしたね。地元の自治会で同い年の役員の方がいますが、矍鑠としています(^^)
記事のされていおるもう1本は、8月に見れる予定なんでそちらも楽しみにしています。
こちらからもTBお願いします。

2014/7/9(水) 午前 10:29 atts1964

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attsさん♪
B・ダーンが上手いだけに亡父の事を思い出し、切なくなつてしまいました。あと、我が身にもすぐそこまでなので思いは複雑で
「ダラス〜」も楽しみにしていますね。
TBありがとうございます。

2014/7/10(木) 午前 10:01 アンダンテ

やっぱりギンレイで「ネブラスカ…」観ちゃいました.
やはり自らの身に当てはめてしまい素直な感情移入はできませんでした.でも好い作品でしたね.デヴィッド格好良すぎデス(笑).トラバ返しさせてくださいね.

2014/7/17(木) 午後 10:49 チャコティ副長

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チャコティ副長さん♪
介護経験の有無で見え方が違いますよね。やはり亡父を重ねてしまい、穏やかな気持ちでは見られませんでした 本作では、口は悪いけれど連れ添ってきた妻も同行してくれる優しい息子もいて、ホッとでき良かったです。
TBありがとうございます。

2014/7/18(金) 午前 8:19 アンダンテ

こんにちは♪お邪魔するのが遅くなってご無礼しております。
私も「ダラス〜」の主人公には同情できませんでした。
前向きな生き方で行動的なのは良い事と思いましたが。
『ネブラスカ〜』は、おらが村では上映なかったです(泣!)。機会有ればDVDで!
『ダラス〜』のTBさせてください♪

2014/7/23(水) 午後 4:17 風森湛

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しずかさん♪
いえいえ、何の何の。
ダラスのマコノヘイさんは偉かったのでしょうが、諸手をあげて賞賛はできませんでした!
T&Bありがとうござります。

2014/7/23(水) 午後 10:02 アンダンテ

「ネブラスカ」を観て、次男のデヴィッドのように、優しく懐深く親を受け入れていかないといけないと反省しました。難しいですけれど。
「ダラス・バイヤーズクラブ」は「ネブラスカ」に比べて、自分の身に置き換えることがなかった分、俳優の演技に没入できて、まだ見やすかったです。
両方トラバさせてくださいね。

2015/4/15(水) 午後 1:43 オネム

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オネムさん♪
既に双方の両親を送った身としては反省することも多いです。あの時、あーすれば良かったかな?とか。その時出来ることをする…それぞれが自分の方法で…かなと思います。自分以上のことは出来ないですから。
「ダラス〜」は今となってはマシューの激痩せが印象に残っています
二本のTBありがとうございます。

2015/4/16(木) 午前 9:33 アンダンテ

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今頃見た「ダラス・バイヤーズクラブ」ですが、評判通りの演技でした。
確かに彼は身勝手な男でしたが、彼がHIVの方達の命を救うために、神様が7年もの延命してくれたのかもなんて少し思いました。
こちらもTBさせてくださいね。

2016/4/23(土) 午後 8:17 木蓮

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木蓮さん♪
二人が役を演じるに当たっての減量は鬼気迫るものがありました!確かに余命は神様が彼にプレゼントしたのかもしれませんね。
TBありがとうございます

2016/4/24(日) 午前 7:32 アンダンテ

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ブルース・ダーンが素晴らしくよかったです。カンヌ国際映画祭で男優賞、今更ながらおめでとう。自分の母親も軽い認知症でこの先どうなるか不安でしようがないです。TBさせてくださいね。

2018/3/28(水) 午後 8:14 シーラカンス

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シーラカンスさん♪
高齢者の親を持つ身としても自分がそのジャンルに一歩踏み入れている身としても、切ない…現実的なストーリーでした。
TBありがとうございます

2018/3/28(水) 午後 9:25 アンダンテ

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