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遅ればせながら「海街diarry」を観る 
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「美しい日本の私・・・」鎌倉が舞台だからか まず思い出したのは川端康成氏の
ノーベル賞授賞式でのスピーチだった〜川端康成氏も鎌倉在住だった
 
海と山が近く 入り組んだ坂道が行き交い 鎌倉時代からの古刹が点在する・・・
山には豊な木々が茂り 四季折々の美しさを見せる
神社仏閣には 桜・紫陽花はじめ雨でも晴れでも目を和ませる美しい参道と庭がある
 
姉妹が住まう家は昭和の香りが漂う木造で 門扉も塀も今では見掛けることの少ない
木や竹 葦?を使った懐かしい天然素材ばかり 
ある日突然 母の違う妹を迎えた姉妹たちの日々の物語ではあるけれど
昭和への憧憬とも思えるようなシーンの数々が 淡々と描かれる
「美しい日本・・・」は 景色だけでなく日々の暮らしにも息づいている
一番 印象に残るのは庭の梅で「梅酒」を漬けるシーン
そして おはぎには漉しあんと粒あんがあって「どっちが好き?」と
夏には蕎麦を茹でて精進揚げを添える
しらす漁で上がったばかりの「白魚」を丼にして
謂れのある「しらすトースト」も・・・
美しい景色と共に家庭で普通に営まれてきた習慣を改めて見せてくれた
 
 
咲き誇る桜のトンネル 雨にぬれる紫陽花 新緑の山 初夏の砂浜 風鈴の音  
むせ返るような緑の夏庭 風呂場のうまおい こたつの上のみかん
う〜〜ん 上手いです!
小さな言い争いはあっても また 姉妹が小さなちゃぶ台を囲む
正直 彼女たちの年頃なら家は変えずとも テーブルは置くのではないかな?とも思えるが
あの「ちゃぶ台」があってこその作品だったのでしょうね
皆の視線が低い!椅子に座って見るのと畳の上で見るのでは
庭の見え方も違うんですねえ 
 
お葬式・法事も 久方ぶりに親戚や知人に会う機会でもあって 
主催する側は周囲に気を配りつつ 無事に終わるとホッとする・・・
姉妹たちが祖母の法事が終わり家に戻って 肩の力が抜ける様子に「判るわ〜」と
 
また 亡くなったお父さんも食堂のおばちゃんも
「死ぬ前でも綺麗なものはちゃんと綺麗に見えるんだね」とあったけれど
川端康成氏も良寛の辞世の句や芥川龍之介の遺書を例に挙げ
「人の末期の眼には自然はいっそう美しく映じるものだということ、
『自分の死後も自然はなほ美しい』という感覚の世界を説明し、
日本人にとっては生の場合と同様に死も、自然との合一、自然への回帰であるというような
豊饒自在な世界を説明し、西洋人の死の見方との違いを語っている」  と 
グレー部分の文章はwikiからの引用
「末期の眼」なんですね
 
ドラマティック事件や出来事が起こらずとも 丁寧に造られた作品は
しみじみと心に沁みるのだなと あらためて感じた
少しずつ 時が流れ 皆の心も少しずつ変わっていく
 
それにしても 昔 母が作った梅酒 姑が作った梅の甘露煮
結構 手間暇が掛るし自分で作ったことは無かったな と猛反省 
もう作ってくれた人々も亡くなって数年
今年は梅酒を漬けようと思う
 
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十数年経た梅酒と梅煮(汁は梅ジュースに 実もそのままお茶受けとして) 
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是枝監督の初見でした!
 
【解説】
人気少女漫画家・吉田秋生の同名傑作コミックスを「歩いても 歩いても」
「そして父になる」の是枝裕和監督が映画化。鎌倉の古い一軒家に暮らす3姉妹が、
腹違いの妹を迎え入れ、それぞれに複雑な想いを抱えながらも日々の暮らしを通して
家族としての絆を紡いでいく1年の物語を、鎌倉の四季折々の美しい風景とともに綴る。
主役の四姉妹には綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず。共演に加瀬亮、鈴木亮平、
樹木希林、リリー・フランキー、風吹ジュン、堤真一、大竹しのぶ。
 鎌倉の古い家に暮らす幸、佳乃、千佳の香田三姉妹。父は不倫の末に15年前に
家を出て行き、その後、母も再婚してしまい、今この家に住むのは3人だけ。
ある日、その父の訃報が3人のもとに届く。父の不倫相手も既に他界しており、
今は3人目の結婚相手と山形で暮らしていた。葬儀に参加した三姉妹は、
そこで腹違いの妹すずと出会う。父が亡くなった今、中学生のすずにとってこの山形で
身寄りと呼べるのは血のつながりのない義母だけ。気丈に振る舞うすずだったが、
肩身の狭い思いをしているのははた目にも明らか。すずの今後を心配した幸は、
別れ際に“鎌倉で一緒に暮らさない?”と提案する。
こうして鎌倉へとやって来たすずだったが、最初は自分の母が幸たちの父を奪ったことへの
負い目を拭えずにいた。それでも、異母姉たちと毎日の食卓を囲み、日常を重ねていく中で、
少しずつ凝り固まった心が解きほぐされていく。また、入部した地元のサッカーチームでも
仲間に恵まれ、中学生らしい元気さも取り戻していくすずだったが…。 〜all cinemaより
 
   
 

閉じる コメント(33)

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本音をバンバンぶつけあう家族ドラマにリアリティを感じない私には、この4姉妹の関係にリアルな心地よさを感じて、好きな映画になりました。まあ、美形4姉妹だからこその、心地よさなのかもしれませんが、とりあえずは眼福眼福ということで。TBさせてください。

2015/6/29(月) 午後 8:58 [ einhorn2233 ] 返信する

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attsさん♪
東京から程近く、古都の雰囲気漂う街ですよね。アップダウンがあり緑色濃く海も見える。大都会でない所が、すんなり溶け込める要素だったのですね。
ナイス!&TBありがとうございます。

2015/6/30(火) 午後 2:20 アンダンテ 返信する

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しずかさん♪
ナイス!ありがとうございます

2015/6/30(火) 午後 2:21 アンダンテ 返信する

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まうさん♪
ですよね!ちゃぶ台?と思うのですが、不思議と溶け込んでいるというか、納得できるというか。
古都、鎌倉だからでしょうね

2015/6/30(火) 午後 2:23 アンダンテ 返信する

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einhornさん♪
確かにチョットした言い争い・口げんかは「あるある」な感じでした。姉妹のそれぞれが美しかったですね!女性が見ても自然で素敵でした(現実にはあんな美しい女性はそうそう居ませんが)
TBありがとうございます

2015/6/30(火) 午後 2:25 アンダンテ 返信する

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鎌倉の四季折々の風景と、思い出を繋ぐ料理の数々が印象的でした。

2015/7/5(日) 午後 9:21 やっくるママ 返信する

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やっくるママさん♪
懐かしい日本の香りが漂う作品でしたね。思わず青梅を予約してしまいました。これから梅酒を漬ける予定です

2015/7/8(水) 午前 6:26 アンダンテ 返信する

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本当に丁寧につくられていた作品だと思いました。
やっぱり、日本家屋にはちゃぶ台が合いますね〜。
そこで繰り広げられる姉妹たちのちょっとしたケンカや、カレーを食べるシーンなど、昔の映画やドラマなど彷彿とさせられるものがありました。
桜のトンネルのシーン、きれいでしたね。
梅酒のシーンもとっても好きです。TBさせてくださいね!

2015/7/22(水) 午後 3:54 [ iruka ] 返信する

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irukaさん♪
日本の美しさを再認識できる作品でしたね。言葉も選ばれていてしっとりしていて、ホッとできる作品でした。
食べ物もしっくりと画面にマッチしていて、懐かしかったです!
TBありがとうございます

2015/7/22(水) 午後 8:32 アンダンテ 返信する

思い返してみると、四季おりおりの風景が、丁寧に描かれていて、そこは観るべき点だったと思いました。

TBお返しさせてくださいね☆

2015/7/27(月) 午後 10:18 なぎ 返信する

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凪さん♪
日本の風景、綺麗でした〜。それと共に「食」も美しく描かれていてよかったです!
TBありがとうございます

2015/7/28(火) 午後 2:17 アンダンテ 返信する

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味わい深い作品でした。
きっと彼女たちそれぞれいろんな想いがあるんだけれど、あぁして一緒にいるというのが心打たれます。
TBお願いします。

2015/10/6(火) 午後 9:32 かず 返信する

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かずさん♪
姉妹の暮らしぶりと鎌倉の四季がマッチして美しかったですね。
TBありがとうございます

2015/10/7(水) 午後 3:05 アンダンテ 返信する

おはようございます♪
原作のファンなので映画は観まいっ!と思っていましたが
好奇心に負けて観てしまいました・・・。
美しい風景、長い話をスッキリまとめた是枝監督の脚本は悪くない
・・・とは思うんですが、原作が好き過ぎてやっぱりダメでした(汗!)。
でも仕方ないですよね、興行成績を上げなければビジネスにならない。
それでも漫画で観るより風景は実写の方が数倍美しい♪
andanteさん家の梅、美しいですね〜♪私は1年経ったら食べちゃいます。
TBさせてください♪

2015/10/20(火) 午前 10:32 風森湛 返信する

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しずかさん♪
原作を愛読していらっしゃるのですね。それは中々難しい!同じく原作のある作品はいつも「エッ!?」と思いつつ観てしまいます。
原作を知らないので、結構満足して観てきました。

姑も母も亡くなっているので、もう同じものは作って貰えない・・・と思うと中々食べられません
でなかったら、トットと食べちゃってる
TBありがとうございます。

2015/10/20(火) 午後 10:16 アンダンテ 返信する

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作曲♪心をこめて作曲します♪さん
TBありがとうございます

2015/11/11(水) 午後 11:00 アンダンテ 返信する

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自然の風景とともに、人の暮らしの煩わしさと幸せが過ぎ去っていくような映画でした。子供の頃、母親が梅酒を漬けていたのを思い出します、懐かしくもあります。TBしますね。

2016/5/22(日) 午後 11:30 シーラカンス 返信する

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シーラカンスさん♪
確かに人間関係は幸せをもたらしますが、煩わしいことも多いですね。その機微が良いのかもしれません。
TBありがとうございます

2016/5/23(月) 午前 8:13 アンダンテ 返信する

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たんたんと姉妹たちの心の動きと変化を描いていましたね。とくに結論も出ず・・・。背景はカメラの力で美しく。

TBお返しします。

2016/5/23(月) 午後 4:57 fpd 返信する

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fpdさん♪
仰る所の淡々と、というのが是枝監督の持ち味なのでしょうか?私、結構好きでした。
TBありがとうございます

2016/5/23(月) 午後 5:02 アンダンテ 返信する

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