ここから本文です
日日是好日(ひびこれこうじつ) 〜毎日が好い日〜
コンサートサロン アトリエ ミストラル オーナー 櫻井の音楽とワインの日々

書庫全体表示


続きまして。
6/11(日)に開催の
筒井一貴ピアノコンサート ベートーベン&シューベルト
無事終了しました。

筒井一貴さんは、2015年の「サティが生きたパリの音」
コンサートでの「星たちの息子(全曲盤)」を皮切りに
ショパン「マズルカ&ノクターン」や
チェコプログラム、そして今年2月の風琴音楽会など
実に今回で6回目の登場となり、
アトリエミストラルの大切な演奏家の一人です。

今回は、打って変わって「ベートーベン&シューベルト」
ドイツ語圏のピアノ曲です。
アトリエミストラルのピアノはフランス・パリで作られた
プレイエル(1905年製)。
ショパンやフランスものには抜群の相性ですが
今回、あえてドイツものをお願いしました。

というのも
以前に筒井さんがアトリエミストラルに
ご訪問くださったとき、ベートーベンの悲愴ソナタを
弾いてくださいました。
その時の(いい意味での)力の抜き加減と
過剰な表現をしないからこそ際立つ楽曲の魅力、というものを
目の当たりにしたことが(今回の企画の)きっかけです。

ベートーベンのち密な構成とかっちりとした構造が
柔らかくて耽美なプレイエルに出会うと
どういう風になるのか?

イメージ 1


結果は
ベートーベンのかっちりとした構成が際立ち、
大きな建物のような立体感と、
深い奥行きがありつつ、
温もりや有機的な「匂い」
時々現れるロマンティックな音色に
吸引されるがごとく引き込まれました。

今回のプログラムはいわゆる「定番曲」といわれるもの。
筒井さんにしては非常にめずらしい選曲。
その、「定番」とは何か?というコラムを
プログラムに載せてくださいました。

イメージ 2


特に音の伸びが信じられないくらい鮮明で美しく
その上に乗っかる高音の音符たちの
かわいらしさや切なさには少なからず驚きました。

また、各曲の出だしがどれもみな素晴らしく
一気にその曲の世界観に引き込まれ
聴く側にもある種の緊張感をもたらしてくれました。

後半のシューベルトになると
ピアノがより一層「鳴り」始め
一体どこに行ってしまうんだろう?
と何度思ったことか。

できれば、ずっと弾いてほしかった。
ずっと聴いていたかった(笑)

イメージ 3


この日筒井さんの演奏は、
音符同士の「戯れ」が有機的につながって
まるでそこには楽曲及び作曲者の精神性と
ピアノがあるだけ…とでも言いましょうか。

まさに
「ナニも足さない、ナニも引かない」

↑どこかで聞いたことが(笑)


ただ、お客様が想像以上に少なかったのは
残念というほかなく。。。
コンサートという生ものを取り扱う
難しさを痛感するとともに、
何か新たなアイデアを取り入れていくべきなのかも?
とも感じています。

<プログラム>
ベートーベン
 ピアノソナタ8番 op.13「悲愴」
 ピアノソナタ17番 op.31−2(テンペスト)

シューベルト
 4つの即興曲 D899(op.90)

ピアノ:1905年製プレイエル3bis
調律:さいたまピアノ工房 渡邉孝則

筒井一貴さん、調律の渡邉孝則さん
すばらしい演奏会となりました。
ありがとうございました。
また、
ご参集くださったお客様にも
厚く御礼申し上げます。

これからも質の高い演奏、楽しい企画で
邁進してまいりますのでどうぞお楽しみいただければ
幸いです。

ありがとうございました。


この記事に

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
  • 名前
  • パスワード
  • ブログ

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事