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2011年〜2013年にパーキンソン病治療の新薬がいくつか発売になっています。
2003年につくった「期待される治療薬」のファイルのうち、10年近く経って最近発売になったものがいくつもあります。10年の間に効果を確認できず、発売に至らなかった薬もあります。
1つの薬が開発、製造、発売に至るまでには10年近い歳月がかかるのですね。
 
日本では新薬が発売になってから1年間は14日分しか処方できません。
 
1.ミラペックスLA
  ビシフロール(プラミペキソール)の長時間作用型ドパミン作動薬
    2011年8月に日本で発売になった
  日内変動を軽減するーーーオフの時間を短縮、オフ時の症状を軽減
 
2.アポカイン(塩酸アポモルフィネ)
  2012年7月26日に発売
  オフ時間になった時に注射をすると短時間でオンになる
  L-ドパを内服してから効果が出てくるまでのオフ期の症状を緊急的に緩和する目的で使う
  効いている時間は短い
  緊急的な使用
  注射の仕方の習得、1回の使用量決定などのため入院が必要のことが多い
 
3.レキップCR
  レキップ(ロピニロール)の長時間作用型
  2012年8月に発売
  徐放錠であり、原則的に1日1回の 内服で良い
 
4.ロチゴチン
  2013年2月26日発売
  ニュープロパッチという
  ドパミン作動薬の貼り薬
  成分が皮膚から吸収されるので、効果の持続がほぼ一定で長く続く
  1日1回張り替える
  維持量は各人の症状に合わせて決める
  皮膚が赤くなり、痒くなることがある(かぶれ)
 
5.IPX66
   カルビドパーレボドパ(メネシット、ネオドパストン、ドパコール)の持続放出カプセル製剤
 外国での治験でオフ時間の短縮効果があることが知られている。
 日本での発売は未定
 
6、Duodopa
  レボドパ合剤ジェルの腸内継続投与用
 腸婁を作って直接十二指腸にレボドパを持続注入する。
 日本でも治験
 
7、KW6002(イストラデフィリン)
 世界で初めてのアデノシンA2A受容体拮抗薬
 商品名:ノウリアスト
 2013年3月25日発売承認
 従来のドパミン系とは違う系統で働く
 ウェアリングオフの改善効果がある
 これまでの薬で効かなかったものでも効く可能性がある
 
8、これら以外にも治験中のものや開発中のパーキンソン病治療薬が外国で20以上ある。
  パーキンソン病の治療研究は進んでいる。
・脳の特定の部位への遺伝子治療
・患者自身の細胞を使った移植治療
・現在行われている治療の新しい薬物配送メカニズムーー皮膚パッチ、鼻腔からの吸収を促す剤形など
・パーキンソン病治療薬剤に伴って生じた運動機能障害に対する治療薬
 
現在日本で治験中の薬
・プレラデナント
 ノウリアストに続く第2のアデノシンA2受容体拮抗薬
・HP-3000
 ロピニロール(レキップ)の貼付薬
 
 
 

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