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5/18(火)「孤高のメス」(62本目、試写会15本目) 患者のたらい回しなど現代の医療問題に鋭く切り込む衝撃的な医療ドラマ。 医療ドラマに限らず、プロフェッショナルな人々を描いたドラマ・映画は大好きです。 私のその期待を裏切ることなく、プロの医師を描いた映画でした。 ある地方都市の市民病院に赴任してきた外科医・当麻(とうま・堤真一さん)。 「患者の命を救う」という、医師としてごく当たり前のことを第一に考える人物で、その信念を決して曲げることはありません。 当麻の姿勢は、周りの人間も変えていきます。 看護士の浪子(夏川結衣さん)も当麻と出会い、一緒に仕事をしていくうち、仕事に誇りを取り戻していきます。 そんな中、当時は違法だった肝臓移植手術をするか否かの選択を迫られる事態に・・・。 確固たる信念を持つ医師という役柄に、堤真一さんはぴったりでしたね。 真剣なまなざしと、丁寧な仕事ぶり(手術)。 仕事以外の部分での「天然」ぶりには結構笑えて、当麻という人物を一層魅力的にしていました。 一方、生瀬勝久さんが演じた外科医長・野本の嫌なこと嫌なこと。 患者のことよりも自分の出世を第一に考え、時には患者を見殺しにし、嘘までつく。 本当に嫌なヤツ! (間違ってもこんな医者には担当して欲しくないぞ!) でも野本の存在があるこそ一層、当麻の崇高さが際立っていたのですが。 そして、忘れてならないのは、物語のキーパーソンでもある人物を演じた余貴美子さん。 彼女の熱演に、何度涙を流したことでしょう・・・(号泣!) 映画の中で描かれる手術シーンは、とても緊迫感がありました。 実際の手術を見たことはありませんが、きっとリアルなんでしょうね。 (肝臓って、あんなに大きい臓器だったんだ・・・!) 決して派手ではなく、こつこつとひとつひとつの小さな処置を積み重ねていく様子が、丁寧に描かれています。 半端ない集中力と持続力。時には数時間にも及ぶ手術を行う医師のすごさを改めて感じました。 地方の市民病院と大学病院の関係も興味深かったですね。 決して派手ではないけれど、丁寧な仕事ぶり。 重いテーマだけれど、決して重苦しくない。 当麻の人物像とこの映画そのものは、同じなのかもしれませんね。 |

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僕もこれは楽しみにしてたから見られてよかった。
2010/6/6(日) 午後 4:52
もっさんさん>見応えのあるドラマでしたよね。
2010/6/6(日) 午後 11:50
mossanのところからうかがいました(笑)。
あの生瀬勝久の演じた医者は、恐ろしいですね。患者もかわいそうだし、部下となった人もたまりませんね。従わないと、ひどい仕打ちを受けそうで。
女優では、夏川結衣がドラマ「遠まわりの雨」でファンになって以来、さかのぼって「歩いても 歩いても」をみてさらに感動しました。余貴美子も、うなってしまうほど相変わらず、表情も豊かで。
TBさせてください。
2010/6/10(木) 午後 10:50
fpdさん>野本医長は、ほんと嫌な医者なんですが、あそこまで極端でなくてもあんな医者はいるような気がします・・・。怖いけど。
2010/6/11(金) 午後 11:07