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「 蟻踏めば あっという間に いなくなり 」 虚空
命の不思議、大切さなど何も気づかず、それ程 気にせずに、
更なる 生き物いじめ をやっていた。
・ 蛙に タバコのヤニを舐めさせると面白いよとの、悪魔の囁き
のような誘惑に乗り、父のキセルからヤニを摂取し、やった。
蛙は悶絶し、水辺へと急ぎ 胃袋を吐き出し、裏漉しにして両手
で忙しなく洗った後、暫くして 逃げ去った。
可哀想なことしたとは思ったが、蛙の痛みなんか感じることなく
直ぐに 忘れた。
・ トンボも被害者だった。
イチモンジセセリを草の軸先端に結わえ、それを餌にシオカラト
ンボを捕り、尻尾の先端をちょん切り、長さを違えた草の軸を差
し、どの位の重さまで飛べるかを調べた。
オニヤンマは、葉っぱある軸を刺しても 悠然と大空へ舞った。
かくして、未熟ながらも、少しずつ生き物の命を大事にするよう
になっていった。
だから、地獄で 生き物らに どのような復讐されても致しかたないと思う。
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