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一際かん高い、「 ピュー 、ピュー 」という ヒヨドリの鳴き声を合図に、 起き上がる。 更に足を延ばし、以前に 鮒釣りに夢中になっていた頃に山中で見つけ よく釣れた秘密の野池へと向かう。 しかしながら、その池の真ん中には、新しくバイパス道路をを造るための 橋杭が、突き刺さるように立っていて、池は死んでいた。 さらに見渡せば、その付近の丘は、ゴルフ用の用地として、丸裸にされ、 整地されつつあった。 一瞬、「ゴルフ場のような、緑のきれいな自然」 という言葉が、 頭の中を よぎる。 やめよう、今日は幼児だ。 「 パパ、 オシッコ 」 それきた。 反射的に、「自分でしなさい!」と 言いかけて、赤頭巾ちゃんの姿を 見る。 着ぶくれたと言っても、いいところである。 無理だなあ〜。 抱きかかえて、ズボンを剥がして おしっこをさしてやる。 枯葉に、軽い水音がして、やむ。 抱いたままで、二三度、上下に揺すってやる。 この行為に、どれ程の作用効果があるのかは 定かではないが、 これをやらないと、どうも自分の方の気持が、何故かよく収まらない。 そろそろ家へと うながす まだ蕾しか付けていない 山ツツジの枝が、狭い林道を挟む ように、伸び出して来ている。 「パパ、コノホネ、モッテテ」と、赤頭巾ちゃんは、枯れ枝を拾って は、私に手渡す。 私は 受け取っては、後ろ手で、どんどん捨ててやる。 後で、怒っても、こちらには抱き上げるという、奥の手があるし。 |
赤頭巾ちゃんと青い空
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賢いジジに賢い孫
2010/7/19(月) 午後 1:28
孫娘は もっと もっと 可愛いけんど、これは 35年程前の 実娘との 日常生活を 思い出して 書いたものです ^^
男にだって 父性本能が あるんだから〜 ♪
2010/7/19(月) 午後 7:17 [ ang*a*ugen ]