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観察心と宗教心
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メジロたちは、山に食べ物の少ない冬の日には 住宅街の庭へと、 寒椿や山茶花、次いで初春にアセビの 花の蜜を目当てにやって くる。 彼らは何時も同じつがいで行動し、ウグイス程度の小鳥は二羽で 追っぱらう。 しかし、ヒヨドリには太刀打ちできず、近くに来れば飛び去る。 こんな なか、 なんか狛犬か沖縄のシーサーを真似ているようなカップルを 見つけ、ちょっかいを出したくなった。 どの位の近くの位置で、メジロの携帯写真が撮れるか、やって 見たくなる。 餌付けはいけないが、賄賂はいいらしいので、半切りの蜜柑を 紅葉の枝に刺す。 やはり ヒヨドリがやって来ては、蜜柑を落としてしまうので、 困る。 タカのような短首の猛禽類や、サギのような長首の水鳥に偽せた切り紙 の鳥を 枝に吊るし、その追っ払い効果を調べる。 たいした差異はない。 そうやこうや している内に、メジロに 1.5メートル位まで 近寄っても、逃げなくなった。 身体を縮めて、やっと姿を撮らしてもらった。 この子は、メスだろう、白いアイシャドー をしているから。 うれしくなって、 「 優雅やろ、メジロに いいおじさんと認定されたらしく、 こんな近くで撮れたぞ! 」 と、それぞれに てんでばらばらと生活している家族みんなに 共メールをしたら、共稼ぎで仕事中の一の姫からだけから、昼休み時に 辺メールあり、こんなことを書いてあった。 「 それは それは、優雅なことで! でも、メジロには いい おじさんと 認定されたかも知れないけれど、 ヒヨドリには悪い おじさんと認定されたかもね! ウフフ〜 」 また、このやろう、何時も 一口多いぞ、親の向学心を蝕む。 生まれた時、輪ゴムで口を縛っておくべきだった。 やっぱり、わたしは お邪魔虫なんだ、 ウン! |
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長じても、まだ彼等に迫っていた。
・ ベンケイガニを回してやったら、目を回して真直ぐ歩くと聞けば、 やって見た。 レコードプレイヤーのターンテーブルの上に乗せ回したら、滑るやら 逃げ出すやらで 上手くいなかった。 今なら細い紙テープで軽く貼り付けるとか工夫をするだろうが。 ・ ゾウムシが死んだ振りする不動行動の、敵に襲われた時の有効 性についても 調べた。 電熱器に鉄板を置き虫を乗せ通電したら即 すたこら逃げ出し た。 仮死の中止は外敵の気配有無の感知かそれともタイマーか、 多分気絶なんだろうが、その解除に関しては 専門書にも明記は なかった。 余談だが人が、熊に出会った時には死んだ振りするのは危険で、 下腹に気を込めて 睨みつけながら後退するのが対処法らしい。 ・ トカゲは尻尾をやられた 切り離されてどのくらい動いているのか? 1分も、バカ 逃げるのにそんな時間は不要だろう。 ・ 古社の老楠で、残り少ない キノボリトタテグモを採集観察、 その後 絶滅となった。 ・ 垂らした一本の糸先に粘球を付け振り回し蛾を絡め捕る、生涯 に会えるか会えないかの希少種 マメイタイセキグモも採集した。 ギターを聞かせ、どの和音に反応するを観察しようとしていて、庭の木で 逃げられて しまった。 それで、 彼女に 独身生涯をよぎなく させただろう。 吾は悪虫。
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