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このあいだ書いた横須賀汐入地区の 道路から横に無数に伸びる階段群。 これらはその無数の階段のごく一部ですが まとめてアップしてみました。 どうです? なんか引き込まれそうになるでしょ。 なるんです。 好奇心旺盛な人間ならつい登ってみたくなります。 で、そのうちの一つに登ってみたりします。 山の上の方に住宅が密集しているようなので、 一応そこを目指してみます。 その坂道の上から見渡す景色はどんなにすばらしいものだろう‥という 期待をふくらませながらエッチラオッチラ登ります。 まだほんの少ししか登っていないとき その坂の途中にある家の住人らしき老人が 玄関前の坂道に水をまいて掃除しています。 あきらかにボクは見知らぬ怪しい人なので 「ボクは怪しい人じゃないよ」という意味を込めて 挨拶がてらに声をかけます。 まだ奥に道が続いていたのですが、その先は見ようによっては 行き止まりにも見える感じだったので、そのことを挨拶に利用するのと 「あなたのお宅に用があるわけじゃない、ただの通りすがりですよ」という意味を込めて ふいの闖入者に怪訝な表情を浮かべる老人に挨拶。 「この先は行き止まりですか?」 すると、その老人はにこやかに答えてくれました。 「そうだよ」 ガーン!せっかくここまで登ってきたのに行き止まりだったのか! 老人は続けます。 「この上に登るには山の反対側の小学校のほうから階段を登らなくちゃダメだねぇ」 心なしか、ニヤニヤと満面の笑みを浮かべていたような気がします。 その笑みからは「残念だったねぇ若いの」というニュアンスがにじみ出てます。 クヤチー! その老人に、なんかとても敗北感を感じながら、元来た階段を下ったのでした。 つまりこの異世界への階段は、 その急峻な階段で必要以上に訪問者の体力を奪うだけじゃなく 目的地に容易にたどり着けないための無数に仕掛けられたトラップが、 訪問者の気力までも奪う 魔界の迷宮だったのです。 そういえば階段の途中で、もう何年もさまよい歩いて出れなくなった人や 野たれ死んでいる人を見ました。 もちろんウソですが。
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じゅんさん、こんばんは(^^)
階段フェチには、夢のような世界ですね(笑)
登らずにはいられない色気のある階段ばかりですね、どれもこれも。
謎の老婦人との会話もアメージングに一役買っててグーです♪
私の耳には、何故、階段を上るのかと言う問いに対する、じゅんさんの声が聞こえてきます。
「そこに階段があるからだよ。」
よっ! 平成の階段男♪
2007/11/3(土) 午後 10:17
>銀盤詩人さん
「階段フェチ」‥その言葉を聞いて合点がいきました!
なぜこんな景色に惹かれるんだろうと漠然と思っていましたが、ボクは「階段フェチ」だったのですね!すべての謎がとけました。
「平成の階段男」の称号、謹んでお受けいたします。
ちなみに会ったのはお爺さんで老婦人ではありません。
バケツの水を勢いよく階段脇の側溝に流していましたが
坂が急なため、激流になっていました。
ついでに、この前のブログの記事↓
http://blogs.yahoo.co.jp/anibondad/51574819.html
2007/11/3(土) 午後 10:29
平成の階段男さまへ。 是非尾道市へ行かれることをおすすめします。
きっと楽しめると思います。
2007/11/4(日) 午後 6:13
>ボスポラスさんおひさしぶりです。
「尾道」は階段業界の聖地ですもんね。一度行ってみたいとは常々思っているのですが、いかんせん広島は遠い。
今気がついたのですが、ボクがエジプトなんかより中米のマヤのピラミッド(神殿)に惹かれるのは、それがジャングルにあることだけじゃなく(無類のジャングル好きですから)、あの立派な階段に惹かれているのかも知れません。
2007/11/4(日) 午後 7:43
諸星大二郎氏が初期の頃にこういう階段をよく描いていたような気がします。
なんていうか、人間の深層心理に訴えかけるところがありますよね。
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2007/11/4(日) 午後 10:20
>もちさん
新宿の地下街で迷う話なら読んだことがあります。
おっしゃる通り、こういう細い路地裏に迷い込むような階段というのは人間の深層心理に訴えかけるんでしょうね。人の心を吸い込む魔力を持っているような気がします。
2007/11/4(日) 午後 11:05
わかりました!
なぜ人はこのような細い階段を見ると「引き込まれる」ような気持ちになるのかの答えです。
それは「階段にはベクトルがある」からです!
普通の景色を漠然と見ていても、そこに「方向性」といったものは別段感じませんが、こと階段、特に細い階段に関しては、人は自然とそこに「方向性」つまり「上に登っていく矢印(ベクトル)」を感じてしまうのです。写真を見ているとそこに矢印を書き込みたくなるでしょう。それが「引き込まれるような気持ち」の正体です。
ただ駅や広場などの横幅の広い階段に関してはあまり矢印を感じません。つまり引き込まれないのです。
我ながら鋭い分析!さすが「平成の階段男」!と自画自賛しておきます。
2007/11/4(日) 午後 11:18