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ここ何年か、ブログを放置しっぱなしだったので、
ボクも参加しているチーム職人魂というグループの活動報告を 怠っていました。 (近況はチーム職人魂のフェイスブックページにて公開しています) https://www.facebook.com/team.shokunindamashii/ で、去年作ったのが蒸気機関です。 これにはストーリーがあります。 以前、面白い機械を自分たちで作っている我々チーム職人魂の様子が、テレビ番組で紹介されたのですが、それをたまたま観ていた、ある女性の方からお手紙をもらったのが始まりです。 その女性の30年前に亡くなった父親が、自分の小さい町工場で、たった一人で手作りで蒸気機関の模型(実際に動くもの)を、たくさん作っていたのです。 NCの工作機械などない、汎用旋盤、フライス盤、ボール盤ぐらいしかないような工場で、真鍮の塊を削ったり半田付けしたりして、ものすごい精工な蒸気機関をたくさん作っていたのです。 どうやらゆくゆくは実際に蒸気で動く、蒸気機関車の模型を作り、商売にしようと思っていたそうなんですが、その夢が叶う前に亡くなってしまったのです。 そして残された工場には2〜30個の蒸気機関模型。 娘さんにとっては、そういう「機械の面白さ」というのがよくわからないので、処分してしまおうかとも考えたらしいのですが、しかし一方で父親が愛情こめてせっせと作っていたものなので捨てることもできず… そんな折、テレビを観ていたらチーム職人魂というグループが大田区にあって、面白そうな機械をいっぱい作って楽しんでいる様子が。 「この方々ならば、父親の残したたくさんの蒸気機関模型を有効に活用してくれるのでは」と思い、手紙をくれたのでした。 そして引き取ってきた蒸気機関模型。 これがなかなか良く出来ています。 レバーで正転・逆転の切り替えまでできる複雑な機構も 手のひらサイズの小さい機械なのに、しかもNC機械を使わず、汎用の旋盤・ボール盤・フライス盤とあとヤスリと半田付け(ロウ付け)だけで、かなり精工に出来ているのです。 で、メンバーで話し合った結果、「ボクたちがその意思をついで蒸気機関を作ろう」ということになりました。もちろん見本にするのは、その方の父親が手作りした蒸気機関です。 そしてなんとか動くものが完成し、今年2月のおおた工業フェアで、ボクたちの作った蒸気機関はお披露目することができました。 この蒸気機関は、裏にそんなストーリーがあったのです。 |

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