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こないだホームセンターのコーナンに行きました。
ボクがレジに並ぼうとするのと同時にレジに並ぼうとしたオジサンがいましたが、
「これひとつだけだから」と、手に持った家庭用洗剤一個を示してきたのでレジを先に譲りました。
値段はたしか数百円だった気がしますが、そこでおもむろにそのオジサンはカードを取り出しました。
「これでお願いします」
そんな安いもの一個買うのにでもカードを使うのか‥
まぁ小銭を持ち歩かずなんでもカード決済する人はいるけど、これがその現場なのか‥
新聞代でもVISAが使える時代やからなぁ‥
しかしなんでもカード払いなんて金持ちっぽいなぁ‥なんて、
そのときはそんな感心のしかたをしていたのですが、
レジのお姉ちゃんがひとこと
「一回払いにしますか?」
‥いや、まぁ、それは聞くのは当然です。逆に聞かないといけないことなのです。
そのお姉ちゃんはマニュアルに従って、規則通りのことをしたまでです。
したまでなんですが、なんか変な感じは拭い去ることはできません。
「はい、一回でお願いします」
とそのオジサンも普通に返しています。
でもきっとこれは聞かれたほうも、もちろん聞いたほうも
「そんなもん分割にしてどないすんねん!」という腹の中の思いはあったと思います。
思いますがお互いそれを口にするのは野暮ってなものです。
つまりお互いそんなはずはないと思っていても、一応お約束としての一連の会話をしている‥と。
わかっていながらする一種の芝居だと。
なんか不思議な空気でした。
でもきっとここが大阪なら
「ほな10回で」
というボケを絶対言うやろなぁ。
言うてくれて言われてるようなもんやからなぁ。
「えっ?10回ですか?」
「冗談に決まってるやん、誰が数百円のもん分割で買うかい」
「そらそうですよねぇ、あははははは」
で、二人で大笑いする‥と。
ここまでの一連の流れは確実に想像できます。
間違いなく大阪のオッサンはそんなことを言います。
目の前に撒き餌をされたようなもんです。食いつかないハズはありません。
しかしマジメな関東のオジサンはそんなことは決して言わないのでした。
ま、たった数百円のものをカードなんかで買うからこんなケッタイなことになるんやと、
後ろでレジを待ちながら思ったボクでした。
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