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たなかじゅんのヨモヤマ日記
漫画家たなかじゅんのブログです。ツイッターもやってます juntnk FBもやってます。

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帰属問題

ただいま原稿中ですが、いつもより進みが早いようです。
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都道府県の地方区分への帰属問題というのがあります。

今回、地震で大きな被害に遭われた新潟県
その新潟県は何地方なのか。

たとえば関東地方といえば、もうそれはブレがありません。
昔から関八州といわれるように決まっています。
東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・群馬・栃木 です。
(関八州は武蔵・相模・上総・下総・上野・下野・安房・常陸の八州)
これ以上なにも足さない、なにも引かない。

四国地方九州地方も、ブレがありません。
これは独立した島なので当たり前です。ブレようがありません。

ブレがあるのは、近畿地方(関西地方)・中部地方(東海地方)・北陸地方などです。

たとえば関西=近畿といわれますが、違うという説もあります。
近畿地方は地政学的な区分ですが、関西地方はもっと文化的な区分だとか。

関西地方においてブレがないのは
京都・大阪・兵庫・奈良・滋賀・和歌山 の二府四県ですが
そこに三重は入るのかどうなのかという
三重加入問題が、いつも議論の的になります。

三重は一般に東海地方といわれたりしますが、
言葉は関西弁(京阪式アクセント)だし、伊勢や伊賀などは近畿とのつながりが深いところです。
(三重出身の友人に直接聞くと「関西やで」と言い張っていました)
しかし経済的なブロックでは、四日市など中京工業地帯の一角をなしていますし、
近畿地方のテレビの天気予報では、三重はいつも微妙な色分けになっています。
それは近畿地方ではないと言いたいけどひょっとしたら近畿地方に付随するかもしれないから
一応色をつけとくのが無難だろうという日和見的な態度をとっているんでしょうか。

福井県も微妙です。
福井は一般に北陸地方ですが、福井でも南部はとくに
言葉は関西弁だし、経済的にも京都や滋賀とのかかわりが深いからです。
道州制の議論でも関西州に入りたいという思いが強いようです。

同様に四国の徳島も、言葉や文化や経済を含め
ほとんど関西といってもいいような状態です。
ここもまた天気予報では微妙な色分けです。
(四国地方はブレがないと思ったのに、こんなところにホコロビが)

で、北陸地方ですが
ふつう福井・石川・富山の三県をさしますが、
じゃあ新潟はどうなのかという問題が出てきます。

なぜなら新潟は古くは越後の国。
もっと古代には越(コシ)の国の一部だったからです。
越の国の京都に近いところから順に
越前(福井)・越中(富山)・越後(新潟)となったわけで
つまりは北陸の国ではないかと。

(ちなみに新潟県の京都に近い方から順に上越・中越・下越 といいますが
これも越前や越中の人からすると「なぜに越の字を独占する!」という感じになるのでは)

しかし昨今、関越自動車道や上越新幹線のおかげで
ほかの北陸の県とくらべ関西圏よりもむしろ関東圏とのつながりが深くなっています。
天気予報でも関東にプラスされ関東甲信越とされます。
ちなみに電気は東北電力だったりします。

調べるとこの小学校5年生の社会科で習う何々地方とかいう日本の地域区分というのは
管轄する官庁や事業体や団体によって違うようです。
たぶんに便宜的なものなのです。。

そんなことの何が問題かというと
まぁ日常的には大した問題じゃないのですが、そのあいまいさがときに
トラブルの元になったりすることもあるのです。

以前、全国の知事さんが集まる何かの会合があったとき
三重県を中京ブロックにしたために、知事さんが憤慨したとかなんとか。
そういうことがあるので主催者側もとても気を使わなければならないそうです。

たんに便宜的な区分だとしても、
その地方にとても文化的なプライドやコダワリを持っていたりする人が多いので
(知事さんならなおのことそう)それを間違うと失礼なことになったりして
空気が重くなり、まとまる会議もまとまらなかったりするんだそうです。

実は根が深い問題かもしれません。

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