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あるベクトルが働くという話。 CQ出版さんに取材を受けたときもそうでしたが 他でもいろんなウェブ上のサイトなどで 「ナッちゃん」の製作過程などが紹介されるとき 誤解された書き方をされることがよくあります。 主にコンピュータ系などの理系の分野にいる人の文章に多いのです。 以下のような誤解。 ナッちゃんに出てくる機械はCADを使って設計されている まったく違います。 CADなんて使っておりません。 CADをコンピュータを使って設計や製図することの意味だとすれば ナッちゃんの機械の絵は、もちろんパソコンは使っていますが あれはCADなんかとは言えません。 パソコンを使って描いたマンガのキャラのカラーイラストが CGではあってもCADとは呼ばないように。 ハッキリ言うと僕のしている作業は単なる切り貼りです。 紙に手で描いたバラバラのパーツをスキャナで取り込み フォトショップ上でレイヤーに分けて表示しているだけです。 パソコンの処理能力が遅くメモリも少なかった連載初期〜中期にかけては カッターとノリでやっていた作業をパソコンで置き換えただけです。 もちろんパソコン上で設計もしません。 これをCADと言ったらCADに失礼です。 もちろん説明のときの図などは ウチのオンボロマックのクラリスワークスのドローソフトを使うこともありますが あんなものはCADとは言いません。 あと楕円の同心円やネジ部分など、楕円のテンプレートではムツカシイ部分は そのドローソフトで楕円部分だけを描かせますが、それだけでは使えないので それをプリントアウトして、ペンで描きたしたりホワイトで修正したりして 部品の絵を仕上げていきます。 結局は手描きなのです。 これは楕円のテンプレートの代用をしただけでCADなどではありえません。 しかし、そのことを説明しているのにもかかわらず CADを使って機械の設計をしているなんて書かれてしまうのは 一体どういうワケなんだろうか? 思うに「CAD」というカッコイイ言葉を使いたいという そういう気持ちが、コンピュータ系などの理系の分野にいる人に多く 同じベクトルの誤解のある文章を書かせてしまっているのではないでしょうか。 「CADを使っているぞと書きたいベクトル」 ここでもう一度声を大にして言っておきます。 機械はすべて(一部楕円を除き)手で描いています! あとどこかのサイトの書評でナッちゃんのことを 板金屋の娘と書いてあるのがありましたが 全然違います。 ドアのヘコミやバンパーのキズを直したりする商売ではありません。 雨樋やダクトの板金加工をする商売でもありません。 いやべつに怒っているのではないんやけどね。
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