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千葉県の外房、鴨川近くにある仁右衛門島というところに行ってきました。 ボクは知らなかったのですが、南房総国定公園・千葉件指定名勝の地なのでした。 ここが面白いのは、対岸の港からほんの数メートルの目と鼻の先の距離にありながら、 いっさい橋などでつながっていなく、島に渡るには手漕ぎの渡し舟に乗るしかないということ、 しかも島には一軒しか民家がなく、島自体がその民家の当主の平野さんの所有で その当主の平野さんは代々仁右衛門の名を継いでその島を守っているということ、 だからその島の名が当主の名をとって仁右衛門島ということです。 島の中央の山の中に「平野仁右衛門」の表札のかかる石造りの堅牢な門があり その中に仁右衛門さんの邸宅があるのでした。 仁右衛門さんはまだそこに住まわれているのですが、一部を観光客に開放し 見学できるようになっています。 島全体が砂岩で出来ているので、その上に基礎を築いて家を建てるのは さぞ大変だっただろうと思われます。 門のところに立って「どうぞこちらへ」と案内してくれる老紳士がいましたが あとで渡し舟の船頭さんに聞くと、その人が第38代平野仁右衛門さんその人だと 教えてくれました。38代って!(@@;)すごすぎ … この島には源頼朝が逃げ延びてきた伝説や日蓮上人が修行した伝説などがあり なかなかに興味深いところでありました。 なんでそんな島へ行ったかというと、その地がボクの大好きなマンガ つげ義春「ねじ式」の舞台に使われたところだというのを何かの本で読んだからです。 たしか仁右衛門島の対岸のひなびた漁村がそうだと。 行ってみると、周りの南房総の明るいリゾートっぽい景色とは違い、 その仁右衛門島と対岸の漁村一帯だけ、ひなびたというか枯れたような景色なのです。 今でもそうなのですから、かつてつげ義春氏が尋ねたであろう昭和40年ごろといえば もっと寂しい感じだったでしょう。 そんな寂しい感じの町の景色に惹かれて今回訪ねたのでした。 しかし車で走っていて思いましたけど、東京湾をはさんで対岸の三浦半島とは 気候風土もよく似ているはずなのに、その様相が全く違うのはナゼ? 三浦半島は「さみしさ」はみじんもなく、割といつもニギヤカな雰囲気なのに 房総とくに南房総(安房の国)のさみしさといったらたまりません。 今回はまだ10月になったばかりで緑も多く陽光さわやかだったので、まだマシでしたが 初めて行ったときは2月で、そりゃもうさみしいのなんの。 ここは首都圏じゃありません。 J-WAVEも入らないし。 でもいいところでしたヨ。 下から2番目の写真は島のみやげ物屋で買った絵葉書のパッケージの写真。
一番下の写真は仁右衛門島から向かいの太海(ふとみ)地区を撮った写真を パノラマ風につないでみたもの。画像をクリックしてね。 |

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