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たなかじゅんのヨモヤマ日記
漫画家たなかじゅんのブログです。ツイッターもやってます juntnk FBもやってます。

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恐ろしい‥‥

ネット上(2ちゃんねる)での書き込みで話題になり、後に映画やドラマなどにもなり
大ブームになったリアルタイム進行型恋愛ストーリー大感動巨編に『電車男』というのがありましたが

ほんのつい最近、同じようなリアルタイム進行型スレッドがありました。
その名も『社宅男』
これも『電車男』のような一大感動巨編になると思いきや、
その内容はとことん恐ろしく、ある意味ものすごく問題作なのでした。

詳しくはここのまとめスレッドを見て欲しいのですが
http://www29.atwiki.jp/matome-tera/pages/182.html

簡単に説明すると、メーカーに勤める社宅住まいの男・社宅男
子会社から出向してきた技術者Aという男やその妻
子会社から来たという理由と、A夫婦が子無しだからという理由でバカにし
社宅内でボス奥と呼ばれるお局奥さまと社宅男妻が
犯罪スレスレの、それはもうひどいイジメというか嫌がらせをくりかえしていたのが
実はA氏は資格を沢山持っているものすごい優秀な技術者で
取引先の大会社から頼み込んで招聘してもらっていた人だったことがわかり
そこからすごいことになるというもの。

社宅男は焦って妻を問いただします。一体A奥にどんないやがらせをしたのかを。
話し出す妻。
その内容たるや‥‥ぞぞぞぞぞ

いやもう、読み進めるうちに恐ろしくなってきます。
「な、なんでこんなイジメができるのだろう‥!」
本当にすごいんです。


恐ろしかったのは、職場の人間関係や上下関係がそのまま持ち込まれる
「社宅」の中の閉鎖的コミュニティーの弊害というのがどれほど恐ろしいものかということが
垣間見れてしまったということです。
まるで中学の女子たちがよくやっていた学級裁判のような感じといったらいいのか
仲良しグループからはみ出すことの恐ろしさは尋常じゃないです。


ネタバレさせてもらうと、実はこの話はいわゆる釣りだったのです。
「社宅男」自身が書いている文章ではなかったのです。

しかし、じゃあまるでウソ話だったのかといえばそうではなくて
あった内容はほとんど事実で、ただしこれを書いたのが「社宅男」ではなく
被害者のA夫人であったということなのです。

A夫人が受けたあまりにもひどい犯罪スレスレ(いや犯罪もあった)行為の数々を
犯人側の視点で書き込みしたということなのでした。



この顛末を読んで、同時に以下の3つの思いにとらわれます。

1)「釣りにみんな騙された」という悔しい思い
2)「いや、しかし内容は事実なので騙されたとはいっても、本当に騙されたわけではなかった」という
   安堵の気持ち
3)「いや、事実なら、これは本当にヒドイ恐ろしい話じゃないか!」という憤り

この3つの思いが心の中をぐちゃぐちゃ〜っと襲ってきます。

なんというか後味のいいような悪いような話でした。

おかげでまたひとつメディアリテラシーが上がりました。

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