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たなかじゅんのヨモヤマ日記
漫画家たなかじゅんのブログです。ツイッターもやってます juntnk FBもやってます。

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表裏一体

言葉には、表の意味裏の意味があります。

表の意味とは、文字通り、言葉どおり、額面どおりの意味です。いわゆる建前です。
裏の意味とは、表の意味に隠されている本音(かもしれない)部分です。

たとえば、前の総理の福田サンなど、政治家の方がよく使うセリフ

「前向きに善処します」
「検討中です」
「遺憾に思います」

これなどは表の意味は、それぞれ
 
「うまくいくように頑張って努力します(うまくいくかどうかはわからない)」
「考えています。問題に取り組んでいます」
「非常に残念でならないし、かつまた憤慨している!」

しかし、これらの言葉が額面どおりではないことは国民のみなさんはよくご存知です。
裏の意味(この場合は正確な意味)をそれぞれ書くと

 「意見は一応聞いたけど、なんにもやらないよ」
 「なんにも考えてませんよ」
 「残念だなぁぐらいは思っているけど、とくに相手を非難したりはしませんよ」

しかし、ハッキリそれを言っているわけではないので
言質がとれないので、それを非難しようがないというのが
この手の裏表あり発言なのです。

これは前にも書きましたが「京都人のイケズ発言」と同様のものです。

「まぁええ服着たはりますなぁ」
「お金持ちどすなぁ」
「ええとこへ来はりました、まぁ上がってブブ漬けでも」

何度も繰り返しますがこれはすべてイケズと呼ばれる皮肉ですから
言葉どおりに受け取って喜んではいけません!
そんなことをしたら野暮な田舎モノ扱いです。

裏の意味(この場合も正確な意味)はそれぞれ次の通り

「場違いな小汚い服着てきやがって」
「ようそんなしょうもないもんに金使うなぁ、アホちゃうか」
「メシ時に来くさって、早よ去なんかい」

もちろん京都人がすべてこんな根性悪ではありません
これだけは京都人の名誉のために言わせていただきます。

が、しかし!
こういうセリフを満面の笑顔でサラリと言えるのは京都人だけです
これは間違いありません。

つまり京都は、それほど文化が深いのでしょう。
なにしろ三代前から京都に住んでいても京都人ではないらしいですし
「このあいだの戦争」といえば「応仁の乱」のことですから。

いやいや、京都の話はどうでもいいのです。

言葉には表の意味と裏の意味があり、
多くの場合ひとつの言葉に両方の意味が含まれていて
その割合比率があるということを言いたかったのです。

例えば 

「あなたは美人ですね(5:5)」
「キミのことは本当に信用しているんだ(3:7)」

みたいにね。
受け取る側とその比率を共有できない場合に問題が生じることがあります。
「角が立たないように断っているのに、全くわかってくれない」
などの場合がそうです。

逆に共有できないからこそうまくいく場合もあります。

これを使いこなすのがオトナってやつじゃないかな…と最近思います。
思春期の中学生あたりが「オトナは信用できない!」なんて青臭いことを吐くのも
この「表裏の比率を使いこなす」というスキルがないためかも知れません。


まぁオトナを自負するボクでさえ、よくその比率を読み間違えたりするので
なかなか難しいスキルであります。

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