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身もフタもない話をします。 知り合いのA先生から、先日京都・奈良旅行に出かけたという話をうかがいました。 A先生は歴史、特に古代史が大好きでとても詳しく、よく京都や奈良には旅行されます。 A先生は、熱心な邪馬台国九州説支持者なのですが、 先生からの豊富な知識と論説によって「なるほど九州が有力かも知れないな」と ボクも以前はそう思っていました。 しかし昨今の奈良の箸墓古墳の出土品などにより、 「箸墓古墳こそが卑弥呼の墓ではないか」という論 つまり邪馬台国大和説がにわかに現実味を帯びてきた今日この頃。 そんな話をA先生にふると、ニガニガしい顔をされていました。 そんな話はともかく、 そのA先生、先日の奈良旅行のおり、日本で最も古い神社のひとつである 大神神社(おおみわじんじゃ)に行き、そのご神体である三輪山に登ってきたという話をされました。 (ボクも昔大神神社には行ったことがありますが、山頂までは登ったことはありません) なんでも神聖な場所なので、登るのにはそれなりの格好をしなければならないらしく かつまた山頂での写真撮影はご法度とのこと。 たしかに古代から神聖な場所とあがめられている場所だけあって、 いろいろ感じることがあったそうです。 流行のコトバで言うとパワースポットというのでしょう。 (このコトバはボクは大嫌いですが) 「降りてきてから写真を撮ったのだけども、さすがにすごいところだ」と A先生は多少興奮気味におっしゃいます。 「案の定写真にはオーブがいっぱい写った」と。 ものすごい霊的な場にいたんだということを主張するかのごとく熱く語られます。 ちなみにオーブとは、写真などに写る空中に浮遊するような光のことです。 「オーブですか?そんなものウソッパチですよ」 思わず身もフタもない発言をしてしまったワタクシをお許しください。 しかし言わずにはおれなかったのですよ。 オカルトやスピリチュアルなものをすべて否定する気はありませんし、 世の中まだまだ科学で解明できない事象がたくさんあることも認めています。 しかしオーブなんてものを「霊的なタマユラ」だと単純に何の疑いもなく信じてしまうことに 強い反発心を感じたものですから、つい否定してしまいました。 心霊写真の一種として、オーブと称する物もある。これはフラッシュを発光した際にストロボ光が空気中の水分・ホコリなどに反射し発生する現象である。下記の写真では、最上段のものがレンズ若しくはレンズフィルターに付着した水滴が乱反射を起こす現象で、夜間、露が降りてきたときなどに特に発生しやすい。また、空気中で結露した水蒸気が湯気となりフラッシュ光で乱反射を起こすことがあり、特に地下からの水がわき出るような所や滝の近くでは夏場などによく発生する現象である。 以下はオーブを検証し再現したサイト 先輩の、しかも大恩ある先生に向かって、なんという感じの悪い発言をしてしまったのだろうかと 少し反省しています。 しかし後悔はしていません。 ただそんなイイカゲンなものを 自分の尊敬している先輩先生が単純に信じてしまっている状態が 科学少年(いやもうオッサンですが)としては許せなかったのであります。 ボクの発言のあと、A先生は「いやそれは違う」とかなんとか苦い顔で反論されていましたが バッサリ切って捨ててしまいました。 大人気ないボクをお許しくださいA先生。 ごめんね、ごめんね〜 ただ、言いたいのは 波動・波動水・磁気水(磁化水)・πウォーター・気(外気功)・ホメオパシー パワーストーン・パワースポット・永久機関…などなど 世の中には結構トンデモな事象を単純に信じている人々がまだまだ多く、 それにあやかった商品などに手を出してしまったりする人が多いってことです。 腕のいい町工場のオヤジだった人が引退後、町の発明家として 「波動水発生装置」や「永久機関」を作っちゃったりしているのを多く見ます。 現役時代は尊敬できる技術者だっただけに、そういう話を聞くと残念に思います。 理科離れが言われる昨今の教育情況ですが、 オトナになってから、モノゴトを正しく理解し判断する目を持つためにも モノの仕組みの基礎になる理科教育・物理教育は非常に重要なんだと 強く叫びたいっ! まぁ現在の日本はトップたる首相が夫婦そろってオカルトでトンデモな人たちですからアレですがね。 大丈夫か技術立国日本! 大丈夫か日本の将来!
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