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たなかじゅんのヨモヤマ日記
漫画家たなかじゅんのブログです。ツイッターもやってます juntnk FBもやってます。

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痛た寒い、でもイイ!

今晩はお風呂の誘惑に負けてません。
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買うCDは主に、サルサ、キューバを中心に、ジャマイカ、ブラジル、アフリカなど、ワールドミュージックのトロピカル系がほとんどのボクですが、たまには魔が差してヘンなのも買います。

夕方のJ−WAVEのラジオ番組グルーブラインの中でDJのピストン西沢が、最近やたらかけるアレです。イノキンの「アキバッチ」。

トランス系音楽にのせて、メイド喫茶に来たアキバ系の青年とメイドさんの、それはもう痛々しい会話が展開するというアレです。萌え萌えコーラスがハモリます。

なんというか、背筋にゾゾゾとうすら寒いものを感じながら、しかし聴き入ってしまうという感覚。
寒くて痛い、しかしこんなものを買ってしまったボクは、その寒くて痛い感覚に魅かれているということなのでしょうか! ♪ゴゴゴゴゴゴゴゴ御主人様〜

あとこのあいだ買った「テクノ歌謡曲」のCD。
あれは80年代、YMOが一世を風靡していたころ、歌謡曲も流行にのってシンセがピコピコの歌謡曲「テクノ歌謡曲」がたくさん生まれたのですが、とくに山田邦子や竹中直人などお笑いの人が歌っているやつに、今聴くと「寒くて痛い」ものが多いです。
当時はあれがかっこよかったんだろうか‥
しかし坂本龍一プロデュースの「コンピューターおばあちゃん」は名曲です。さすが教授!

ハードからソフト

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こんな腕で頑張っています。
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ハードからソフトが生まれるという話。

レゲエという音楽があります。
特徴はなんといってもベースラインでしょう。ベースを極端に強調した音楽といえます。
バンド演奏から発展した他のポップスではありえないサウンドバランスです。
なぜそうなったのか。
それはレゲエという音楽の発生の仕方に原因があります。

まずジャマイカは、音楽的に非常に遅れていました。
遅れていたというのは、まわりのカリブの音楽は非常に盛んだったからです。
まず隣国キューバは音楽大国。ソン、ルンバ、マンボ、チャチャチャ、グァラーチャ、ダンソン、グァヒーラ、ボレロ等々数限りないリズムとスタイルを発明し世界的に発信していました。
お隣のハイチは隣国のメレンゲを借用し、コンパ、カデンスという音楽を、
ドミニカは二拍子の激しいリズムのメレンゲを、
フランス語圏では、マルチニークがビギンという音楽を発明し、
それぞれが盛り上がっていました。
そのときジャマイカでは、それほど他に誇れるような音楽を持っておらず、
カリブの同じ英語圏のトリニダードで流行っていたカリプソ、それに似たメントなどを細々とやっているだけでした。

しかし英語圏ですから、やはり米国から流れてくるラジオの影響は多大です。
米国のラジオから流れてくる黒人音楽R&Bに親しむようになります。
そして初めてオリジナルといえる音楽スカを生み出すに至ったのです。
で、スカからビートをだんだん落とし、ロックステディ→レゲエと発展していくわけですが、
当時ジャマイカにはバンドがあまりたくさんいませんでした。
少ないバンドで、人々の音楽的欲求を満たすのには限界があります。
そこで彼らはレコードを使いました。ドーナツ盤です。

トラックにレコードプレーヤーとアンプ、巨大スピーカーを満載したサウンドシステムというものが、
街角街角で音楽をガンガンかけるのです。そのかけるレコードのB面には、A面の歌なし、いわゆるカラオケが入っていました。これをバージョンといいます。そのバージョントラックにのせて、レコードをかける人がマイクで調子よくつなぎの言葉を載せていきます。これをトーストといいます。これがレゲエDJの始まりです。

で、バンド演奏ではなく、スピーカーから出る音が主体の音楽として発展した音楽がレゲエですから、
こういうことがおこります。
ベース音のボリュームを上げてベースをもっと強調したほうが気持ちいいんではないか。
ボーカルが抜けたトラックだけでも気持ちいいんではないか(ダブという音楽の始まり)。

これは、ふつうのバンド演奏が主体の音楽では起こり得なかった発展です。
「スピーカーから鳴ること」が主体の音楽だからこそ、レゲエはこういう形になったのです。

同様にドミニカのメレンゲという音楽。
カリブ音楽は基本的に4拍子系のクラーベのシンコペーションを持つリズムが基本なのですが
(それはアフリカ系6/8拍子+ヨーロッパ系4/拍子の発展系としてのカリブシンコペーション)
なぜかドミニカのメレンゲは強力な二拍子です。
なぜそうなったかというと犯人はアコーディオンです。
メレンゲはもともとタンボーラという太鼓、トルペード(メタルギロ)とアコーディオンで演奏する音楽です。アコーディオンというのは、実は二拍子(あるいは3拍子)を演奏するのに非常に向いている楽器なのです。とくに左手のコード伴奏の部分が。
ブンチャ、ブンチャ、ブンチャ、ブンチャ  とか
ブンチャッチャ、ブンチャッチャ とか。

つまりメレンゲは楽器に制約をうけて発展した音楽ということがいえます。

これらのことは、思想からモノゴトが生まれるのではなく、
モノゴトから思想が生まれるということを
よくあらわしている事例ではないでしょうか。

なんか深いことを語った気がするなぁ‥

トミツカ君

小学校と中学校の同級生に富塚君という人がいました。
何度か同じクラスになったことはあるけど、そんなに親しい間柄ではありませんでした。
たしか彼の家も鉄工所で、旋盤工だったような気がします。
ナッちゃんに出てくる熟練工の富永さんとこのモデルにしました。

YMOにファイアークラッカーという曲があります。
中国風の旋律が激しい初期YMOのインストゥルメンタルの名曲です。
ちなみにファイアー・クラッカーというのは爆竹のことです。
最近ではマライア・キャリーがサンプリングして使っていたアレです。
原曲はマーティン・デニーの、三味線を使ったヘンテコリンなエキゾティック・サウンドです。
わかる人にはわかるかと思いますが、擬音でメロディーを書くと、以下のようになります。

♪チャンチャラランチャン チャンチャンチャンチャン
 チャラララランチャン  チャンチャンチャンチャン
 トミツカクン トミツカクン トミツカ クンクンチャンチャン〜
   ↑
ここに件の富塚君がなぜか出てくるのです、僕の耳には。
そんなわけで、さして仲良くもなかった富塚君は未だに僕の記憶の中では健在なのです。

趣味の部屋

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趣味で集めた楽器類。仕事部屋の片隅に置いてあります。

弦楽器はウクレレ2本(右端にかすかにしか写っていません)、ギタレレ1本(弦を4本にしてウクレレ仕様にしてます)、バンドリン1本(復弦4コース8弦の平胴マンドリン)、自作のカンカラバンジョー1本。
鍵盤楽器はローランドのアナログポリフォニックシンセサイザー、カシオのキーボード。
打楽器は、コンガ1本、ボンゴ2双、クラベス、カウベル、ギロ。

気がついたら、こんなに集まっていました。
打楽器系がゴチャゴチャとあるのは、サルサやキューバ音楽が好きで、一時期ラテンバンドに参加(ほんの数ヶ月ですが)していたためです。いや違うな、バンドする前から持っていたな。
こんなボクも、昔はディーボ、クラフトワーク、YMOが大好きなピコピコテクノ少年だったのに、どこでどう間違ったのか‥。

最近は忙しいから全然さわってやってないんです。
暇なころは、マルチトラックレコーダーでデモテープを作ったりして一人で楽しんでたんですが、ナッちゃんの連載が始まってからそんな時間はまったくなくなり、せっかく買ったマルチトラックHDレコーダーも、ホコリをかぶっています。
しかし、今はもし暇ができても、山に登ったり、温泉やスーパー銭湯に行ったりすることのほうが多く、時間のかかる宅録作業はやらなくなりました。だってせっかくの休みなのに家の中にいたくないじゃないですか。これはひきこもり仕事の反動ですね。

しかし録音まではしませんが、演奏だけなら、よくネームにつまったときに、気分転換にさわったりすることもないことはありません。しかし前にも書いたように、ミイラ取りがミイラになってしまうので困るのですよこれが。気がつくとキーボードでずーっとサルサピアノを練習していたりするんです。

イケマセン!
そう、なんたって今年の目標というか座右の銘はアレですから!
誘惑に負けるなワシ!

カンカラバンジョー

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ちょっと趣味の話。

楽器をいじるのが趣味のボクは、昔まだ収入がほとんどなくて、逆に暇がいっぱいあったころ
ホームセンターで見つけたブリキの缶を見ているうちに無性に楽器を作りたくなりました。
金がなかったのも大きな原因ですが、基本的にものづくりにかかわる人、クリエイター気質のひとは
なにか欲しいものがあったとき、つい自分で作ってしまうという悪い?クセがあります。
クリエイター気質の人が、お金儲けにあまり頓着しないのも、そのせいだと故中島らも氏も言っていました。その通りだと思います。

そんなわけで、さっそくホームセンターでブリキの缶と角材、釘、模型屋さんでタミヤのプラ棒を買ってきた僕は、さっそく作り始めました。
しかし当時はなにしろ貧乏で、ろくな工具も、また工具を買うお金もなかったので、カナヅチとノコギリと接着剤だけで作りました。
ネックは、昔中華街で買ったフィリピン製のお土産のおもちゃのウクレレのを流用し、フレットは、弦を張って耳で一音一音確認しながらマーキングし、プラ棒をアロンアルファで貼り付けて作りました。

ま、そんなわけでなんとも素朴なつくりのバンジョーみたいなものができたのでした。チューニングはウクレレ式。

しかし音がまた、素朴な田舎くさい味わいがあっていいのです。
昔沖縄に同じような空き缶を使ったカンカラ三線という三線の代用品がありましたが、そのペンペンという乾いた音は、まさにそんな感じです。カンカラバンジョーと名づけました。

キーがすこし低いのと、音がにごっているので、コード演奏にはあまり向きませんが、カリブ海のマルチニークのビギンなんかで使われるバンジョーの音色や、沖縄民謡のメロディーをかなでると、なかなかに味わい深いものがあるのです。

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