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たなかじゅんのヨモヤマ日記
漫画家たなかじゅんのブログです。ツイッターもやってます juntnk FBもやってます。

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横浜のカッパドキア

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なんという不甲斐ないことでしょう。

以前から、それはもう頻繁に近くに行っていたというのに
まったくもってバカにして行こうともしてみなかったところ。

そう横浜の田谷の洞窟です。
そこから歩いてすぐの野天湯元・湯快爽快たやには
イヤというほど行っているというのに。
しかもそこの「田谷の洞窟」にあやかった洞窟風呂にも
いつも喜んで入っていたというのに。
もちろんすぐ隣のラドン温泉にも行ったというのに。

なぜ行かなかったというと
たとえば江ノ島の岩屋のような、ただの自然にできた洞窟に
なんか仏像一体を安置してそれらしくしただけの子供だましなモノじゃないだろうか
きっとそうにちがいない…という根拠のない先入観にとらわれておったからです。
そういう自分に猛省を促したいっ!

「田谷の洞窟」

それはなんというか、ものすごいワンダーランドでした。
昔の修行僧が手掘りで掘り進めたのでしょうか、内部はものすごいことになっています。
壁にはいろんな仏画梵字レリーフ
要所要所にある僧坊と思われる空間。
階段で複雑に上り下りする内部構造。
細い通路をくぐって現れる礼拝堂のような巨大曼荼羅空間
羅漢が彫られた回廊
洞窟内を流れる川。湧き出る水。

ドラえもんに出てきた地下の秘密基地…
いやこれはまさしくカッパドキアの地下都市です!

カッパドキアはキリスト教の隠れ家的施設でしたが
こちらは真言密教の隠れ洞窟なので、なんか雰囲気が日本というより
インドっぽかったです。インドに多い岩窟寺院みたいな。
横浜のアジャンター…って、それは言いすぎか。

しかし、この洞内の順路をただ歩いているだけなのに
なにか探検をしているような気分、自分がインディー・ジョーンズになったような気分になります。
いや正確には、諸星大二郎の漫画に出てくる考古学者・稗田礼二郎になった気分です。
そう、この洞窟はまんま諸星漫画の世界なのですよ。

内部が「江ノ島の岩屋」のような簡単な構造じゃなく
立体的に上下3段(3階建て)になっていて、かなり入り組んだ複雑な構造になっているので
都合20分は楽しみめました。

こういうのを人力で掘ったというのが信じられないような気もしますが
岩は粘板岩というかなりやわらかい岩質で、そう大変でもなさそうです。
岩肌から常に水が染み出しています。

この感動を伝えたいと写真を撮ったのですが、暗くて全く写らないので
感動が伝えることが出来ず残念。

しかし、今まで何度も近くに行きながらこんなワンダーランドがあるのを
今まで看過していたなんて…自分に腹が立っています!プンプン。

もちろん、洞窟を出た後は、歩いて「野天湯元・湯快爽快たや」に行き
洞窟風呂に入ったのは言うまでもありません。

ちなみに↓の過去ログにある写真の一枚目、右下端に小さく見えるのが
「田谷の洞窟」の看板。
そう、ラドン温泉の隣が田谷の洞窟なのでした。
ラドン温泉の露天風呂には滝がありますが、その滝こそ、
洞窟の掘られた山、田谷山から溢れ落ちる水です。
http://blogs.yahoo.co.jp/anibondad/28979932.html

日吉にて

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「ナッちゃん」ネーム真っ最中です。
やっと形が見えてきて、一通り脚本が出来ましたがブラッシュアップ作業に入ります。
追加したり省いたり構成しなおしたりイロイロの作業です。
完成は今しばらくお待ちください<担当T塚さん。
---

と担当さんに現状報告をしておいたところで。

このあいだ近所に新しい地下鉄の路線が開業しました。
JR横浜線の中山駅と東急東横線日吉駅を東西に結ぶ
横浜市営地下鉄グリーンラインです。
グリーンライン開通により、従来の路線はブルーラインという名称になりました。
この後付け感がステキです。

この路線開通により、ボクの住んでいる港北ニュータウンという
かつては陸の孤島のような地が、ものすごく便利になりました。
なんてったって港北ニュータウンの中心、センター南駅・センター北駅で
この二つの路線はクロスする、つまりはターミナル駅になったわけです。

なるほどそれでこないだから新しいショッピングモールが次から次へと出来るわけです。
この春にもエディオンやらコーナンやらの入るのができたばかりだというのに
また新たなものを建設中です。
最近やたらショッピングモールだらけなのですよ近所はマジで。

それはともかく、こないだせっかく新路線が開通したので乗車してみました
中山⇔日吉間を。

新路線はなかなかのどかな田園地帯を走っていて気持ちがいいもんです。

日吉で降りてブラブラしてみました。
日吉には慶應義塾大学のキャンパスがあるので学生が多く
町に活気があります。

そこでブラブラしたあと、「まりも」という一軒の古い昭和を感じる喫茶店に入ってみました。
入るとお客でごった返しています。
メニューはホントに昔ながらの喫茶店という感じで
ナポリタンやら定食やらが充実していて、ランチで大賑わいだったのでした。
やっぱり、こういう昔ながらの喫茶店というのはいいですね。

この「まりも」の伝票の裏には、店名の由来みたいな文章が書いてあります。

読んでみるとなんだかとても不思議な唐突な文章です。
タイトルは「まりも物語」

「まりも」というのは何なのかという生物学的な生態の説明が文章の4/5ほど続きます。
いかにして成長するのか、どうして丸くなるのか、
その大きさになるには数百年もかかるなどといった生命の不思議に想いを馳せるような
長く丁寧な説明のあと、ラスト1行半で唐突に内容が変わります

   当店も末永くかわいがって頂き、皆様の良き憩いの場となるよう
   努力いたしますのでよろしく。            店主

この論理の飛躍というか、とってつけた感がたまりません。
長々と説明してきた「まりもの生物学的解説文章」のオチというかシメがこれです。

  ……まりもが直径30センチ位になるには数百年かかると言われています。当店も末永くかわいがって頂き…

この唐突感、いいなぁ。


とにかくまぁそんな感じです。(←何が?)

ちょっと酔う

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川崎あたりを車で流していたところ
ちょうどいい具合の「熟成看板」を見つけたので
http://blogs.yahoo.co.jp/anibondad/54132125.html
信号待ちのときに写真をとったところ
出来上がりがなぜかこんな風にグニャッと歪んでしまいました。
フォトショップのフィルタ加工ではありません。
正真正銘の生のままの画像です。

まるで異次元に吸い込まれるような
ワープする寸前のような不思議な風景。
見てると酔いそうです。

もしこの写真を、心霊研究家の先生
たとえば新倉イワオ先生(日テレの『あなたの知らない世界』で有名)に見せたなら
あるいは今は亡き宜保愛子先生に見せたなら
あるいは捕まってしまった織田無道住職に見せたなら
あるいはつのだじろう先生に見せたなら

「それは自縛霊のしわざです」

と断言してくれるでしょう。
この通りで事故で亡くなった人の霊魂が、夕刻になると同じように事故を起こさせるように
得体の知れない力であの世の世界に引き込もうとしているのです。
間違いありません…と。

しかしこれを矢追純一プロデューサーに見せればこう言うでしょう。

「ここは宇宙人のコンタクトスポットなのです。なので時空の歪みが現れているのです」







……どれも違います。

シャッターを切る瞬間に信号が青に変わり
アクセルを踏んで車が動き出したので
こんなふうに歪んでしまったものと思われます。

コピー中に原稿を動かすと画像がブレるように。




しかし、白状します。

実はこの写真を撮った後30分の記憶がないのです。

気がつけば矢向の志楽の湯という温泉の露天風呂に浸かっていました。
ひょっとしてUFOにアブダクトされて記憶を消されたのでは……





…ウソです。
ちゃんと覚えています。
お風呂に行ったのは事実ですけど。

しかし不思議な写真が撮れたもんです。

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おいしい卵かけご飯

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以前からものすごく気になっていた物件。

近所(といっても車で移動する距離ですが)にあるスーパー銭湯に行く道すがらに
とてもインパクトのある怖い看板があるのです。
初めて見たときは、そのあまりの衝撃に目がクギ付けになりました。
夜中に車で通ったときなんかは、ライトに浮かび上がるこの看板の人物の表情に
思わずブレーキを踏みそうになるほどの恐怖を感じたものです。

「生みたて卵」を売っている養鶏所の看板なのですが
その「卵かけご飯を食べている少年?」の表情が怖すぎです。
絵が素人のオーナーのオッチャンが一生懸命描いたのかなと思っていましたが
今回写真を撮るために近づいて改めてアップで見ると
結構しっかり丁寧に描けてあることに気付きました。

しかも、素人の仕事ではない理由に
看板の裏にも、全く同じ絵が描かれているということがあります。
手描きのペンキ絵なのに。
これは素人のシワザではありません。

しかし、アップで見ると「質感」にこだわったりして、なかなかシッカリ描けているのに
ロングで見るととてもグロいのはなぜだ。
いや違う…アップでも十分グロいです。

しかし、この看板、何度見てもその強烈な個性と魅力に惹き込まれてしまいます。
これがもしポップなイラストだったら、きっと心にこうも引っかかることもなく
そのままスルーされて記憶にも残っていなかったでしょう。

だって今回わざわざ写真を撮りに行ったくらいですから。
いい物件です。

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このあいだから進んだり詰まったりグダグダしていた新企画のプロットが
ようやく見えて来ました。たぶんなんとかなりそうです。
もうちょっと頑張ってこのままネームの形にまで持っていきたいと思います。
もう少し待ってくださいね、担当Tさん。
---

さて、このあいだ路上観察が好きだとか
退色看板が好きだとか書きましたが
気になる物件を大田区蒲田近郊で見つけたのでアップ。

まずは退色看板というか剥落看板物件です。
剥落しすぎてもはや何と書いてあるのか解読不可能ですが
建物下に新しい看板が設置されているので解読できました。
「池上運送株式会社」と黒ペンキで書いてあったのです。

つまりこの新しいほうの看板は、剥落看板を解読するための
ロゼッタストーンだったのです。

そんなことより、建物のほうです。
この前面モルタル看板建築木造アパートのような物件。
これを見たときは釘付けになってしまいました。

大通りに面していながら、また周りは新しいビルやマンションだらけなのに
その中にひときわ古い物件が残っている(廃屋ですが)という状況だけでも
古い建物好きのボクは目を奪われるのですが、それだけではありません。

この建物は人の心を惹きつけるだけの要素、この場合不安要素があるのです。

そう、建物前面の看板建築部分のモルタルに縦に入った亀裂がそれです。
その亀裂に向かって建物全体が内側へ傾いていて今にも崩壊しそうじゃないですか。

この「今にも崩壊しそうになりながらも微妙なバランスの上で成り立ってる不安感」
ボクの心を惹きつける正体だったのです。
言い換えると「崩壊途中の過渡期の状態」を見ているというライブ感でしょうか。
建物という、どちらかといえば「静」のものに見える物理的ダイナミズム!
これは鑑賞するに値する物件です。
しかも飽きません。

またボクは新たな趣味の荒野を切り開いてしまったようです。
そう、名づけて「崩壊寸前建築」

ダイナミズムを感じてください。



‥‥すみません。
また、みなさんがついていけないような内容の記事を書いてしまいました。
ani*ond*d
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