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インド=ヨーロッパ語、中でも特にヨーロッパ語について考えてみました。
その中でも文法はともかく発音においては英語が一番おかしいような気がします。
(フランス語もおかしいけど、それはまた別のモンダイ)
イギリスを除く多くの国の言語では a,e,i,o,u は ちゃんと ア、エ、イ、オ、ウ と
ローマ字発音をします。ドイツ語もイタリア語も。
仮に違う発音をする場合でも たとえば in は必ず「アン」と発音するフランス語や
ao〜 は必ず「アン」と発音するポルトガル語や
eu は必ず「オイ」と発音するドイツ語のように、法則が決まっています。
その中で英語だけが綴りと発音の関係が法則性がなくデタラメです。
まず先ほど挙げた母音の発音、a,e,i,o,u は ア、エ、イ、オ、ウ とも発音しますが
多くは(とくにそれが強く発音するアクセント部分で)
a→エ、エイ
e→イ
i→イ、アイ
o→ア、
u→ア、ユー
となりたがります。本当になりかがるのです。こいつらは隙を見ては。
NIKON は「ナイコン」に、駿府のローマ字表記は「サンプ」としか読んでくれません。
それからアクセントのない部分の母音については書いてあるだけで、発音としては欠落します。
たとえば cake は、
アクセントのない e は欠落し、アクセント部分の a は エイ となります。
よって発音どおりに書くと ceik いやこれだとセイクなので keik かな。ドイツ語みたいですな。
(ちなみに英→西辞典には e のところに発音しない文字ということで赤線で×をしていました。なかなか理にかなった教え方をする辞書です。日本のも見習ってほしい)
で、大英帝国の支配の結果か、あるいはアメリカの影響力のなせるわざか、
あるいは文法の簡単さからか、英語はますます世界共通語の動きを見せています。
世界中で公用語やビジネス言語として使われています。
しかしそこは人間が使うもの。ピジン化というかローカライゼーションは避けられません。
イギリス英語とアメリカ英語が違うように
オーストラリア英語、ケニア英語、ニューギニア英語、ジャマイカ英語‥‥
それぞれ独自の発展をとげています。
そこで起こる現象のひとつが、英語のいびつな発音の矯正というか、
正しいローマ字発音に戻ろうという動きです。
ジャマイカ英語などは顕著です。
たとえば you は yu ,this は dis, the は da のように。
訛りともいいますが、その訛りの方向が
「書いてある通りに発音しよう」「発音している通りに書こう」の方向なのです。
今までの話は前置きです。長い前置きですな。
デスモンド・デッカーという人が歌った古いジャマイカのスカに「007」という曲があるのですが
そのCDをカーステで聞いていて思ったのでした。
♪ オッオ〜ゥ 西武園
これはタモリ倶楽部の「空耳アワー」でも取り上げられていましたね。
これも考えるに seven を書いてある通りに発音するからこうなったんでしょう。
sev-en でセーブエンです。
そんなことを考えながら今日も口ずさんでいました
♪ オッオ〜ゥ 西武園。
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