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たなかじゅんのヨモヤマ日記
漫画家たなかじゅんのブログです。ツイッターもやってます juntnk FBもやってます。

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名前について

ネームあと一息!



こんな経験はあまり普通のみなさんはしてないかも知れませんが
自分の名前についての話です。

ボクは漫画家でペンネームはたなかじゅんです。
しかしペンネームとはいいながらそれは本名でもあります。
本名を全部ひらがなにしたのがボクのペンネームです。
漢字で書くと田中純です。

学生時代や、デビューする前は、
自分の名前を本名の田中純で書く機会のほうが
圧倒的に多かったのは当然のことですが
漫画家として人々に一応認知され始めてからは
自分の名前をたなかじゅんとペンネームで書く場合が多くなってきます。

で、このペンネームが本名とは全く関係のない
例えば「山田太郎」みたいな名前なら、また感想は違うのでしょうが
ボクのペンネームたなかじゅんは、ひらがな書きしただけで
まぎれもない本名です。
発音も全く同じです。

何が言いたいのかのというと
最近ボクはひらがなのたなかじゅんのほうが本当の名前のような気になっているということです。
たなかじゅんを使う機会のほうが圧倒的に多いという事実と
かつまたそれもまたまぎれもまく本名であるからです。

しかし役所の書類などはもちろん田中純と漢字のほうで使いますが
それがなんだか自分ではないような気がしてきている…と、そういう話なのです。
田中純はなんだか他人臭い。

これはなんだかとても不思議な感覚です。


たとえば、普通の人でもネット上ではみなハンドルネームというのを使っています。
でも実生活ではみなさん本名で生活しているわけで
ハンドルネームのほうが本名よりも自分らしいという感覚は
一部の人を除きあまりないのではないかと思われます。

オフ会などで、ハンドルネームでお互いを呼び合っている感じが
ちょっと奇妙で異様で寒々しいのも、
やはり「仮の名前」感が強いためだと思われます。


ついでに、なぜボクがペンネームを漢字の田中純ではなく
たなかじゅんとひらがなにしたかの理由を述べておきます。

まず田中という漢字がキライだったのです。
なんだか記号みたいで字面がカッコよくもかわいくもないし、
しかも日本の4大苗字やたら多いので目立たない。

ペンネームは目立たないといけない、覚えてもらわないといけないので
田中という漢字のままではダメだったのです。

あと、漫画家の場合、小説家と違いやわらかい感じが似合います。
ひらがなペンネームの漫画家が多いのもそのためでしょう。
(小説家には少ない)

たまに「なぜペンネームがひらがななんですか?」
トンチンカンな質問を受けることがありますが
マジレスすると、そういうわけです。


ちなみに今の新しいスーパージャンプの編集長の名前…
ボクと同姓同名の田中純なんですよねぇ…

なんかヤです。

先の謎 解明!

前回の記事で「先」という言葉の意味が不明だと書きました。

英語のフリーと同じで、いろいろな意味にとれる。
(チャイナフリーとフリーチベットのフリーの意味の違いなど)

しかし英語のフリーを考察すると
もともとの英語のフリーの意味にはブレはないということがわかりました。
フリーは「どうぞご自由に」という意味でブレがないのです。

主語+フリー(動詞) で、「主語がフリーにする」
つまり「主語から自由になる」「主語の束縛から解放されている」→「主語が入ってない」
そういう意味になります。
シュガーフリー(砂糖不使用)・チャイナフリー(中国製不使用)のように。

フリー(動詞)+目的語 で、「目的語をフリーにする(フリーにせよ!)」
フリーチベット(チベットを自由に!チベットを開放せよ!)のように。

翻訳するとフリーにはいろんな意味があるように見えますが
じつはもともとフリーの意味にはブレがないというのがわかります。



そこで、「先」も考察してみました。

用法を書き並べると、未来だったり過去だったり、なるほどいろんな意味があり
意味が確定していないように見えます。

しかしワレワレ日本人は日常的にこの言葉を自在にあやつっています。
ということは無意識に「先」のもつブレのない本当の意味を理解しているといえます。
そうでないと、こんなややこしい使い方を一般の人が日常的に使いこなせるわけがありません。

ヒントは「先」のもつ意味のうち「先端」「先っぽ」という意味です。

じつはこれこそが、「先」の本来の意味ではないだろうかと気がついたのです!
「長い棒状のものの端っこ」…これこそが「先」の本質なのです。

そう考えて、いろんな「先」の用法を整理してみました。

イメージ 1


どうです?スッキリしましたよね。

近い過去を表す「先ほど」「先日」
そこにいたるまでのすべての過去の期間を帯状に考えたときの、
一番現在に近い「先っぽ」なのです。

近未来を表す「お先に」「先発」
これからおこるすべての未来の期間を帯状に考えたときの
一番現在に近い「先っぽ」

「先送り」「この先どうなるのだろう」の「先」は
これからおこるすべての未来の期間を帯状に考えたときの
遠いほうの「先っぽ」なのです。


これで「先」の謎は解けた!

つぎは「今度」の謎に挑戦しよう……
と思いましたが、疲れたので「また今度」にします。

さき・つぎ・こんど

以前 free という言葉がヤヤコシイということを書きました。
チャイナ・フリーフリー・チベットでは意味が違うといったような。


英語って難しいものだ…と思っていましたが
日本語にもありました、意味の確定しない難しい言葉が。

先(さき)

この言葉です。

「お先に失礼します」

この場合は「一番手近な将来」「一番早い順番」を表しています。近未来です。


「問題を先送りにする」

この場合は「なるべく遠い将来」「すぐにやらない」を意味しています。

だから「問題を先送りにせず先にしろ!」と言われれば
何を言っているのかわかるけど、よく考えるとわからないという事態になります。


さらにいうと

「先日はどうも失礼しました」

この場合は「近い過去」を意味します。


一体「先」というのは何をさしているのか、まったくワカリマセン。


同じような言葉に「次」というのがあります。

この「次」という言葉、順序を表しているのですが
基準「時間軸の原点0」をどこに置くかで
1番目だったり、2番目だったり、意味が確定しません。

「次に来る電車」といえば、
ホームに電車がいない場合、一番早くホームに到達する電車ですが
すでに今現在ちょうど電車が到達したところだと
「2番目に来る電車」ということになります。

大阪ではホームに「先発」「次発」とあって
一瞬どっちが先に出るか迷うときがあります。
いや、迷わないか。
先に出るのは先発で、次に出るのは次発だから

じゃあ「今度」というのは…?

東京の駅のホームには「つぎ」「こんど」の表示があります。
どっちが早いのか、これも一瞬迷います。

今現在の回を「今回」、その後の一番近い将来を「次回」と言いますが
その「次回」のことを「今度」とも言います。
「じゃあまた今度」の「今度」です。

つまり「今回」と「今度」はイコールではなく、「次回」=「今度」だと


なんか書いていて、ますますワケがわからなくなってきました。
誰か整理してタモレ。

風呂でフリー

イメージ 1

さて、ひさびさに岩盤浴を受けたいっ!と思い
横浜市最南部から東京都稲城市まで車を飛ばして行ってきました
スーパー銭湯「季の彩」

ここは温泉の露天風呂もさることながら
チムジルバン方式の岩盤浴も充実しているのです。

フロントで岩盤浴を申し込むと、岩盤浴着を渡されます。
綿か麻で出来た汗をよく吸う服です。
それに着替えて岩盤の上に寝転がるのです。


さて、この記事がなぜ「言語」の分類なのかは、以下に続く文章でわかります。

ひとしきり温泉であったまったあと、さてメインの岩盤浴に行こうと
岩盤浴着に着替えて、脱衣場を出ようとしたところ
前から背の高い白人青年が近づいてきます。

「最近はこんなところにも外国人の人が来るんだなぁ」とか思いながら、すれ違おうとすると
その青年は手に岩盤浴着を持ち、なにやら悩み顔

何か聞きたいようです。
そのまま通り過ぎようとするボク。
しかし呼び止められます。
岩盤浴着を着ているボクに質問があるようです。

「困った…ワシ英語なんかで話しかけられてもよう答えんぞ」
若干ビビリながら、しかし腹を括って話を聞く事に。

その青年は手に持った岩盤浴着のズボンをボクに示しながら
「これ…男の子?」と、
つたない日本語で聞いてくるじゃありませんか。

つまり自分がフロントで渡された岩盤浴着は「男用」のものかどうかを質問しているのです。
なぜ、そんなことを質問するのかと思いましたが、理由はすぐわかりました。

ズボンの内側に「F」の印のタグがついているのです。


そう、欧米ではまず「F」のマークは female つまり女性を表す略語です。
男性は「M」 male
man や woman よりも、略語などでは一般的です。

つまり彼は自分が渡されたズボンが女性用ではないかと疑っているのです。

日本人なら、その「F」が女性の意味ではなく「フリーサイズ」のFであることがすぐわかります。
日本では庶民レベルでは男性女性を表すのにM・Fは使いませんし
Fと書いてあればそれはサイズのことで、SやMやLなどと同じサイズ表記で
「フリーサイズ」のことであると決まっています。

そのことがすぐにわかったボクは、なるべく英語っぽい発音で
「フリーサイズ」と言ってやりました。

しかし「?」という顔をするので
「そういえばFのとき唇を噛まなかったし、Rの発音にも自信がないぞ」などと反省をふまえつつ
もう一度「Free size!(英語の発音のつもり)」と繰り返してやりました。

すると青年は「OK!」と理解してくれたようで
ニコニコ顔で去っていきます。

いいことをしたあとの岩盤浴は気持ちのいいもんだ…と
先ほどのやりとりを反芻しながら岩盤浴を受けていたのです。


……いや待てよ。


以前「フリー」という言葉について考察しました。
http://blogs.yahoo.co.jp/anibondad/59644785.html


「フリーサイズ」と日本語では言うものの、それは和製英語
本当は「サイズフリー」と言わなければならなかったのではないかと。
フリーサイズでは全然意味が伝わってなかったのではないかと。

しかしあの咄嗟の状況で
フリーチベットチャイナフリー「フリーの位置による意味の違い」などに
思い当たることができようはずもなく…

フリーサイズが正しいのかサイズフリーが正しいのか
文法的に考え始めるのですが
岩盤浴の熱気で頭は朦朧としてくるし
わかったところでどうしようもないし…


さっきまで「とてもいいことをした」という幸せ感で岩盤浴で汗を流していたのに
なにやらとても気持ち悪い汗になってきました。

以前の記事では、普段漠然と頭の中で思っていることを書いただけでしたが
まさか自分がこんなところで実践的に「フリー問題」に苦しめられるとは………うぬぬ。

フリーダム

「ナッちゃん」ネーム中です。
明日中には出来ます。頑張ってます。

---
さて、フリーという言葉。
日本語では「自由」とか「タダ(無料)」といった意味で使われることが多いですが
元の英語の free の意味に幅がありすぎて、意味がわからないことがあります。

free の訳語としては、先に述べた「自由である」「無料である」という意味のほかに
「解放されている」というのもあります。
若干「自由」に意味が近いですが、ニュアンスが違います。

日本では砂糖を使っていないものを、ノンシュガーと表記したり
あるいはドリンク類などはことさらカロリーオフであることを強調して
名前にゼロカロリーを謳います。コカコーラゼロのように。
日本ではとてもわかりやすい表記です。

しかしアメリカなんかではそれをシュガーフリー、略してただのフリーと言ったりするようです。

昨日バックトゥザフューチャーを見ていたら、
1950年代にタイムスリップしたマイケルJフォックスが
カフェのカウンターで「コーラ、フリーで」と注文し
「ウチにはタダの飲み物なんかない!」とマスターに言われてました。

1984年の彼のベッドの枕元にあったペプシにはペプシ・フリーと書いてありました。

中国の毒餃子事件や毒歯磨き粉事件のときに叫ばれたスローガンが
チャイナ・フリーでした。

つまり「中国産からは解放されている」「中国産は使ってないよ」の意味です。
シュガーフリーと同じフリーです。

しかし、後のチベット暴動で、世界中で沸き起こったスローガンは
フリー・チベットです。
「自由なチベット」「チベットを解放せよ」の意味ですが

チャイナフリーフリーチベット
フリーの位置を変えただけなのにまったく違う意味になるのが
このフリーという言葉のヤヤコシサです。

チャイナフリー
フリーチベット
フリードリンク

すべてフリーの意味が違いますね。

ちなみによく「リンクはご自由に」という意味でリンクフリーという言葉を目にしますが
あれは和製英語であって、間違いです。
リンクフリーだとシュガーフリーやチャイナフリーと同様
「リンクから解放されている」→「どこにもリンクしていない」の意味になります。

フリーとは使い方がややこしくて、なんとも不自由な言葉ですな。

それは漫画家のような自由業(フリーランサー)が、
えてして経済的に不自由業であったりする…というのと同じか。
それは違うか。



よく考えてみたら元の英語の意味にはそんなにブレはないのかもしれません。

つまりフリーの前にくる言葉は「支配者」であり「主語」的言葉、
後にくる言葉は「被支配者」「目的格」的言葉なのです。
つまりフリーを動詞とすれば

      主語 フリー 目的格

「主語が目的格をフリーにする」という意味です。

そうすると「主語フリー」は「主語フリーにする」→「主語からフリーになる」
「フリー目的格」は「目的格フリーにする」→「目的格がフリーになる」

本来の英語の意味は「フリー」に「自由」と「タダ」の両方の意味があるんじゃなく
そのどちらも内包した「どうぞご自由に」的な概念の言葉なのです。

そう考えると、フリーの用法や意味にブレはありません。

チャイナフリーもフリーチベットもフリードリンクもすべて理にかなっています。

なんだかスッキリしました。
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