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以前、マーガリンのことを書きました。 マーガリンはもともとバターが高価だったので、それの代用として 植物性油脂やら牛脂やら、つまり乳脂肪以外の脂肪を乳化してバターのようにしたもので かつては人造バターと呼ばれたりしました。 以前は「植物性油脂」なので「健康的だ」なんて謳われていた時代もありましたが マーガリンに含まれるトランス脂肪酸というのが、身体によくないとかなんとかで イメージが悪くなりました。 最近知ったのですが、スーパーのバター・マーガリン売り場には 最近別の名前の商品も売られているんですね。 マーガリンと同じ人造バターですが、 マーガリンよりも水分が多く、マーガリンに比べて柔らかいため塗りやすいけど 火を使う調理には不向きである…ような人造バターです。 その名前がなんと ファット・スプレッド! スプレッドとは本来「広げる」という意味ですが、パンなどに塗る「塗り物」のことを指します。 ファットとは「脂肪」です。英語では俗語で「太っている人」のことを指したりします。 つまり直訳すると 塗り広げる脂肪 もちろん看板に偽りナシで、そのものズバリを正直にあらわしている潔い表現ですが あまりにも直截すぎやしませんか? いや、美名を並べて消費者を騙すのもどうかと思いますが、 ボクを含め、太るのを気にしている多くの消費者が、マーガリン類を買おうとしたとき その「ファットスプレッド」の文字をみると、思わず消費意欲を失うでしょう。 マーケティングの視点からは絶対この名称は出てこないと思うのですが しかし科学的には正しく、正直であります。 でもボクは買いませんっ! う〜ん、直截な! ちなみにこの「直截」とは 「まわりくどくなく、ズバリと表現すること」と岩波の国語辞典にはあります。 よく時代劇などで悪役などが使うセリフ「猪口才な(ちょこざいな)」にひっかけてみたんですが なぜか漢字に変換されません。 よく辞書を見ると【「ちょくさい」は慣用読み】とあり、正しくは「ちょくせつ」のようです。 なるほど変換できないハズです。 そやけど「ちょくせつ」やったら、ダジャレでもなんでもないやん。
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