|
そもそもの話をしなくてはなりません。
そもそもの始まりは、今年春に横浜みなとみらいで開催された 全日本製造業コマ大戦第3回全国大会の会場での 信州のスワニーさんという会社が出していたワークショップのブースです。 スワニーさんはコマ大戦出場経験も多く、 かつまた自社や協力会社と一緒にいろんなコマを開発し、商品として発売しています。 回すと花びらが開くサクラコマ、 高い重心でなかなか倒れないトリッキーなコマタオレネード また地域の特産品であるトマトをかたどったかわいらしいトマトコマ また、コマ以外でもお土産オモチャを作っています。 とことこ歩くおもちゃとことこイーナちゃん とことこ歩くおもちゃとことこカモシカさん…などなど。 それらを「完全地産」というコンセプトで製作、販売しています。 完全地産とは開発・製造。パッケージすべてを「地元で」行うという 地域の雇用拡大・地域産業の安定・活性化を目指したプロジェクトです。 そのサクラコマを自分で組み立てよう!というワークショップを 会場でやっていたのです。 当然ボクも引っ張り込まれ、作るハメになります。 そして、このワークショップのいいところは パッケージデザインも自分でできるところです。 パッケージの台紙となる白いボール紙が用意されていて、 そこに用意されているペンやマーカーやボールペンなどで パッケージを自由に描くことができるのです。 当然ボクもそれを描くわけですが、 用意されている筆記具がどうも使いにくい。 下描きもせずいきなりマーカーとか非常にやりづらい。 しかしなんとかそこにある筆記具でイラストを描いたのです。 しかしこれがプロとして納得がいかない! こんなものを、プロが描いた参考作品として展示されるのは 苦痛以外のなにものでもない! それがコレ。 ヘタクソです!あきれるほどヘタクソです! それでボクは帰りがけに 「白紙の台紙を一枚ください、ちゃんと本気で描きますから!」と スワニーさんに提案し、白紙の台紙を一枚もらって帰りました。 そして描いたのがこちら。 かなり気合を入れて描きました。 プロですから、納得のいかない恥ずかしい絵を 「プロの作品だ」と人前にさらしておくわけにはいきません! これはプライドの問題です! そしてこれをスワニーさんに郵送したところ 意外な展開になってきました。 スワニーの橋爪社長曰く 「これ、サクラコマの新パッケージに採用させてください!」と。 そんなつもりはまったくなかったのですが、 悪い話じゃない…というかむしろ光栄な話なので 快く了解しました。 しかし橋爪社長はさすが商売人です。 「このイラストを使った新パッケージの商品は、注目を集める場で発表したい。10月に伊那で製造業ご当地お土産プロジェクトのシンポジウムがあるので、その場で大々的に発表したい!」 さすが考えることがヤリ手のキレ者です。 (ふだんおちゃらけているのは世を忍ぶ仮の姿だったのですな) そしてこう続けます。 「ひいては、大々的に発表するにあたり、サプライズにしたいので、サプライズゲストとして会場に来て欲しい」と。 なんですか?ボクごときがサプライズゲストですと?? そして「発表までにはこのことは口外しないでほしい。サプライズですから。イラストの公表もひかえて欲しい。」と守秘義務を突きつけられたわけです。 そんなわけで、昨日の伊那でのシンポジウムでの「大々的発表」となったのでした。 そして地元新聞やケーブルテレビで大々的に紹介されました。 長野日報1面トップに! 地元ケーブルテレビのニュースに! 狡猾なスワニー社長の目論見はまんまと成功したわけです! さすがキレ者!さすがヤリ手! いや本当にありがたいことです。 しかしふっと思いました。 ワークショップでロクな筆記用具を用意しないことで、 ボクにヘタクソな絵を描かせて悶々とさせ、 そして自分から自主的にちゃんとしたものを描きなおさせるように仕向け、さらにそれを使い自社製品の新パッケージに流用する。 そこまでがあのキレ者スワニー橋爪社長の 深慮遠謀だとしたら……! 恐るべし!スワニー橋爪社長! サクラコマなどのご購入はこちらからできます。 http://swany-ina.shop-pro.jp/ |

>
- Yahoo!サービス
>
- Yahoo!ブログ
>
- 練習用



