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ネームはできたけど、後半というかエンディングを変更することに。 詳細は述べませんが、編集部にひとこと言いたい。 「聞いてないよー!」 --- さて、3年ほど前でしたでしょうか。 ウチのすぐ近くの公園の茂みの中で スーツケースに入れられた女性の遺体が発見されるという 死体遺棄事件がありました。 あまりにも近くだったのと、漫画家としての後学のために(野次馬行為の正当化フレーズ) 発見現場に様子を見に行ってみました。 するとそこには、現場封鎖のための生々しいKEEP OUTの黄色いテープが張られていて 近所のオジサンオバサンが集まっていました。 そのうちの一人のオジサン(事情通と思われる)が 発見当時の様子をいろいろワケシリ顔に語っています。 とりあえずワケシリオジサンとしておきましょう。 みんな興味津々だから、そのワケシリオジサンのまわりには人が集まっています。 もちろんボクもその一人です。 亡くなった方には不謹慎なことかもしれませんが、 そういうことがあった場合、集まった野次馬たちの心の中には 「近くで恐ろしい事件があったことを嘆く」という感情 「被害者の人もかわいそうにねぇ」という同情心とともに 「一体誰が犯人で、何の理由で殺人を犯し、どうしてこんなところに捨てたのか」を 推理する気持ちが沸き起こります。 そう、それぞれが素人探偵になってあれこれ推理をめぐらすということを してしまうのです。まぁこれは人間のサガです。 そんな素人探偵たちが、その素人推理の土台となるデータを披露してくれる ワケシリオジサンの話に興味津々でないわけはありません。 そんな中、そのオジサンのすぐ隣にいた野次馬兼素人探偵の一人だと思っていた若い女性が そのオジサンに改めて向き合い、こう言いました。 「今の話、もう一度テレビカメラの前で話していただいていいですか」 そう、その女の人は「野次馬素人探偵」ではなく、テレビ局の報道の人だったのです。 「なるほど、マスコミはこうやって一般人にまぎれて、 インタビューされる人間は誰が適任かを物色するんだな」 なるほど‥と関心していると、そのさっきまで得意げに話をしていたワケシリオジサンは 唐突なインタビュー要請に 「いや、あの‥そういう話は‥えっと‥」 さっきまであんなに自慢げにトウトウとしゃべっていたのに 顔を真っ赤にしてあわてふためいています。 きっと 「テレビに出る」「全国に流れる」 「わ、どうしよう」「しまった、もっとマシな服を着てくるんだった」‥ などさまざまはな気持ちが、頭の中を駆け巡ったであろうことが想像されます。 結局その申し出は受けたみたいですが その恥ずかしそうにしているワケシリオジサン、 なんだかちょっとかわいかったです。 しかし、いくら事件が凄惨なヒドイ事件であっても TVのニュースで流れるインタビューの現場って、 こんなちょっとしたほのぼのしたやりとりがあるもんなんだぁ‥ということを知りました。 なんだかちょっと感慨深いものがありました。 --- ちなみに、この事件の被害者の女性は外国人で犯人も外国人であることが 後の捜査でわかりました。 写真はその現場付近。 その遊歩道の柵のところでワケシリオジサンは語っていました。 それから今回の記事は
「遺体遺棄事件」や「被害者の方」を揶揄する意図は全くありません。 亡くなった被害女性の方、ご冥福をお祈りします。 |

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