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市場から暫く目を離していたこともあり、私にとって、この記事はなかなかのサプライズです。ヤンキー債のスプレッドが三菱東京UFJの調達コストに見合うほど魅力的になっているのか、非常に興味のあるところです。
一般に日本企業ネームはユーロ市場での発行を行うことが主であり、主として米国市場をターゲットとするヤンキー債を発行することは、今後の外債発行の在り方を大きく変化させることもありうるでしょう。

一定の外貨建与信を行っている三菱東京UFJが、ドル調達を米国市場での継続的に行うことは全く理にかなった行動であり、ネームを米国市場で浸透させるまで継続発行することは非常に重要だと考えます。



三菱東京UFJ:米国で「ヤンキー債」発行へ−最大20億ドル(Update1) 

1月6日(ブルームバーグ):三菱東京UFJ銀行は1月にも発行総額が最大で20億ドル規模の米ドル建て社債を発行する計画だ。日本の民間の金融機関が米国市場で機関投資家向けに大型の普通社債を発行するのは、劣後債や小規模の私募債などを除けば、今回が初めてとなる。 

  同行の発表資料などによると、主幹事は、米モルガン・スタンレー、 三菱UFJ証券の米国現地法人、米バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチ証券が共同で務める。年限は3年か5年、または両年限の発行もあるとし、1月中旬の条件決定、下旬の払い込みを予定している。 

  発行額について、同行外貨資金証券部の浅村浩規上席調査役は「投資家の需要動向で最終的に決まるが、15億から20億ドルの規模を考えている」と語った。米国市場の投資家にとって「ヤンキー債」は、日本市場でサムライ債に相当するが、同種の社債を日本の民間金融機関が米国の機関投資家を対象に本格的に発行するのは、初めてという。 

  浅村氏は、資金使途などについて、「海外での成長戦略を推進するために、外貨を安定的に調達することを図った。特に国内外の顧客に外貨資金を安定的に貸し出すことを考慮した」と語った。このほか、有価証券の取得も資金使途の一つという。 

  さらに、米国市場での起債に踏み切ることについては、「外貨資金では米ドルのポーションが大きいことに加えて、資金調達の多様化という側面もある」という。さらに、コスト面では、今後、継続的に米国市場で発行することでコスト低下の効果も出るだろうという。 

  ブルームバーグ・データによれば、日本の発行体によるヤンキー債は、国際協力銀行、旧日本輸出入銀行、NTT、東京都などが発行している。


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