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この中で、「次の段階としては、高格付の製造業・商社あたりの起債が見えてくればよいですね。」なんて書いていましたら、今週に入り、早速、新日鉄、三菱商事といった銘柄の発行準備のニュースが出てきています。好ネームとはいえ、ようやくシングルA(S&P、Moody's)まで顔が見えてきた状況です。 下記ニュースにあるとおり、依然、発行準備にある企業は、いいネームばかりですが、日本政策投資銀行のように一旦起債を見送った銘柄も登場してきており、随分と市場が回復してきた感じがします。 昨晩、ブログで気にしていましたクレジットスプレッドは、欧州でさらにワイド化してきております。 このような市場環境下、日本の社債市場が機能回復の方向に向かっていることは、歓迎すべきことだと思います。 http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003006&sid=a1heQ66QbXK8 【起債予定】東電、九州電、関電、東北電力、JR東海、三菱商事など 11月19日(ブルームバーグ):複数の証券会社や発行体の担当者によると、 20日以降に、以下の国内普通社債(SB)、財投機関債の起債が予想される。格付け会社名は、R&Iが格付投資情報センター、JCRは日本格付研究所、S&Pがスタンダード・アンド・プアーズの略。 ●国内普通社債(SB) 東京電力(9501)が国内SBの発行を準備している。年限は20年、発行額は300億円の予定。主幹事は大和証券SMBC(事務)、みずほ証券、三菱UFJ証券が務める。格付けは、ムーディーズがAa2、S&PがAA、R&IがAA+、JCRがAAAとしている。上限利率を2.71%として18日、マーケティングを開始した。 九州電力(9508)が国内SBの発行を準備している。3年債、10年債の2本建てで、発行額は未定。3年債は個人向けで起債時期は未定、10年債は今週中にも起債を予定している。主幹事は3年債が日興シティグループ証券、10年債が野村証券、大和証券SMBC、新光証券が共同で務める。格付けは、ムーディーズがAa2、S&PがAA、R&IがAA+としている。 日本政策投資銀行(DBJZ)が国内SBの発行を準備している。3年債と5年債の2本建てで、2008年10月の株式会社化後、初の無担保国内普通社債の発行となる。発行額は各200億円、起債は12月4日以降を予定している。主幹事は、3年債が野村証券、大和証券SMBC、5年債は野村証券、三菱UFJ証券が共同で務める。格付けは、ムーディーズがAaa、S&PがAA−、R&IがAA、JCRがAAAとしている。 JR東海(9022)が国内SBの発行を準備している。20年債と30年債の2本建てで、発行額と時期は未定。主幹事は、みずほ証券、野村証券、三菱UFJ証券、日興シティグループ証券が共同で務める。格付けは、ムーディーズがAa2、S&PがA+、R&IがAAとしている。 新日本製鉄(5401)が国内SBの発行を準備している。4年債、10年債の2本建てで、発行額と起債時期は未定。共同主幹事は、4年債が三菱UFJ証券、日興シティグループ証券、10年債はみずほ証券とゴールドマン・サックス証券が務める。格付けは、ムーディーズがA1、S&PがA−、R&IがAA−、JCRがAAとしている。 NTTドコモ(9437)が国内SBの発行を準備している。5年債、10年債の2本建てで、発行額と起債時期は未定。主幹事は、5年債では野村証券(事務)、三菱UFJ証券、ゴールドマン・サックス証券、10年債では野村証券(事務)、三菱UFJ証券、みずほ証券が共同で務める。格付けは、ムーディーズがAa1、S&PがAA、R&IがAA+、JCRがAAAとしている。 関西電力(9503)が国内SBの発行を準備している。5年債、10年債の2本建てで、起債時期は未定。発行額は各200億円程度を予定している。主幹事は三菱UFJ証券、大和証券SMBC、日興シティグループ証券が務める。格付けは、ムーディーズがAa2、S&PがAA、R&IがAA+、JCRがAAAとしている。 東北電力(9506)が国内SBの発行を準備している。年限は10年で、起債時期は未定。発行額は300億円を予定している。主幹事は大和証券SMBC、野村証券、みずほ証券、三菱UFJ証券が務める。格付けは、ムーディーズがAa2、S&PがAA、R&IがAA+としている。 JR東日本(9020)が国内SBの発行を準備している。年限は20年で、発行額は未定、起債時期は12月を予定している。主幹事は野村証券、三菱UFJ証券が共同で務める。格付けは、ムーディーズがAa1、S&PがAA−、R&IがAA+としている。 三菱商事(8058)が国内SBの発行を準備している。3年の個人向け債で、発行額は1000億円。条件決定は11月下旬、発行は12月下旬を予定している。主幹事は三菱UFJ証券、日興シティグループ証券、大和証券SMBCが務める。格付けは、ムーディーズがA1、S&PがA+、R&IがAA−としている。 ホンダファイナンス(HFCZ)が国内SBの発行を準備している。年限は4年、発行額と起債時期は未定。主幹事はゴールドマン・サックス証券、みずほ証券が共同で務める。格付けは、ムーディーズがAa3、R&IがAAとしている。 トヨタファイナンス(TFCOZ)が国内SBの発行を準備している。年限、発行額、起債時期は未定。主幹事は、野村証券、三菱UFJ証券、日興シティグループ証券、トヨタファイナンスが共同で務める。格付けは、ムーディーズがAaa、S&PがAAAとしている。 ●財投機関債 森林総合研究所(JGRC)が財投機関債の発行を準備している。年限は10年、発行額は49億円を予定している。起債時期は未定。主幹事は、三菱UFJ証券と大和証券SMBCが共同で務める。格付けは、R&IがAAとしている。 水資源機構(WRDZ)が財投機関債の発行を準備している。年限は3年、発行額は90億円の予定。主幹事は、みずほ証券、三菱UFJ証券が共同で務める。格付けは、R&IがAA+、JCRがAA+としている。 日本私立学校振興・共済事業団(PSJZ)が財投機関債の発行を準備している。年限は10年、発行額と起債時期は未定。主幹事は、三菱UFJ証券、野村証券が共同で務める。格付けは、R&IがAAとしている。 沖縄振興開発金融公庫(ODFZ)が財投機関債の発行を準備している。発行額は100億円、起債時期は未定。主幹事は三菱UFJ証券、日興シティグループ証券が共同で務める。格付けは、R&IがAAAとしている。 そのほかに起債が予想される銘柄は、国立病院機構などが挙がっている。 更新日時 : 2008/11/19 16:53 JST なお、先週金曜日のブログでちらっと書きました電力会社の2年債について、ニュースが配信されていました。いやー、東電の2年債というのは、個人的にはインパクトがありました。 ☆東電債:同社初の2年債は地方などに販売−29bpの金利上乗せ好感(2)
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003006&sid=aV_osb_EfIHE |
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