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考えられないほどの物凄いショーを体験した私は、これまでにない興奮を覚えた。 ダンスの素晴らしさを改めて実感したと共に、こんなに素晴らしいダンサー達が日本に存在するという事を本当に喜んだ。 そして彼らに対して少しの嫉妬も感じた・・・。 ショーを終えたばかりのEIJI氏を発見した私は彼に駆け寄り、話をしようとした。 その瞬間、私と眼が合った彼は私に対し、こう言い放った。 「知らない顔じゃないから言うけどさ、お前もダンスやりたいんならチャラチャラやってないで、もっと真剣にやれよ!」 今さっき憧れの人物になった人に、いきなり説教されたという見方もあるが、そういう人だからこそ、 その一言がとてつもなく大きく私にのしかかった。 ショーの感動を彼にクドクド話して、社交辞令的な挨拶をお互いにするより、この頃の私にとっては よっぽど有益な言葉が、有無を言わさず飛んで来た訳だ。そして、彼はフロアの人ごみの中に消えていった。 本当に大きな一言だった・・・。 それまでの自分を見透かされた、これ以上ない的確な言葉であった。 彼の言葉を受けた私は複雑な気持ちだった。今となっては本当に有難い事を言ってもらったと思える。 正に当時の自分にとってEIJI氏は恩人以外の何者でもない。 しかし、この時の私には悔しさが先に来た。 ダンスもイケてると思っていたバカな自分がいた。それを否定するショーを目の当たりにし、自分自信がハンパ者だと自分で納得して理解したはずなのに・・・・・ 天邪鬼な私が自分自身をとても複雑な気持ちにさせた。 有難いとも思ったが、正直一番強く思った気持ちは 「今に見ていろ!スグに抜いてやる」だった・・・。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
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2005年10月15日
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