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アシモモ〜が勤めているブラック会社は、業界内では弱い立場にあり、有力会社から「やれ」と言われたら、たとえそれが理不尽な要求であっても、嫌でもなんでも、法律に違反しない限りにおいて、とくかく「やる」方向で話をまとめないといけないことがあります。
しかも、その際には、「有力会社から言われたからやる」という言い方は許されず、「やりたいです!」と言い、結果責任もすべて負わなければならないのです。
アシモモ〜は、そのような筋の悪い話の処理を自ら手掛けることもありますし、筋が悪くて誰もが嫌がるような話を担当部署に伝えなければならないという「汚れ仕事」に手を染めることもあります。
言われた部署は、「ハイかイエスか喜んで」などという積極的な姿勢であることは100%ないので、考え付く限りのあらゆる言い訳を持ち出して拒絶するのが通例です。その過程を詳細に描き出してみると、
…という流れを経ることが多いと思います。「幕を閉じる」と書きましたが、仕事に着手したらしたで、いろいろな問題が出現し、トラブルが起きるわけですから、むしろ苦しみの始まりということかもしれません。
そんな不毛な調整の中で思ったことは、「やるにしても人手が足りないからできない」という主張は本当なのかという点です。専属のヘルプ要員を付けるという形で解決を図ったケースがあります。その後の様子をよく観察してみると、専属ヘルプ要員だけに仕事を押し付けたり、担当部署の幹部が当事者意識をもって指導しなかったり、といった状況が出現し、十分なパフォーマンスが発揮されないケースもあるようです。
これは、「人手が足りないからできない」のではなく、「そもそもやる気がないからできない/やらない」のであることの証左でありましょう。人手が足りないのは、普段から仕事に対して後ろ向きで積極的にやらないから、それだけの人手しか付いていないのだと判断すべきであり、「やるにしても人手が足りないからできない」というのは、たいていの場合は虚偽又は幻想であると心得るべきです。まずやってみる姿勢が示されれば、状況に応じて他所からの増援が得られるというものです。
ここから教訓を得るとすれば、「人手が足りないからできない」、「人手があればできるのに」といった主張をするよりも、まずは今いるだけの人員で着手してみて、問題にぶつかったら周囲の助力を得ながら巻き込んでいくというやり方の方が、短期的には辛くても長期的には部署が潤うことに繋がるのではないか、ということです。なかなか賛同を得られないかもしれませんが、このような姿勢で仕事に向き合ってみたらどうなるか、実証実験を兼ねてやってみようかと思った次第です。
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