ここから本文です
アシモモ〜のブログ
日記に近い感じで日常生活を綴っています。

書庫全体表示

代官山の旧朝倉家住宅

ゴールデンウィーク中、どんなものか一度見てみようということで、オシャレな街として有名な代官山へ行ってみました。その記録の第1回目。
 
旧朝倉家住宅
渋谷区猿楽町29-20
旧山手通りから少し入ったところに、大正時代の面影が残っています。
概略は以下のとおり。
イメージ 1
イメージ 2
○猿楽町の南西斜面を利用して大正8年に建造
○東京府議会議長や渋谷区議会議長を歴任した朝倉虎治郎の邸宅だった
○戦後は社団法人中央馬事会に売却の後、農林水産省を経て、昭和39年からは経済企画庁の会議所として利用され、現在は渋谷区の管理。重要文化財。
○明治時代から昭和30年頃までに建設された大邸宅の特徴が顕著
 
さっそく入館料100円を支払って、邸宅の中を見学しました。
 
①応接間
玄関で靴を脱いで左に曲がると、応接間です。10畳間の和室です。年中行事などで正式に客を迎えるときに利用されました。応接間からも広大な庭園が見渡せます。
イメージ 3
イメージ 4
 
 
②2階部分
イメージ 5階段で2階に上がります。2階部分は、虎治郎が公職にあった際に会合等に利用されていた広間があります。廊下も年季が入っていて、「昔の家」という風情が色濃く滲んでいます。2階からも庭が見渡せ、遠くからは中目黒駅を発着する東急電車の発車ベルが聞こえました。
イメージ 6
イメージ 7
 
 
 
 
 
③杉の間
イメージ 8
再び1階におりますと、「杉の間」があります。杉の間は、「奥」と「表」に分かれています。手前が南側の「表」、奥の部屋が北側の「奥」です。
 
①応接間と②の2階広間は書院造で、正式な接待を行う部屋は書院風にするのが習わしでした。ところが、この杉の間は書院造ではなく、くだけた数寄屋風の座敷となっています。
 
特に南側の「表」の部屋は、杉材の木目を「板目」で見せるという、趣向を凝らして部屋になっています。これだけの板目材を揃える財力を見せつけています。ここで陳情などの私的な客を応接したと言います。別の部屋の材木(左)と比べると、板目の美しさが顕著です。
イメージ 9
イメージ 10
イメージ 12
  
④円窓の部屋
⑤茶室
イメージ 13
イメージ 14
 
 
イメージ 15⑥会議室
10畳の仏間、12畳の居間、10畳の寝間だったのを改造して会議室にしてあります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
⑦事務室
かつては事務室も和室だったのです。部屋の片隅には頑丈そうな金庫がありました。「東京吉井金庫店製造」とあります。現在も中央区にある会社のようです。
イメージ 16イメージ 17
 
 
イメージ 18⑧立ち入り禁止ゾーン
右手に台所、左手には女中部屋があったそうです。
 
⑨洋間
イメージ 19来客用に様式の接待ができるようにと建造された洋間です。言えや商売にかかわる来客への対応、執事の事務のための部屋として利用されました。当時は床が板張りだったそうです。折上格天井(おりあげごうてんじょう)という洋風の特徴が見られます。(右)
 
 
⑩庭園
さすが大邸宅だけあって、庭にも門があります。西渋谷台地の斜面にありますので、かつては敷地外の眺望を借景として取り入れ、富士山や目黒川といった田園風景が望めるような構成になっていました。
アカマツを主体に、カエデ類や常緑樹を交えた雑木林風の景観が意図されていたといいますが、アカマツが壊死したり庭木が大きくなりすぎたりしているようで、元の姿に戻す努力をしているとのことです。
イメージ 11
イメージ 20
 
 
都会の喧騒を忘れることができる、落ちついた空間でした。季節ごとに異なる風情がありそうですので、秋の頃にも訪れてみたいと思いました。

  • アバター

    こんばんは♪

    古いお屋敷って 趣があっていいですね
    お茶室の円窓もいいなぁ☆

    ☆ Nice! ☆

    beeちゃん

    2013/5/12(日) 午前 1:51

  • 顔アイコン

    こんにちは。
    古い屋敷っていいですよね。代官山にこんな古い屋敷があるだなんて、全然知りませんでした。築100年程ですが、まだまだ使えそうでした。

    [ アシモモ〜 ]

    2013/5/12(日) 午後 7:03

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事