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ジョギングで荒川沿いを走っていたら、岩淵水門に行きあたりました。以前「ブラタモリ」で取り上げられているのを観て、いつか行ってみたいと思っていた夢が、あっけなく実現しました。
かつて荒川は、今の隅田川の部分を流れておりました。しかし、川幅が狭く、堤防が低いため、大雨や台風の洪水被害がたびたび起きました。そこで、明治44年から昭和5年にかけて、新しく河口までの約22kmの区間に人工的に掘られた川(放水路)を造り、洪水をこの幅の広い放水路から流すことにしたのです。この放水路が、現在の荒川です。
写真は荒川の隅田川の分岐点です。右が隅田川、左が荒川です。
大正5年から大正13年にかけて、この2つの河川の分岐点に旧岩淵水門(赤水門)が建造されました。
しかしながら、老朽化や地盤沈下による高さ不足のため、昭和50〜57年に工事が行われ、赤水門の下流約300mに岩淵水門(青水門)が建設されました。
岩淵水門は、平常時には水門を開放しております。これにより、船の通航を確保するととも、隅田川の水質浄化のために荒川の水を隅田川に流入させています。平常時は荒川の3割の水が隅田川に流入しているそうです。増水時には水門を閉めて隅田川への流入を食い止め、東京を水害から守る大切な役割を担っております。
岩淵水門の近くの土手からは、遠くスカイツリーも望めます。写真を拡大すると確認できます。左後方の高い鉄塔です。
アシモモ〜がモスクワに赴任したときにはまだありませんでした。今回帰国して完成したスカイツリーを初めて見まして、大変感動いたしました。他方で、恥ずかしながら東京タワーにも行ったことがないので、まずは東京タワーから訪問せねばと思います。
(左)水門付近は土手の上に遊歩道が整備されており、ジョギングやサイクリングが楽しめます。左側通行が基本です。
(右)ラインを引かれますと、滑走路みたいです(右)。この上をジョギングするときの爽快感と言ったら!
桜の開花状況です。
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背景はもちろん旧岩淵水門(赤水門)です。こんなところでお弁当持ってきて花見をしたら楽しいでしょう。
岩淵水門の近くには荒川知水資料館があります。
荒川のことが大いに学習できると思います。アシモモ〜は今回は割愛してしまいましたが。
【開館時間】
3〜11月 09:30〜17:00
12〜2月 09:30〜16:30 荒川知水資料館の玄関脇には荒川放水路完成記念碑があります。荒川下流改修事務所主任技師(現工事事務所長)であった青山士(あおやまあきら)氏及び工事関係者一同が工事の犠牲者を弔うために資金を出し合ったそうです。
台座は富士川の転石で、銘板の模様は当時の河川敷を埋め尽くした桜草があしらわれております。この工事の最高責任者であり功労者でもある青山氏の名前は刻まれておりません。巨大な土木事業は関係者全員で造り上げていくものであるという青山主任技師の精神が簡潔に記されているものとして著名なのだそうです。
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