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アシモモ〜のブログ
日記に近い感じで日常生活を綴っています。

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イメージ 1ポンドツリースト社長のポンドです。今回は、昨年の大晦日に日帰り京都旅行を企画したときの記録です。波乱に富んだ道中でした。

定年後は旅行をしたいとお考えの方も多いかと思いますが、やはり健康あっての楽しい旅行であることが、今回の京都旅行からも実感できました。

〇新幹線で京都へ
モモヅマ〜が新幹線で京都に行きたいという希望をお持ちでしたので、ポンドツーリストとしては当該希望に最大限お応えするべく、往復「のぞみ」指定席とJR東海のキオスクで使用できる商品券をセットにした、ややお得な切符を用意しました。

東京駅を午前6時台に出発し、8時半頃には京都に到着する新幹線に乗りました。アシモモ〜は朝から缶ビールを開けて崎陽軒のシウマイ弁当に舌鼓を打つのが常ですが、この時は胃が不調だということで、車内ではお茶を飲みつつ静かに過ごしていました。モモヅマ〜も体調がすぐれない様子でした。
イメージ 2イメージ 3静岡県に入ると、朝日に照らされた富士山がバッチリ見えました。富士山を眺めるために、進行方向右側のお席を準備したのです。


〇化野(あだしの)念仏寺
イメージ 4京都に到着後、すぐに山陰本線に乗り換えて嵯峨嵐山駅に向かいました。ここから化野念仏寺まで約30分の徒歩です。アシモモ〜らにはこの時点ではまだ歩くだけの元気が残っていました。あまりの寒さに耐えきれず、モモヅマ〜が靴の中にカイロを入れる等の寒さ対策が取られました。

化野念仏寺はアシモモ〜からのリクエストでした。根っからの文系を気取っているアシモモ〜が、古文の授業で『徒然草』の「あだし野の露消ゆる時なく〜」に触発され、いつか訪れてみたいと思っていたそうです。でも本当は、片平なぎさが出演する2時間ドラマのロケ地だったのを見て、いつか行ってみたいと思っていたことをアタシは知っています。

この『徒然草』の第7段は、人間が年老いていくことについて鋭い考察をしているので、少々長いですが全文を掲載します。当時の寿命からすると40歳を過ぎたら恥をまき散らす存在だったようです。人生100年と言われる現在ではさすがに「40歳」というのは当てはまりませんが、それでも、このテーマは現代にも通用するテーマではないでしょうか。モンスター老人の話を想起すると、たいへん「あさましく」思われてなりません。
【原文】
あだし野の露消ゆるときなく、鳥部山の煙立ち去らでのみ、住み果つるならひならば、いかにもののあはれもなからん。世は定めなきこそいみじけれ。命あるものを見るに、人ばかり久しきはなし。かげろふの夕べを待ち、夏の蝉の春秋を知らぬもあるぞかし。つくづくと一年を暮らすほどだにも、こよなうのどけしや。飽かず、惜しと思はば、千年を過ぐすとも、一夜の夢の心地こそせめ。住み果てぬ世に、みにくき姿を待ちえて、何かはせん。命長ければ辱多し。長くとも四十に足らぬほどにて死なんこそ、目安かるべけれ。 そのほど過ぎぬれば、かたちを恥づる心もなく、人に出で交じらはんことを思ひ、夕べの陽に子孫を愛して、さかゆく末を見んまでの命をあらまし、ひたすら世をむさぼる心のみ深く、もののあはれも知らずなりゆくなん、あさましき。

【現代語訳】
あだし野の露は消えるときがなく、鳥部山の煙が立ち去らないでいるように、この世に住み続ける習わしであるならば、どんなに物の情緒というものがないことだろう。この世は無常だからこそ素晴らしいのだ。命があるものを見るにつけても、人間ほど長生きするものはない。かげろうが夕方を待たずに死ぬこともあるし、蝉が春や秋を知らずに死ぬこともある。しみじみと一年を暮らすだけでさえも、この上なくゆったりとしていることだ。満足せず、命が惜しいと思うならば、たとえ千年を生きようとも、一晩の夢のようなはかない気持ちがするでしょう。いつまでも住み続けることのできないこの世で、醜い姿になって、それが何になるだろうか(いや何にもならない)。命が長いと恥をかくことも多い。長くても40歳に足りないくらいで死ぬのが見苦しくないだろう。その年齢を過ぎてしまうと、容姿を恥じることもなく、人の前に出て付き合うことを思い、残りわずかな命の身で子や孫をかわいがり、繁栄してゆく将来を見届けるまでの命を欲し、ただただこの世の利益や欲望に執着する心だけ強く、物の情緒も分からなくなっていくことは、実に嘆かわしいことだ。
境内には8千体にも及ぶ石塔・石仏があり、これらは化野一帯に葬られた人々のお墓です。何百年という歳月の中で無縁仏となっていたのを、明治中期に集約して整然と安置したといいます。弘仁年間(810年〜824年)に空海が開創した浄土宗のお寺が始まりで、鎌倉時代に法然上人の道場となり浄土宗に変わったという歴史があります。
イメージ 5イメージ 6境内は手入れの行き届いた苔が一面に広がっており、その中にも石塔等が安置されています。浮世から少し離れて、無常の世界に近寄ることで、俗物にまみれた生活のことや、それらに執着しないという着意が必要なのではないかと考えさせられました。2時間ドラマのロケ地を実際に見ることもできました。西院(さい)の河原といい、無縁となった石塔、石仏を供養しています。なお、化野念仏寺のもう一つの見どころである竹林は工事中のために閉鎖中でした。


〇嵯峨野の竹林の道
化野念仏寺から嵐山に戻る道中ではいよいよアシモモ〜の体調が厳しくなり、胃が相当やられている模様でした。しかし、嵐山に戻らないことには動けないので、嵯峨野の竹林の道を経由して嵐山に戻ることにしました。

鬱蒼と茂る竹林の中を通る道は、日本の情緒を感じられるものです。それゆえか、外国人観光客が押し寄せており、特に近隣国からの観光客は大喜びで狭い歩道の交通を遮っての写真撮影に勤しんでおられました。
イメージ 7イメージ 8ごった返す人並みを避けて撮影するだけで、写真でもかなりの情緒が表現できますね。食い意地の張っているネコ科としては、春になればタケノコ狩りができるのではないかと思ったりしました。


〇京福電鉄で四条大宮へ
イメージ 9嵐山には和グッズの店、あぶら取り紙の店、漬物の店、お茶の店等々、体調が良ければじっくりと見て回りたい店が並んでいましたが、アシモモ〜が立っているだけでも辛い感じなので、わらび餅だけ買ってもらい、京福電鉄の駅に急ぎました。「嵐電」の名称に親しまれている電車に乗って、次の行先を定めず、とりあえず四条大宮に向かいました。

四条大宮ではついにアシモモ〜らが力尽き、近傍のファミレスで休憩することになりました。水分を取りつつ、ひたすら体力の回復を図りました。インフルエンザを疑い、アタシはカバンの中でうち震えていました。


〇せめて清水寺だけでも
イメージ 10せっかく京都に来たのにファミレスで数時間を浪費してしまいました。しかし、ローズヒップティーが効いたのか、休憩したのが幸いしたのか、ポテトフライを平らげる程度の食欲が回復し、多少は動けそうになりました。暗くなる前に清水寺くらいは行っておこうという話になりました。

アシモモ〜らは最後の力を振り絞り、四条大宮からバスで移動し、清水寺に続く坂道をゆるゆると登っていきました。坂の左右には魅力的な店が並んでいますが、そちらに関心を払う余力はもはや残っていませんでした。食欲がストップしてしまうと、旅行の楽しみの半分が失われてしまうものだなあと思いました。




清水寺からは夕暮れ時の京都の街並みが一望できました。

イメージ 11イメージ 12アシモモ〜らの体調不良のために観光地の数はこなせなかったですが、こんな美しい風景を眺められたので、今回のポンツリを企画して本当に良かったと思いました。
イメージ 13イメージ 14「清水の舞台から飛び降りる」といわれるあの舞台は、工事の足場が組まれていて、その全容を拝むことができませんでした。残念なことですが、また清水寺を訪問する口実ができたかと思います。今度は気候の良い時期に、万全の体調で行きたいものです。


〇なんとか東京に帰還
清水寺を参拝した後は京都駅に向かい、JR東海のキオスクでお土産を買い、ドラッグストアで買った風邪薬を飲んで東京に戻りました。帰りの新幹線の中でもビールを飲んだりはできず、アシモモ〜もモモヅマ〜もぐったりしていました。38℃台の発熱がありましたが、一晩ゆっくり寝たら熱が下がったためインフルエンザではなかったようです。アシモモ〜もモモヅマ〜も同時期に体調が悪くなったこと等から考察すると、確証はないものの、年末に慰労会を実施した際に食べた生ガキに当たったのではないかとの結論に達しました。

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