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帰国まで数日を残した昨年9月のある日、最後のトランバイ撮影行脚を行いました。
最後なので、モスクワらしいポイントでトランバイの写真を撮ってやろうと思いまして、兼ねてから目を付けていたポイントへ向かいました。
赤の広場の傍らに建つワシリー聖堂がバッチリ見えるボリショイ・モスクヴォレツキー橋。 と書くとトランバイとは無関係のように見えるのですが、芸術家アパートの真下にあるボリショイ・ウスチインスキー橋はトランバイが走っておりますので、この絶景の中にトランバイが写り込むことができるはずなのです。ほら。トランバイです。
ロシアの日を控えて、色とりどりののぼりが橋に掲げられているのが本当に邪魔なのですが、トランバイが確認できます。
少し近づいて芸術家アパートとトランバイを一緒に写しました。ホントにこののぼりが邪魔だなあと思われましたが、最後のよい思い出になりました。
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モスクワの路面電車〜トランバイ〜
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24系統はクルスカヤ駅を出発してすぐに線路の下のトンネルをくぐります。この光景が撮影ポイントになりそうだということで、帰国直前の間隙を縫って行ってまいりました。
トンネルの幅が狭くてトランバイの線路を複線で敷くことが不可能であるため線路が寄せてあり、交互通行するように作られております。トンネル内は線路が4本あるように見えるのです。
線路がカーブしていて見通しが悪いため、信号機で進入する車両を統制しております。信号機で統制してなければ、後先考えずに突っ込んだりする運転手がいることでしょう。
71-608КМ型車両の4222がやってきました。堂々たる走りでした。
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トランバイの1系統と16系統は、モスクワ最南端のトランバイ停留所である「アカデミカ・ヤンゲリャ通り」まで走っております。
まずはちょっとズルをして、メトロ9号線でチェルタノフスカヤ駅まで行きました。地下鉄の出口から出てすぐにトランバイの停留所がありましたので、1系統又は16系統を待ちました。ふと眼をやると、路線状況の悪さに閉口しました。線路が波打っています・・・。
(左)そうしているうちに、1系統のМТТЧ型車両がやってきました。塗装が牽引車両みたいな色をしていますが、れっきとした旅客車両です。(右)信号が青になり、停留所にやってきました。
「アカデミカ・ヤンゲリャ通り」は、モスクワ最南端のトランバイ停留所ですが、何があるというわけではなく、小さなスーパーがあるだけでした。起伏に富んだところでしたので、やってくるトランバイを撮影するには良い場所でした。趣深い写真が撮れたと自負しております。やっぱり線路が波打っているのがよく分かります。
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一番右の線路から奥に向かい、ぐるっと回って戻ってきます。 一番左の線路は、車庫へ向かう引き込み線です。
せっかくなので車庫まで行ってみることにしました。
子供のころ、バスの車庫に突撃訪問してみたところ、路線図などをいただいたりしたことがありましたので、そういうラッキーなことがあるかもしれないし・・・。
かなり歩いていくと、車庫が見えてきました。 こちらが車庫の入り口です。厳重に門が締まっておりますので、入り込む余地はなさそうでした。接近して何か言われても、何を言っているかわからないでしょうし、接近するのは断念しました。 こちらが車庫の建物。結構立派な建物です。
左の壁面にトランバイの絵が描かれているのが分かるでしょうか。右の壁面は救世主キリスト教会です。 ビルの上部には「Трамвайное депо」と書かれております。「トランバイの車庫」と単刀直入に書かれているのが微笑ましいです。結局、何もできずに遠目に眺めただけでした。
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トランバイの廃線跡をご紹介した(http://blogs.yahoo.co.jp/anmako1976/8691811.html)ので、
廃線跡つながりということで、もう一つご紹介します。
かつて住んでいた所の近くにも廃線跡がありました。
地下鉄駅プロスペクト・ミーラの駅前は、たいへんお世話になった7系統と19系統が走っておりますが、駅前のマクドナルドのところから分岐して北上する路線がかつてありました。
分岐するところはまだしっかり線路が残っております。分岐してすぐにアスファルトで覆われいる部分もありますが、舗装が雑なので線路があった場所はしっかり確認できます。こういうところがロシアっぽいと言えましょうか。
ギリャロフスコヴォ通りは、すでに架線が撤去されておりましたが、線路はそのままに残されており、風情のある雰囲気を醸し出しております。いまにもトランバイが走ってきそう・・・。
ギリャロフスコヴォ通りを北上した後、右折してトリフォノフスカヤ通りを進みます。本当は散策したかったのですが、帰国直前の時間がない時に撮影行脚を強行したので、横着して車から撮影しています。
この通りはきれいに舗装されておりましたが、線路は確認することができます。こうやって線路を残してくれるのは嬉しい限りです。
さらに進むと石畳まで残されておりました。まるでトランバイがまだ走っているかのようですが、架線が撤去されてしまっていますので、トランバイが走ることはもうありません。
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