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アシモモ〜のブログ
日記に近い感じで日常生活を綴っています。

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クリスマスの連休に、肥薩線で人吉にやってきたアシモモ〜は(https://blogs.yahoo.co.jp/anmako1976/16074484.html)、くま川鉄道に乗り換えて多良木に向かいました。多良木では、国の重要文化財に指定されている青蓮寺を訪問しました。


〇人吉駅(JR)=人吉温泉駅(くま鉄)
イメージ 1いさぶろう1号で人吉駅に降り立ったアシモモ〜は、駅前を少し散策して、くま川鉄道の人吉温泉駅に向かいました。人吉駅とつながっていますが、くま川鉄道では「人吉温泉駅」と称しています。

歩道橋から人吉温泉駅の全容を眺めることができます。駅の裏側には古墳がありますので、時間があれば是非足をお運びください

【参考】大村横穴群

10:25発の湯前行きの列車に乗りました。赤と白の田園シンフォニー車両がやってきました。開業30周年を告げるヘッドマークを装着していました。湯前線が廃止されてから30年も経つのですね。第三セクターとしてもなかなか経営が厳しいようですが、存続していただきたいものです。存続のためには我々が鉄道に乗らねばならないのです。
イメージ 2イメージ 3車内は木材が多用され、暖かみのある雰囲気になっています。色々な形のシートが配置され、ボックス席も、外向きのカウンター席も設けられています。
イメージ 4イメージ 5こんな列車で通勤・通学ができるのは、素敵なことであります。通学客の利用が収益の大部分を占めると思われますが、多良木高校が廃止になるなど、経営環境はますます厳しくなるばかりなのではないかと推察されます。

〇のんびりと球磨路を走る
10:25、人吉温泉駅を発車しました。田園シンフォニーの車両は、ゴロゴロと唸りながら発車していきます。エンジンの力強さが「いさぶろう号」とは異なり、田園地帯をのんびり走る感じが好ましく思われます。(左)JR肥薩線とお別れして湯前を目指て走っていきます。
イメージ 6イメージ 7(右)川村駅を過ぎると球磨川を渡ります。こんなに穏やかな川の様子ですが、大雨が降れば急流となる暴れ川です。

一武駅〜木上駅ののどかな田園風景には心打たれました。何も視線を遮るものがない、この開放感、この壮大な風景が良いのです。
イメージ 8イメージ 9畑の向こうには白髪岳が見えるはずですが、この日はモヤに煙っていました。肥薩線に乗っているときは曇りがちでしたが、晴れ間が出て明るくなってきました。

イメージ 1010:59、多良木駅に到着。「多」が隠れてしまいましたが、屋根の向こう側にちゃんとあります。

多良木駅は、湯前線の開業と同時の大正13年(1924年)に開業した歴史ある駅です。現在の駅舎は平成9年(1997年)に改築されています。







〇多良木町黒肥地は見どころがたくさん!
(左)多良木町滞在中、黒肥地にある「抜群酒造」を再訪することができました。こちらには約7年前に訪問して、工場見学までさせていただいています(https://blogs.yahoo.co.jp/anmako1976/4770319.html)。もちろん、今回も焼酎を買い付けて帰りました。
イメージ 11イメージ 12(右)黒肥地まで来たならば、青蓮寺阿弥陀堂を拝みに行かねばなりません。朝霧が立ち込める早朝に訪問しました。阿弥陀堂は国指定の重要文化財です。単層の木造建築で、鎌倉時代の荘重、雄健の感を体現しています。基礎がしっかりしている様子がうかがえました。
イメージ 13イメージ 14阿弥陀堂は、上相良三代頼宗が永仁3年(1295年)に初代頼景の供養のために創建したと伝わっています。その3年後には、頼景夫人の青蓮尼(しょうれんに)の位牌所として青蓮寺が建立されました。阿弥陀堂は、室町時代中頃に再建されています。建物は10m×10mの方形で、茅葺き屋根の高さは13mあります。
イメージ 15イメージ 16相良頼景は遠江国から多良木に下向してきた人でしたが、その長男の長頼が人吉に下向したことから、多良木相良(=上相良)と人吉相良(=下相良)という2つの相良家が存在するようになり、室町時代になると人吉相良が多良木相良を滅ぼして統一したという歴史があります。

イメージ 17阿弥陀堂の背後の斜面には石塔群があり、相良頼景などの相良氏一族の供養塔や、五輪塔78基、石塔婆22基が立ち並んでいます。五輪塔の多くには梵字が彫られており、梵字の右に「蓮寂」と彫られたものが相良頼景の墓と言われています。また、青蓮尼の他、上相良の2代から8代までの墓もあると言われています。8代の頼観のときに上相良は下相良に滅されてしまいました。
イメージ 8昨年のクリスマスの連休を利用して、多良木方面に電車で向かいました。かねてより、肥薩線の「川線」と呼ばれる八代〜人吉間を乗りたいと思っていたので、それを実現したのです。

普通列車でゆっくり行くことも考えましたが、熊本市の辺境からとなると、どんなに頑張っても多良木に到着するのが午後になってしまうので、時間効率を考えて、熊本08:31発の特急列車「いさぶろう1号」を利用することとしたのです。

〇熊本〜八代は鹿児島本線を快走
イメージ 1熊本駅の5番線ホームから赤い車体のキハ47型に乗り込みます。熊本駅の改札外にある「肥後よかモン市場」は朝の8時から営業しているので、列車内で食べるお弁当や、多良木の甥っ子たちへのお土産の調達には大変便利です。今回は、「お弁当のヒライ」で列車内の弁当を購入し、お土産はミスタードーナツにしました(大変喜ばれました!)。熊本に来たら、お弁当のヒライで弁当を買わなければ話が始まりません。



いさぶろう号の車内は、優等列車にふさわしく、木材を多用した格調高い造りになっています。ボックス席になっている部分はほとんどが指定席です。一部自由席もありますが、ごく少数なので、しっかり座りたい方は指定席を購入されることをお勧めします。
イメージ 2イメージ 3
列車の中央付近には(右)のようなカウンターもありますので、ここから景色を眺めつつ人吉までのひとときを過ごすのも一案です。座席はあまり心地よくありませんので、脚力に自信のある方は是非。

熊本駅を出発すると、次の停車駅は新八代。途中の宇土駅までは三角線を乗りに行ったときと同じルートです。白川、緑川と、見慣れた風景が流れていきます。宇土駅を出ると(左)のような田園地帯の光景が広がり、空の広さ、大きさに、開放感を味わいました。
イメージ 4
イメージ 5アッという間に新八代、八代と停車していきます。気動車といえども、立派な特急列車ですから、ぶっ飛ばして走るように思われます。

〇川線の景色を楽しむ
八代駅を出ると、さっそく球磨川沿いを走ります。肥薩おれんじ鉄道の線路との分岐を過ぎると、球磨川に沿って上流に向かって走っていきます。キハ47は唸りをあげて快走します。
イメージ 6イメージ 7
「気動車のくせに」「ローカル線のくせに」などと申したらお叱りを受けるかもしれませんが、相当ぶっ飛ばす印象です。ものすごく速いです。三角線の揺れとは比較になりませんが、気動車らしい揺れが心地よく感じました。

鎌瀬駅までは人吉方面に向かって右側の方が景色が良いです。鎌瀬駅を過ぎて、球磨川第一橋梁を過ぎると、良い景色は進行方向左手に移ります。自分が橋梁を渡る身であるため、球磨川第一橋梁の写真は撮れませんでした。なお、同橋梁は110年の歳月を重ねたということで、かつては幹線として存在感を放った肥薩線の歴史を想起しました。
イメージ 9イメージ 10
あいにくの天気が奏功して、水墨画のような風景を見ることができました。列車が速いのと揺れるのとで、景色の撮影は難航しました。とにかく手ブレがひどいので、写真は厳選に厳選を重ねて掲載しています。この裏には何十枚ものボツ写真があります。カワセミのような鳥が写り込んだのはラッキーでした。

〇停車駅がそれぞれに渋い
ちょうどクリスマス期間だったので、サンタの帽子を被った客室乗務員のお姉さんに「メリークリスマス!」と声をかけるとキャンディをいただけました。勇気を振り絞って「メリークリスマス」と言いました。
イメージ 11イメージ 12
坂本駅は古い駅舎がステキだと思いました。木の柱、瓦ぶきの屋根。このような雰囲気の駅は首都圏ではなかなか見られません。

09:49一勝地着。一勝地は受験生にとっては合格祈願で有名です。アシモモ〜の大学受験のときはこのようなゲン担ぎはしませんでしたが、ひたすら神仏に祈ることはしました。
イメージ 13イメージ 14一勝地では、熊本行きの「かませみかわせみ2号」とすれ違います。お互いに手を振り合うという、微笑ましい演出が行われました。

〇人吉駅へ
一勝地を過ぎると、球磨川の上流に差し掛かってきますので、川の様子も段々と険しくなってきます。日本三大急流の一つと言われるのがよく分かります。球磨川第二橋梁を過ぎると線路は球磨川から離れ、車窓からは田畑が広く見えるようになります。

10:04人吉駅に到着。約1時間半の列車の旅はあっという間に終わってしまいました。やはり普通列車でのんびりと走る方がアシモモ〜は好きです。特急列車でサッサと行きたい人には「お先にどうぞ」と、普通列車のような生き様にあこがれます。
イメージ 15イメージ 16人吉駅では、普通列車とのツーショットを撮ることができました。いさぶろう号は吉松駅まで走りますが、アシモモ〜はここで乗り換えですから、お別れです。

もう7年近くも前の話になりますが、アシモモ〜は「いさぶろう1号」乗って、山線を吉松駅まで乗っていますhttps://blogs.yahoo.co.jp/anmako1976/4964936.html)。肥薩線と言うと、人吉〜吉松間がもてはやされる傾向にありますが、川線と呼ばれる八代〜人吉間も情緒に富んだ路線ですから、山線とともに川線も盛り立ててほしいものです。
球磨川幸福マラソンに出場するために多良木町に滞在している間、お母様がランチに行こう!ということで、水上村の「だんだん」という、古民家を改造した隠れ家風のお店に連れていってくださいました。
イメージ 1イメージ 2kitchen cafe 奥球磨だんだん
球磨郡水上村岩野2609

古民家を改造しています。しかし、古臭さは全く感じられません。
イメージ 3
お部屋からは、田園風景と九州山地の山並みが贅沢に見えます。熊本に引っ越してきて何が良いかって、こういった田園風景があちらこちらで見られることです。


数量限定の「奥球磨の恵み(月替わり)」をいただきました。地元の産物をふんだんに用いた品々で占められています。
イメージ 4イメージ 5後から、揚げたての鶏の香味揚げが運ばれてきました。ジューシーで、味付けがしっかりしていて、もっと食べたいという気持ちをくすぐる品でした。


(左)カボチャをつぶしただけでなく、干しブドウ、豆等いろいろなものが和えてあります。キウイを添えたのはアイディア勝ちだと思いました。
イメージ 6
イメージ 7(右)おからを使った酢の物。オレンジ色のものは、ニンジンと、柿!アシモモ〜は柿が好きで、生ハム×柿は試行したことがありますが、酢の物とは思い付きませんでした。


(左)キクラゲ入りのきんぴらです。生姜が効いているのがポイントです。前日の晩にこれと同じものをお母様が作ってらしたので、二人してたまげました。
イメージ 8イメージ 9(右)里芋のひき肉あんかけ・ナスとシシトウ添え。優しい出汁の味が里芋とよく合っていました。


(左)揚げ出し豆腐の味噌田楽。2種類の味噌の味比べをしながらいただきました。
イメージ 10イメージ 11(右)デザートはアイスクリーム。ブルーベル-のシャーベットが添えられており、色彩にも富んでいました。


とても落ち着く空間で、地元の特産品に向き合って食べることができるお店でした。大変な人気店らしく、予約なしで飛び込み訪問するのは危険と思われます。
10月21日(日)の球磨川幸福マラソンに出場するため、前日の20日(土)に球磨郡に入りました。この日は、人吉球磨三大祭の一つと言われているえびす祭」の日でした。たまたまお祭りの日とぶつかって、なんとラッキーなことでしょう!開催日は、毎年10月20日、21日で設定されているようです。

【参考】球磨川幸福マラソンではハーフに挑戦   https://blogs.yahoo.co.jp/anmako1976/15967666.html

国道219号線が通行止になって、神輿が練り歩きます。国道沿いに陣取って、神輿を見物しました。神輿行列の先頭は、多良木町の舞姫たちによる「多良木音頭」。色艶やかな衣装と、たおやかな踊りで魅了されました。
イメージ 1イメージ 2続いて続々と神輿がやってきました。商売繁盛で健康と幸福をもたらすと言われているえびす像をあしらった神輿もありました。担ぎ手さん達は、だいぶ出来上がってしまっている様子の方もおられました。


多良木高校の神輿も登場。多良木高校は今年で廃校となるため、これが最後の神輿だそうです。もう、学校には3年生の生徒しかいないのだそうです
イメージ 3イメージ 4少子高齢化の波が押し寄せています。「ありがとう多良木高校」と書いてある球状の物体は、槻木地区で発見された球状の巨石「千年の目覚め 平成悠久石」がモチーフとなっています。

【参考】2012年にアシモモ〜も見物に行った   https://blogs.yahoo.co.jp/anmako1976/5138716.html


地元の大手企業「味岡建設」の神輿がやってきました。なんだか強そうです。
イメージ 5イメージ 6やっぱりえびす様の像が目立ちます。


おやおや、えびす様の像の前で威勢の良い若者が登場しました。周囲からけしかけられて、焼酎をしこたま飲んでおられます。この光景を眺めていた甥っ子3兄弟は、「オレ、大人になりたくない」との感想。剛速球な正しい指摘だと思いました。
イメージ 7イメージ 8祭りの後の国道219号線。普段は国道のど真ん中で写真を撮るなどできないので、貴重なショットです。
(※今回はポンドツーリスト枠ではありません)

球磨川幸福マラソン前日の10月20日(土)、九州自動車道を使わず、一般道で球磨郡方面に向かいました。当初は、「酷道」とも称される国道445号線で五家荘、五木村を経由して向かおうと思いましたが、天候などを考慮して県道25号・宮原五木線を利用することとしました。

まずは国道3号線で氷川町にある「道の駅竜北」へ向かいました。ここで五木村方面の天候の最終チェックを行いました。球磨川水系のライブカメラで五木方面の天候、特に、濃霧の発生について確認しました。濃霧が発生していると景色は見えない上に危険ですから。
イメージ 1イメージ 2天候チェックの結果は問題なしと判断されたので、宮原交差点から国道443号に入り立神峡を横目に見ながら進み、東陽町から県道25号線に入りました。この県道沿いには、夏目友人帳の聖地の一つ「笠松橋」があります。この日もニャンコ先生のぬいぐるみを橋の中央部に置いて撮影に興じている女性がおられました。

【参考】2014年1月、「じーおっぺ」様に立神峡を案内していただいた  https://blogs.yahoo.co.jp/anmako1976/10736723.html
【参考】2014年1月、アシモモ〜も聖地巡礼    https://blogs.yahoo.co.jp/anmako1976/10742064.html


イメージ 3
県道25号線は曲がりくねってはいますが、片側1車線の気持ちの良い道路です。標高が上がるにつれ、木々の間からチラチラと遠方の街並みが見え始めます。大通峠の少し前には道路がループ状のところがあり、絶景が広がっていました。
イメージ 4イメージ 5スマホで撮影した風景と、デジカメで望遠レンズを使って撮影した風景とを比べてみます。
イメージ 6イメージ 7道中は、確実な秋の訪れを感じました。黄金色のススキが風に揺れ、木々は赤く色づき始めていました。
イメージ 8イメージ 9県道は大通峠の下をトンネルでパスしてしまいますが、トンネルを抜けた先から峠まで車で上がることができます。
イメージ 10イメージ 11
大通峠は、五木村と熊本県中央部を結ぶ重要なルートで、かつては人吉藩の番所がありました。南北朝時代には征西将軍懐良親王が戦に敗れ五木村に隠れる際に通ったとも言われ、「御通峠」が転じて「大通峠」になったと伝わっています。


県道をどんどん五木村の方へ走らせていくと、駐車場完備の白滝公園が見えてきます。断崖絶壁の下、川の流れが穏やかになり、吊橋などが整備され、気持ちの良い公園でした。
イメージ 19イメージ 20
散策していると、鍾乳洞があることに気づきました。100円を投入すると、鍾乳洞の電気が20分間点灯し七色に光るといいます。だまされたつもりで100円玉を投入し、鍾乳洞内部に急行しました。(機械から鍾乳洞まで少し離れています)
イメージ 12イメージ 13イメージ 14鍾乳洞の内部は、緑、赤、青に光り、それはそれは怪しい光景でした。なぜライトに着色したのかかは最後まで不明でしたが、おもしろい演出ではないかと思います。
イメージ 15
階段を上って数十メートル進むと行き止まりになっていましたが、鍾乳洞の穴はまだまだ続いているようでした。この真っ暗な穴の先にはどんな光景が隠れているのでしょうか。
イメージ 16イメージ 17散策道から手が届く範囲の鍾乳石はことごとく折り取られてしまっていました。手が届かないところからは無数の鍾乳石のつららが生育している様子が観察できました。折って持ち帰ってもすぐに飽きてしまうでしょうから、そのままにして愛でることができないものでしょうか。鍾乳石は鍾乳洞にあるからこそ意味があるのに。

イメージ 18白滝公園から少し車を走らせると、県道は国道445号線と合流し、道の駅「子守唄の里 五木」に到着しました。五木村の名産品である「山うに豆腐」を購入して、人吉方面へと向かいました。

次の機会には「酷道」を攻めたいと思います。

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