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5月25日(金)〜27日(日)、キルギス・マラソンに出場するため、キルギス共和国を訪れました。
その記録を記します。
モスクワから4時間のフライトで、キルギスの首都ビシュケク郊外のマナス空港に到着しました。
この空港は米軍基地があることで何かと有名です。実際、多くの米軍輸送機が並んでおり、米軍がアフガニスタンに展開しているのが想起されます。米軍機を撮ろうとしたら、空港職員にたしなめられました・・・。
ビシュケクは札幌とほぼ同じ北緯約43度に位置しておりますが、モスクワと比べると大変暑かったです。
空港を出るとすぐにこのような景色が広がります。遠くに見えるのはビシュケクの市街地。さらに遠方には、キルギス・アラ・トーの山並みが広がります。こんなのどかな風景に囲まれて暮らしたいなと思いました。
キルギスの貨幣はソムです(1ソム=約2円)。ドルはもちろんのこと、ロシアのルーブルも両替できました。
カント・バザールと書いてあります。カントの街の市場です。ちょうどイチゴの季節らしく、山のようにイチゴが積まれ、市場はイチゴの甘い香りに包まれていました。
カントを出ると、一本道をチョルポン・アタに向けてひた走りました。モスクワと比べて格段に良い舗装路を100km/h以上のスピードで進みます。ビシュケクは標高が約800m、チョルポン・アタは1600mと、かなりの標高差がありますが、曲がりくねる山道ではなく、直線的な道路が続いておりました。遠くに見えるのは7000m級の天山山脈です。万年雪が美しいです。
イシク・クル湖のほとりの街バリクチまでは鉄道が通じており、途中道路と並行しております。鉄道写真も撮れるのかと、嫌でも期待感が高まりますが、止め置かれた貨物列車しか見られませんでした。ガイドブックによれば、鉄道は不便なので利用する者はほとんどいないとのことです。
バリクチの少し手前には、中国に向かう道の分岐があります。この道を進むとトルガルト峠を経て中国に至ることができます。向こうに広がる岩山を見ると、ロマンが広がるってものです。写真のアングルがイマイチなのは、ぶっ飛ばしている車からの撮影だからなのです。
道路沿いの岩山に突如キルギス共和国の国旗が現れました。運転手さんによりますと、赤い石を持ってきて並べたのではなく、岩山の石に着色しているのだそうです。山の起伏を利用して国旗がはためいているかのように上手く描かれております。
イシク・クリ湖のほとりの街バリクチでは道路に料金所が設けられておりました。ここで徴収された料金はイシク・クリ湖周辺の自然保護に用いられるとのことで、実に結構なことだと思いました。
道路脇には牛や羊が群れていることがあり、車は減速して動物たちの脇を通過します。このようなのどかさもたまらない魅力だと思います。
マナス空港から4時間以上かけて、宿泊地であるアヴロラ・ホテルに到着しました。ガイドブックでは高級ホテルということになっているのですが、フロントは切符売り場のようなたたずまいで、愛想の悪いオジサンがドッカと座っておりました。名前を告げると、部屋は無い!などと言われましたが、押し問答の末に部屋のかぎが出てきました。部屋は至って簡素な造りで、1泊2300ソムでした。高級ホテルではないじゃん・・・。
到着したのは20時半ごろだったのですが、ホテルのレストランはすでに閉店しておりました。ホテルの周辺には道路沿いに小さな商店しかなく、商店の老婆に尋ねると、20kmくらい先まで行かないとレストランは無いとことで、泣く泣く商店に並んでいたパンとチョコレートで飢えをしのぎました。翌日はマラソン大会なのに、意外な展開に戸惑うばかりでした。
それでも気を取り直して、真っ暗な中をイシク・クリ湖まで行ってみました。暗くて湖は見えませんでしたが、満天の星空が広がっており、吸い込まれそうな程に星がたくさん見えました。写真を載せていないのは、上手く撮れなかったからです(泣)。
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キルギス旅行記
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