道草

とある懐疑主義者のブログ。

全体表示

[ リスト ]

米国人教師と語った

今日は「米国人教師と語ろう」なるイベントに参加してきた。20人くらいの教師がアメリカから来日していて、その教師相手に大学生が話をするというものだ。僕のテーブルには4人の米国人教師がついて、教授が一人と、インドからの留学生が一人、僕を含めた日本人学生が4人。小学校の先生が一人といった顔合わせ。なかなかいい感じのトークが出来たと思うんだけれど、このインドからの留学生が僕的には少し厄介だった。英語が堪能なものだから、一人で日本の教育のことを喋っていた。もちろん日本のことをよく知っているという部分もあったけれど、例えば、日本の小学校の先生はみんなジャージを着ているだとか、日本の大学生はとても規律の厳しい軍隊のようなサークルや部活動に明け暮れていて、それが趣味になっている、とかいう発言を聞いたときは「おい、ちょっと待てよ!」とつっこみたくなった。僕たちは異文化に接した時、知らず知らずに批判的な眼で、自分の中にあるステレオタイプをそのまんま当てはめてしまいがちなのかもしれない。インドからの留学生もその傾向があるようだった。

今日の会話はアメリカの教育システムが地方分権化されているのに対し、日本のは中央集権的だ、という話題に始まり、それに関係した話題と、移民国家アメリカの教育現場における言語の問題。それから、アメリカの小学校はハイテク化されていて、生徒が皆ノートパソコンや携帯電話を持っているということ。高い離婚率に伴って、親が子どもを放ったらかしにしていること。女子中学生の過激な服装。日本料理への賞賛。あと科学技術国家日本へのお世辞。アメリカの大学は公立でも授業料が年間200万円もかかるといったことなど。インドからの留学生が「アメリカの伝統料理は何?マクドナルド!?」と尋ねたときは少し焦った。

アメリカは、文化という点でアイデンティティの非常に弱い国だ。だからこそ軍事や経済の力で世界にアメリカ主導の世界新秩序をもたらそうと悶えた訳だが、集合的記憶の欠如がこの国の欠点だと、マフディ・エルマンジュラの言葉を松岡正剛が説明していた。伝統とか習慣とか歴史だとか、そういったものでは自己主張できない国なのではないだろうか。「伝統料理は何?」との質問に、「伝統料理はないけれど、世界中の料理を楽しめるわ。」との回答が心苦しかった。

United States of America、今やイスラム諸国を中心に世界中がこの国を嫌っている訳だけれど、今日目の前にしたアメリカ人達は、やはりカナダ人と同様見かけのよさそうな人達だった。世界中にコーラやマクドナルドをばら撒き、ハリウッド映画という安っぽい娯楽を提供しているこの国の正体は、一体何なのだろう?この人達もいざ政治の話題になれば、「イラク戦争はイラクに民主化をもたらしたのよ。素晴らしいことだわ。」なんて台詞を口に出すのだろうか。そしてそんなアメリカに追随する日本は更に不可解だ。

「教育」書庫の記事一覧

開く トラックバック(1)


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
お肉、魚介、お米、おせちまで
おすすめ特産品がランキングで選べる
ふるさと納税サイト『さとふる』

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事