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知りたい放射能4
野菜類全般の数値低下
原発事故から始まった食品の放射性物質検査。 検査のすり抜けが見つかるなど体制に問題はあるが、各自治体が行った約4万9000件の検査数値の推移とみると、汚染の全体的な傾向がわかる。
財団法人「食品流通構造改善促進機構」は、検査数値をグラフにしてホームページで公開している。 3〜4月には野菜を中心に数万ベクレルもの高い数値が検出され、出荷停止が相次いだ。
農業環境技術研究所の谷山一郎さんは「最初は「直接汚染」が主でした」。 大気中の放射性物質が茂っていた葉や茎などに直接ついたため、数値もぐんと高くなった。
今は「放射性セシウムの「関節汚染」が中心になっている」と谷山さん。 土壌中のセシウムを植物が吸い上げたり、植物の中のセシウムが新葉などに移ったりする。
土壌中に菌糸が広がるキノコ類や、乾燥で濃度が上がりやすい茶葉などで高い数値が見つかっている。
しかし、野菜類は全般的に、福島でも検査機器が検出できない程度の数値に下がっている。
心配されたコメも出荷停止は出ていない。 コメは稲わらやぬかの部分等食べない部分の濃度が高くなる。
砂地か粘土質か土壌の性質の違いによっても放射性セシウムの移行率は違うという。
汚染はいつまで続くのか。 同研究所のデータでは、水田のセシウム137の量が半分になるのに、平均で16年かかる。
年々数値は下がるとみられるが、肥料を工夫して、土壌中のセシウムが植物に移行する率を下げるなどの方策も必要だという。
魚介類は移動するため農産物より汚染度合いを把握するのが難しい。 厚生労働省のまどめでは、福島県での検査の内暫定規制値(1キロ・グラム当たり500ベクレル)を超えた魚介類の割合は3〜6月は15.6%、7〜9月は6.3%と減ってきた。
ただ、100ベクレルを超える率でみると、7〜9月は38.5%。
暫定規制値を下げる方向での論議が始まった。
読売新聞 放射能4 野菜類全般の数値低下 より
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消えずに移っていくというのは、恐ろしいですね。
半量になるのに、16年・・・・
やっぱり怖いです。
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2011年11月09日
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