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星獣ケプルス サトン星人(の末裔:萩原流行)登場。
星空を奪った者は誰か。
都会の星はほとんど見えなくなっている。
少なくとも今から五十年前はそうではなかった。
時代が進むに連れて夜空から星がひとつまたひとつと消えていった。
星の光を遮っているのは文明という名の地上の光。
そう、人類が生み出した光。
人類こそが「星座泥棒」なのである。
星座が消えるということで思い出すのは「帰ってきたウルトラマン」のバキューモン。
こいつは巨大なブラックホール怪獣で星を呑み込んでいく。
それを地球から見ると星座が消えたように見える。
こんな子供だましの「科学」にほぉ〜って思ってた自分が恥ずかしいね。
まあ、それはさておき。
地球に飛来したサトン星人は原始の地球人類に星空への畏敬の念を植え付けた。
それは地球をスッポリ覆ってしまう巨大な天球界。
地球から見える星空は実は作り物だった。
空が作り物と言うことで思い出すのが「ウルトラマン」のザラガスの回に登場した屋上庭園。
「空が割れる」というのは衝撃的だった。
「ウルトラマンA」のバキシムの回でも空が割れている。
作り物の夜空に扉が現れ「本当の宇宙」に通じている。
星空を見上げる心があれば人類も必ずそこに行ける。
今回はミズキの幼少期〜現在まで流れている「星への神秘」観。
そのミズキに星の光も地上の光も大切な守るべきものと言わせ、マックスがなぜ地球人を守るのかという究極の疑問に答えさせている。(納得できるかどうかは別)
星獣ケプルスも地上の星を消す、悲しみのの存在。
当然マックスと対立した考えを持っているわけではない。
ケプルスが街を破壊するという現象を阻止しようとしているに過ぎないのだ。
そのケプルスの攻撃からミズキも成宮も救ったマックス。
こうなるとウルトラマンの持つ「思想」は、やはり「博愛」と言うしかない。
ドラマ中盤でカイトが遠い存在に思えると言ったミズキ。
ラストで流れ星に願いをかけるエリー。
「いつまでもいつまでもみんなと一緒にいられますように・・・。」
最終エピソードの前・後編を前にお別れとも聞こえる悲しいセリフだった。
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