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久しぶりに家に帰ってきてしまいました。
移動に丸一日(朝早〜くアパートを出発して、家に着くのは夕方!)かかる距離なので、今回の連休のような長期の休みがなければ帰って来れんのですよ。
運賃も結構かかるので、家のリフォーム&太陽電池&オール電化の借金、計約1000万円を抱える身としては、経済的にも厳しいですし。
もともとは、いつもの様に某現場の工事が終わるまでの2〜3ヶ月の出張のはずやったのに、ずるずると1年以上。
何時の間にやら作業安全や品質管理の担当にされ、ついには新人への教育までやらされる羽目に。
しかし、新人教育を受け持って気づいたのですが、最近の若いもんは本当に自分の頭で考えようとせんのですな。
自分で学ぼう、先輩の技術や知識を盗もう、とする姿勢が足りない。
この不況の時代に安定した収入(でもないか。しかも安いし。)がある職に就けるだけでも幸運なのに、中には「俺の居場所はここではない」という意識が言動に見え隠れする奴も。
「このプラントの安全は俺が守る!」とか「体を張ってこの仕事をします!」という熱い奴はもう居なくなってしまったんですかね。
まぁ、数人の例をもとに若者全体にレッテルを貼るのは失礼かも知れんのですが、こんなんで大丈夫か?と少々心配になっとります。
さて、最近買ったのが、「フォーラム・エネルギーを考える」の「六ヶ所が目指すこと」という書籍。
http://www.ett.gr.jp/rokkasho/main.html
一応書いときますが、再処理工場については賛成でも反対でもないスタンスです。
あれは化学プラントなんで私の専門外。賛成・反対の判断は門外漢の私にゃできません。地元の人でも
ないですしね。
以前読んだ「ロッカショ」はそんな門外漢の私でさえ一読してそのくだらなさ(なんと、科学的な解説が全くない!)にあきれ返る内容で、農作物への風評被害を招くような酷い書き方に対しては、原子力施設立地地域出身かつ農家の孫として怒りを覚えてしまいました。
が、今回読んだ「六ヶ所が目指すこと」はその対極に位置する本です。
再処理工場の安全性や放射能について小学生でもわかるように書かれており、バカな私でも理解できる内容。いろいろ勉強になりました。
まあ正直、お偉いさんの理想論には「ちょっとなぁ・・・現場知らないでしょ。」と思うところもあったのですが、そんな中で異彩を放っていたのは巻末の神津カンナさんによる六ヶ所村探訪レポート。
酪農家や漁師さん、農家の方々を訪ね、地元の方と触れ合い、あるいはその食材に舌鼓を打つ。
私も、行く先々で町の運動会や祭り等のイベントを通して地元の方と触れ合う機会が多いのですが、どこでも「原子力施設による被害者意識」はそれほどありません。むしろ、外から来た人を暖かく迎えてくれる雰囲気があります。
近所の食堂のおばちゃんから、「一杯仕入れちゃったから持ってってよ」と食べきれないほどの野菜を頂いたり、飲み屋で意気投合したあんちゃんに海釣りに誘われたり、今年はついに「連休は畑仕事手伝ってよ」と言われたり(←断ってしまいましたが)・・・
こんなところに地元のことを知らない他所の人がいきなり来て、挨拶もなしに「原発から放射性物質がたくさん出ています。農作物は汚染されます。」なんて言ったら、そりゃ皆さん怒ります。
もちろん立地地域住民の全部が全部原子力賛成ちう訳ではありません(そうだったら気持ち悪い)が、地元で風評被害に訴えて恐怖を煽るやり方はどうなんかなぁ・・と思います。
地元の方はバカじゃありません。程度の差こそあれ、普通の人よりは原子力のことをよく知っています。反対運動するにしても、地元の方への配慮をお願いしたいですね。これは原子力関係者以前に、地元の人間としてのお願い。
マスコミ報道に踊らされ、本当の地元のことも知らないで、さらに原発の見学さえもしたことないで、原発反対してんじゃねーよ!と。
「原発より自然エネルギーを!」・・・なら、まず自分の家に太陽光発電設備つけろや。(ちなみに我が家の太陽光発電設備、設置以来の自給率を平均すると100%超えとります。)
ま、とりあえず、この「六ヶ所が目指すこと」は、「ロッカショ」なんか読むよりは100倍はためになる本、ちうことで。
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