宇山恵子の取材日記

オールアバウト「アンチエイジング」ガイド宇山恵子が取材した健康、医療、ヨガ、エンタメ情報などをお伝えします。

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ニューヨークのファストフード店やレストランチェーンで、メニューにカロリーを表示したことで、若干ではあるものの、お客さんが選ぶ昼食のカロリーが減ったことが、ニューヨーク市保健・精神衛生省の研究者らが行った研究で明らかになり、2011年7月26日のオンライン版 British medical Journal(BMJ)で発表されました。
ニューヨーク市は、2008年にレストランやファストフード店のメニューにカロリーを表示するように義務化する法律を制定しました。今回の調査では、この法律が施行される前の2007年と施行後の2009年の消費者の購買行動や購買意識を比較して、カロリー表示のダイエット効果について調べました。
調査では11の主要なファストフードチェーン店からランダムに抽出された168店舗で、昼食をとった成人を対象に調査を実施。15%のお客さんが昼食を選ぶときにカロリー表示を参考にしていることがわかりました。
さらに2007年と2009年に、昼食として購入したメニューの平均カロリーを比較すると、マクドナルドでは829kcal から749kcalに減少、ケンタッキーフライドチキンでは927kcalから868kcalに減少、Au Bon Pain( オーボンパン/アメリカの大手ベーカリーカフェ)では555kcalから475kcalに、それぞれ減少しました。
http://www.kenbijuku.com/wp-cnt/wp-content/uploads/2013/04/burger1-300x227.jpgAu Bon Painは小さいサイズのメニューを2008年にスタートさせ、ケンタッキーフライドチキンは2009年に油で揚げていない「グリルチキン」を新発売したこともカロリーが減ったことに影響しているのではないかと研究者らは分析します。
一方でサンドウィッチチェーン店のサブウェイでは、2008年に通常の6インチ(15cm)サンズのパンに加えて、その倍にあたる1フィート(30cm)サイズのパンのメニューを始めたため、749kcalから882kcalに増加してしまいました。これらを平均すると法律が施行されカロリー表示が義務付けられる前後で、わずか20kcalしかカロリーは減少していませんでした。
これについて研究者らは、カロリー表示をしたことで、人々の摂取カロリーが少しでも減ったことは、取り組みとして評価でき、大きな目標に向かっての小さな一歩だと評価しています。

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