宇山恵子の取材日記

オールアバウト「アンチエイジング」ガイド宇山恵子が取材した健康、医療、ヨガ、エンタメ情報などをお伝えします。

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眼の中心にある瞳孔は、光によって拡大、縮小しますが、実は実際に光の刺激を受けずに、太陽の光をイメージするだけでも、瞳孔が小さくなることがフィンランドのオスロ大学の研究で明らかになり、2013年11月27日の科学雑誌Psychological Scienceオンライン版に掲載されました。

瞳孔は光反射に反応して、瞳孔括約筋と瞳孔散大筋によって縮小と拡大をコントロールします。よく刑事ドラマなどで、死亡確認をするときに、医師が瞳にライトを当てて、反応がないことを確認して「残念ですが…」というシーンがあるように、瞳孔は光の刺激によって自然に大きさを変えるものと考えられていました。

この研究は「アイトラッキング装置」という、赤外線を使って被験者の瞳孔の大きさや動きを観察できる測定器を使ったもので、被験者には同じ光の下で「日中の晴れた空」「暗い部屋」「明るい三角形」「暗い三角形」などを想像してもらい、そのときの瞳孔の動きを観察しました。

その結果、明るい場面を想像した場合は瞳孔が縮小し、暗い場面を想像した場合は、瞳孔が拡大しました。

研究者らは、今回の研究の成果は、動物や赤ちゃん、重度の神経疾患患者などの精神的な経験を、瞳孔の動きによって観察することに応用できるかもしれないと期待しています。

B. Laeng, U. Sulutvedt. The Eye PupilAdjusts to Imaginary Light. Psychological Science, 2013


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