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『ロスト・イン・トランスレーション』のビル・マーレイが、またしても情けない中年男の悲哀を熱演しています。まさに、これって男性更年期だなあと思わせるうつっぷりが、母性をくすぐります。監督は、ジム・ジャームッシュ。彼も歳をとったなあという感じです。ジャームッシュの作品は、どことなく北野武作品に似ていますね。特にこの作品は、力の抜け方や哀愁漂う感じ、主人公の前を思い出と現実の人々が通り過ぎているようすなど、『HANABI』ににているなあと・・・。ぜひ、大人の男性にみてもらいたい映画です。
昔プレイボーイだった、『マイアミ★バイス』の主人公と一字違いのドン・ジョンストン・・・この名前を名乗るとみんなにバカにされてかわいそう・・・が、ある日ピンクの手紙をもらいそこには「あなたの息子が19歳になりました」と書かれていて、それが事実かどうかを知るために昔つきあった女性達に会いに行く話。どの女性達に会っても、あまりいい別れ方をしていなかった「ツケ」が回って来るし、女性たちの老け方と今の暮らしぶりを見ると「見なきゃよかった」って思わせる、厳しい現実をさらっと描いてます。昔の恋人なんぞに再会するもんじゃないなあって、しっかり教訓になる映画です。 |

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