宇山恵子の取材日記

オールアバウト「アンチエイジング」ガイド宇山恵子が取材した健康、医療、ヨガ、エンタメ情報などをお伝えします。

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現代人のがん患者から、40万年前に現れたネアンデルタール人(
とデニソア人)に見られたものと同じウイルスが発見されたことが、オックスフォード大学などの研究によって明らかになり、2013年11月の科学雑誌『Current Biology』に掲載されました。すでに2012年に4万年前のネアンデルタール人の化石から、現代人にはない14種類の「内在性レトロウイルス(ERV)」が発見されています。私たち哺乳類の遺伝子の中には、大昔に祖先がウイルスに感染したことによってできた痕跡として、「内在性レトロウイルス(ERV)」が、今も約8%も体内に残っています。このERVは、どんな働きをしているのかがわかりませんでしたが、最近、哺乳類の進化に大きく関係しているだけでなく、新しいウイルス感染症(HIVなど)を発症させる原因にもなっている可能性が指摘されています。そんな中で、偶然にも現代人のがん患者から、ネアンデルタール人と同じウイルスが発見されたことによって、40万年という年月を乗り越えて、現代人の体内に生き残ったウイルスが、がんやエイズとどう関係しているのか、その他の感染症や病気との関連はないかどうかなど、今後研究が進められるそうです。
Emanuele Marchi, Alex Kanapin, Matthew Byott, Gkikas Magiorkinis and Robert Belshaw. Neanderthal and Denisovan retroviruses in modern humans. Current Biology, 2013 DOI: 10.1016/j.cub.2013.10.028

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