宇山恵子の取材日記

オールアバウト「アンチエイジング」ガイド宇山恵子が取材した健康、医療、ヨガ、エンタメ情報などをお伝えします。

取材日記

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http://antiaging1.iza.ne.jp/images/user/20130202/2063527.jpg
「大津いじめ事件」で自殺した中2の男子生徒が受けていた陰惨ないじめの数々が報道された。
いま「孤独は免疫システムの機能を悪化させる」という医学論文を訳していて、手が止まった。
この論文で紹介されていた『UCLA孤独スコア』という孤独感を評価する10個の質問を読んでいるうちに、涙が出てしまった。
きっと、自殺した少年は、この質問全てが「4点」で、激しい孤独のトンネルから抜け出せなかったのだろう。
孤独は免疫システムを侵すだけでなく命まで奪ってしまう。
『UCLA孤独スコア』のような科学的にも裏打ちされた良い評価基準があるのだから、学校で定期的に生徒に回答させてはどうだろうか? 
たとえ正確に分析できなくても、孤独や疎外感に関する質問を読んで考え、答えることは、すごく意義があると思う。
いじめの現状を把握できず、生徒とうまく接触さえもできない教師が多いのならば、せめてこのような医学や心理学の成果として生まれたエビデンス付きのアンケートだけでもやってみてもいいのではないか? 
皆さんもぜひ、お試しください。

〜〜【UCLA孤独スコア(UCLA Loneliness Scale)】〜〜

次の10個の質問に対して、4つの選択肢から1つ選び、合計点を算出してください。

【選択肢(10問共通)】
「しばしば感じる(4点)」/「ときどき感じる(3点)」/「めったに感じない(2点)」/「まったく感じない(1点)」

【質問】
1 どのくらいの頻度で「自分は一人ぼっちでたくさんのことをやって
いて不幸だ」と感じますか? 
 
2 どのくらいの頻度で「自分には誰も話す相手がいない」と感じますか?

3 どのくらいの頻度で「自分は一人ぼっちでいるのが耐えられない」と感じますか?

4 どのくらいの頻度で「自分は誰からも理解してもらえない」と感じますか?

5 どのくらいの頻度であなたは「誰かからの電話やメールやメッセージ」を待っていますか?

6 どのくらいの頻度であなたは「自分は本当に孤独だ」と感じますか?

7 どのくらいの頻度で「自分は自分のまわりの人に接触したり、仲良くしたりできない」と感じますか?

8 どのくらいの頻度で「自分は仲間に飢えている」と感じますか?

9 どのくらいの頻度で「自分は友人を作るのが苦手だ」と感じますか?

10 どのくらいの頻度で「自分は他の人から疎外され仲間外れにされている」と感じますか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・
【結果の分析】
15〜20点:一般的なレベル
21〜29点:やや深刻な孤独を感じている状態
30点以上:かなり深刻な孤独を抱えている状態

【平均値】
大学生:20点/看護師:20点/教師:19点/高齢者:16点

*UCLA孤独スコアは米国アイオワ州立大学人間科学部のダニエル・ラッセル教授(Daniel Russell)がUCLAでの研究時に開発した孤独感を測定するスコアで、大学生、看護師、教師、高齢者など広範囲な被験者からの回答をもとに作成したもので、現在でも様々な医学系・心理系
・教育系の研究に用いられています。
 
Russell, D. (1996). The UCLA Loneliness Scale (Version 3): Reliability, validity, and factor structure. Journal of Personality Assessment, 66, 20-40.
 
長いお休みの後は体重の増加が気になるものですが、たった5つのとても簡単な習慣を身に付ければ、健康な生活を送りながらダイエットにも成功できるという研究報告がJournal of Medical Internet Research 201211.12月号に発表されました。
 
 習慣を変えるちょっとした心がけで健康な食生活と減量が続けられる!
 
コーネル大学のBrian Wansink教授はベストセラー"Mindless Eating: Why We Eat More than We Think"2006年 邦題 そのひとクチがブタのもと 2007集英社)の著者として、またヒトがいかに無意識のうちに食しているかを実験的に明らかにしたことにより2007年にイグノーベル賞を受賞して話題となったこともある著名な研究者ですが、教授らがJournal of Medical Internet Research 201211.12月号に発表した研究でいわゆる食事制限によるダイエットではなく食生活に影響を与える環境と生活習慣を少しだけ変化させ継続するだけで持続的に減量が可能になることを実験的に明らかにしました。
 
教授らはこれまでの研究結果からわずかに習慣を変えることが健康な食生活と体重維持、減量につながる可能性高いことを指摘してきましたが、今回はオンライン上で実験参加者を得て、彼らに教授がその著書で取り上げた習慣の変化を促す複数の要点を継続して実践させ、その効果を調査、分析しました。
 
参加者は1ヶ月ごとにその結果を報告することになっていました。少なくとも最低1ヶ月継続し結果を報告した参加者は504名でしたが、参加者の42%が減量に成功し、27%が体重を維持していました。
 
またプログラムの要点を忠実に実践した参加者ほど多くの減量に成功していました。少なくとも1ヶ月に25日プログラムを忠実に実践した参加者は平均0.9kgの減量に成功していることもわかりました。
 
教授らが参加者に提供した生活習慣を変える要点うちで参加者が最も効果があったとしたものは以下の通り。
 
さあ、挑戦してみましょう!!
 
1.健康的な食品以外のものをキッチンカウンターから取り除く。
 
2.パッケージから絶対に直接食べず、必ず皿や器に移してから食べる。
 
3.朝起きてから1時間以内に温かいものを食べる。
 
4ちょっとしたものをなにも口にせずに34時間以上の時間を過ごさないようにする。
 
5.フォークやスプーンは食べ物が口に入っている間はテーブルに置き、ゆっくり食べる。
 
Journal of Medical Internet Research 201211.12月号
 
 
 
ドイツ・マックスプーランク・ベルリン研究所のJohanna S?nger博士らがFrontiers in Neuroscience 2012年11月29日オンライン版に発表した研究で、デュオ演奏している2人のミュージシャンは、異なる声部(パート)を演 奏していても脳活動がシンクロしていることが明らかになりました。
 
博士らはこれまでの研究から、2人のミュージシャンが1つの曲の同じパートを一緒に演奏している時に、脳活動がシンクロしていることがわかっていましたが、異なる声部を演奏する場合には、どうなのかが明らかになっていなかったため、実験を行いました。
 
実験は32人の熟達したギタリストの協力を得て16組のドュオ演奏のペアとなってもらい、彼らの頭に脳波計測用の電極を装着した状態で、一つの楽曲の異なる声部(パート)を演奏させ、演奏中の彼らの脳波を詳しく分析するというものでした。
 
デュ オ演奏はクラシックのギター曲をデュオ演奏用に編曲したもので、1人がリードパートを演奏し、もう1人が伴奏パートを演奏しました。得られた脳波のデータ を詳しく分析した結果、演奏中に2人の脳はシンクロ(同期化)していましたが、これは相手の音が聞こえて発生する外的な刺激に対応することによるものでは なく、社会的な認知や協調性に関わる部分と、音楽演奏に関わる部分の活動によって生じていることがわかりました。
 
この結果から博士らは、団体競技のスポーツや社会活動の際など、人間同士が互いの協調性を求められて活動する際にも、おそらくこうした脳波のシンクロが生じている可能性が高いのではないかとしています。
 
医療ジャーナリスト 宇山恵子
Frontiers in Human Neuroscience, Nov. 29, 2012
 
 
米国ボストン市タフツ大学のHuifen Wang博士らが、ワシントンDCで2012年9月19〜22日に開催されたHBPR 2012(米国心臓学会高血圧部会2012)で発表した研究で、一日平均70〜80mlのヨーグルトを食べている人は、全く食べない人に比べて31%も高 血圧症のリスクが低いことが明らかになりました。
 
博士らは調査当初には高血圧症ではなかった2.197人の被験者を長期にわたって調査した データを詳しく分析しました。データには被験者の血圧などの健康状態のデータと、日々の食生活、食品の種類および消費頻度、量などからなっており、ヨーグ ルトの摂取に関するデータも含まれていました。
 
14年間の調査期間中に被験者のうち913人が高血圧症を発症しましたが、ヨーグルトを食べ る量が毎日の摂取総カロリーの2%以上と推定される被験者は、他の高血圧症の発症リスク要因、生活習慣やコレステロール低下剤服用の有無などの要因を取り 除いた上で、上記のように食べない人に比べ31%も高血圧発症リスクが低いことがわかりました。
 
収縮期血圧(最高血圧)を比較すると、ヨー グルトを最も多く食べていたグループは食べないグループの人に比べて、平均0.19mmHg低いこと、また高血圧症を発症して降圧剤を服用している被験者 を除いて比較した場合、ヨーグルトの摂取の有無は最高血圧に関してさらに大きな影響を与えていることも明らかになりました。
 
博士らはさらに詳しく調査する必要があるが、ヨーグルトを食べることは健康な食生活の一部であり、血圧のコントロールと高血圧症の予防に寄与している可能性が高いのではないかとしています。
 
 
小さな命を救う医療。
新生児高ビルビリン血症でNICUに入院中の赤ちゃん。
ビルビリンの数値が高いと黄だん症状があらわれ、
神経障害などの後遺症が残ることもあるので、
紫外線を当ててビルビリンを体外に排出する光学治療を行う。

この治療でほとんどが改善するが、
光学治療を受けた直後は、肌がこんがり日焼けしてビックリ。

でも皮膚の代謝が活発な赤ちゃんは、
1週間もすればきれいな肌に戻るのだ。

赤ちゃん、がんばれ!

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