|
乳幼児たちは、自分が「おやつをもらう」ときよりも、
「誰かにおやつを与える」ときの方が、
笑顔が大きく、喜んでいることが明らかになり ました。
人間は、こんな小さなうちから、誰かのために役に立つ、
誰かのためになることをするのが大好きなのですね。
その気持ちをずっと持ち続けるようにす るのが教育なのですが…
あっという間に奪い合いをはじめてしまいますね…ふう〜。
Lara B. Aknin, J. Kiley Hamlin, Elizabeth W. Dunn. Giving Leads to Happiness in Young Children. PLoS ONE, 2012; 7 (6): e39211 DOI: 10.1371/journal.pone.0039211 |
海外の健康ニュース
[ リスト | 詳細 ]
|
ウソをつくとき、人は視線をそらしたり、声が上ずったり、表情が変わったりするので、対面していればウソを見抜くことは簡単です。
しかし、ネットやモバイルでは、表情の読み取りができないために、ネット詐欺や他人になりすまして人を欺くことができてしまいます。
アメリカのブリガムヤング大学の研究によると、コンピューター上でウソの書き込みをするときは、本当のことを書くよりも、より多くの時間を要することがわかり2013年9月号の情報システム科学雑誌『 ACM Transactions on Management Information Systems.』に掲載されます。
この研究は100人の学生にコンピューター上で30項目の質問に答えてもらい、本当のこととウソのことを書き込んだ場合の所要時間を比較したもので、ウソを書くときは本当のことを書くときよりも、平均約10%ほど多く時間を要することがわかりました。
この結果について研究者らは、ウソの書き込みをするときには、架空の話を想像で作り出さなければならないために時間が必要で、さらに、書き込みの際により頻繁に、書き直しや編集機能を使っていることが明らかになりました。
研究者らは、今後Microsoft’s Kinec(ジェスチャーや音声を認識して操作ができるコンピューターシステム)などを導入してこの研究を続け、ネット詐欺などの防止に役立てたいとしています。
ACM Transactions on Management Information Systems, 2013,September
|

- >
- コンピュータとインターネット
- >
- インターネット
- >
- その他インターネット
|
タバコをやめると、人は本当に太るのでしょうか? では、なぜ太るのでしょうか? タバコをやめた約80%の人は、やめる前に比べて平均7.7キロも太るという調査結果があり、しかもこれには腸内細菌が関係していることが、スイス国立科学財団(SNSF)の研究によって明らかになり、2013年8月の科学雑誌『PLoS One』に掲載されました。
この研究はSNSFが、チューリッヒ大学病院の協力で行った、5人の喫煙者、5人の非喫煙者、10人のタバコをやめたばかりの人の3つのグループを対象に行った実験で、9週間の間に4回、便を採取して、腸内細菌のようすを調べました。
実験では、体重についても調べており、タバコをやめる前とカロリー摂取の量は同じなのに、タバコをやめた人は、約2.2キロほど体重が増加していました。食べる量は同じなのにタバコをやめると太るというのは、正解のようですね。
3つのグループの腸内細菌を調べた結果、喫煙者と非喫煙者には、大きな腸内細菌の変化はありませんでしたが、タバコをやめたばかりの人の腸内細菌は、9週間の間に、プロテオバクテリアとバクテロイデスの割合が増えて、ファーミキューティスとアクチノバクテリアが減っていました。つまり、タバコをやめたばかりの人の腸内細菌の種類が、著しく変化していたのです。
ネズミを用いた動物実験でも、同様の結果が出ており、肥満したマウスには、プロテオバクテリアとバクテロイデスが多いことが明らかになっています。
タバコをやめると、腸内細菌の構成が変わり、効率よくエネルギーを吸収してくれるために、太りやすくなってしまうのではないかと研究者らは推察しています。
ということは、タバコをやめたばかりの人は、有り余ったエネルギーを消費するように、運動を行うことが必要ですね!
Luc Biedermann, Jonas Zeitz, Jessica Mwinyi, Eveline Sutter-Minder, Ateequr Rehman, Stephan J. Ott, Claudia Steurer-Stey, Anja Frei, Pascal Frei, Michael Scharl, Martin J. Loessner, Stephan R. Vavricka, Michael Fried, Stefan Schreiber, Markus Schuppler, Gerhard Rogler. Smoking Cessation Induces Profound Changes in the Composition of the Intestinal Microbiota in Humans. PLoS ONE, 2013; 8 (3): e59260 DOI: 10.1371/journal.pone.0059260
|
|
ぜんそくは一般的に、男の子と若い女性に多く見られる病気ですが、40代、50代の更年期を迎える女性にも、ぜんそくになる人が多いことが明らかになり、2013年9月号のAnnals of Allergy, Asthma & Immunology に掲載されました。
以前から女性ホルモンと、ぜんそくの関係は、さまざまな研究で指摘されており、2010年にはフランスの研究で、エストロゲンのみ単独のホルモン補充療法(HRT)を受けた女性は、ホルモン補充療法を受けていない女性に比べて閉経後のぜんそくを発症するリスクが、1,5倍も高いことが指摘されていました。
今回の研究では、40代50代女性は、同年代の男性に比べてぜんそくを発症するリスクが2倍も高いことが、10年間に及ぶ調査によって明らかになりました。
研究者らは、閉経期の女性は、ぜんそくになるリスクが高いことを自覚し、長引くせきなど、ぜんそくのような症状が出たら、早めに医師に相談することを勧めています。
Robert Yao-wen Lin, Rong Ji, William Liao. Age dependent sex disproportion in US asthma hospitalization rates, 2000-2010. Annals of Allergy, Asthma & Immunology, 2013; 111 (3): 176 DOI: 10.1016/j.anai.2013.06.014
|
|
片頭痛は、ずきんずきんとする痛みが3時間から長いときには3日も続き、体を動かすと痛みが増悪し、吐き気を感じたり、あくびが増えたり、光や音に敏感に なることが特徴です。
頭痛が始まる前に目の前にギザギザした光が見えたり、視野が欠けたりする前兆が起こる場合があります。
このような誰にでもよく起こる 片頭痛には、実は脳の白質に恒久的な変性を引き起こすリスクを高める可能性があることが、デンマークのコペンハーゲン大学の研究者らによって明らかにな り、2013年8月のオンライン版『Neurology』で発表されました。
脳の白質部分の病変は認知症や脳卒中患者さんの脳に多く見られ、これらの病気 との関連性が指摘されています。片頭痛は、一時的に発作のように頭痛が生じるもので、永続的に脳の構造を変化させてしまうことについてはあまり知られてい ませんでした。
この研究は1989年から2013年までに行われた片頭痛患者のMRI画像を含んだ13の臨床研究データをもとに分析されたものです。
研究 者らによると、前兆のある片頭痛を訴える人は、片頭痛のない人よりも脳の白質に変性が見られることが68%も多く、前兆発作のない片頭痛の場合は、34% ほど高いことが明らかになったということです。
研究結果から、前兆のある片頭痛の方が、脳の構造を変えてしまいやすいようですので、十分注意してくださ い。
片頭痛の原因は脳の血管が拡張することによって血管の近くの神経を圧迫したり刺激することが有力視されています。
繰り返し片頭痛が起きている人は、脳の委縮や 白質の変性が進んでしまう前に、良い治療薬も開発されているので、頭痛専門外来に相談するといいでしょう。
|


