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間違いなく、ペネロペ・クルスの代表傑作。ちょっと太めになったけど、それがまたセクシーで、生命力に満ち溢れていました。全盛期のソフィア・ローレンやクラウディア・カルディナーレのように、生の女を見事に演じていました。あれが汚れ役だったら、世の中の女はみんな汚れ役ですよね…。普通の女をすごく美しく演じていて、好感が持てました。 後半で彼女が歌う「ボルベール」の歌詞と彼女の表情に、鳥肌が立ち、涙がこぼれました。 映画全体の音楽もすごくイイです。アルモドバル監督の刺々しさ、残酷さ、無駄なキャスティングがなく、すべての登場人物に大きな存在感を感じました。 特に先月ラ・マンチャに行って来たばかりで、昔ながらの風車の代わりに、モダンな風力発電用の風車が居心地悪そうに東風に吹かれていたのを見たばかりだったので、感慨深かったです。 女性の登場人物同士がねずみのようにチュウチュウと音を立てて、ハグ&キスをするところが、スペイン女性の結束の固さと情熱の強さを象徴していました。でも最初は日本映画の『OUT』みたいになっちゃうのかと不安でしたが、全体的に過激な描写もなく、安心して安定して楽しめました。 何度も見たい映画に久しぶりに出合えて、幸せ。 DVDが出たら、即購入します!
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