<自民総裁選>安倍氏優位「政策より人気」 県連アンケ 毎日新聞が実施した自民党総裁選の都道府県連アンケートで、国会議員が安倍晋三官房長官支持に雪崩を打つ状況をどう分析しているか聞いたところ、「政策以上に次期選挙を考え、国民的人気を重視した」と見る幹部が半数以上の24人にのぼった。続く「政策本位で支持した」は7人で大きく差が開いた。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060907-00000009-mai-pol以下、安倍の「国民的人気」とやらの内実。 安倍氏人気「人柄・イメージ」44% 本社緊急世論調査 (略)…安倍氏の政権公約について「内容を知っている」は11%、安倍氏の人気の理由は「人柄やイメージ」が44%と最多で、政策よりイメージ先行で人気を集めている様子が浮かぶ(略)次の首相に安倍氏を挙げた人は男性では48%、女性では59%で、女性の人気が際立つ/自民支持層では74%と高率だ。安倍氏の政権公約については「発表したことは知っている」が61%を占め、「知らない」は27%、「内容を知っている」は最も少なかった。次の首相に安倍氏を挙げた人でも「内容を知っている」は10%だった/安倍氏が人気を集める理由を聞くと、「人柄やイメージ」を筆頭に「ほかによい人がいない」25%、「若さ」11%、「実行力」10%が続いた。「政策や主張」は最も少なく5%/一方、総裁選で政策をめぐる議論に「期待できる」は26%で、「期待できそうにない」の58%を大きく下回った。総裁選で安倍氏圧勝が見込まれる中、安倍氏の公約への関心も、政策論争への期待も盛り上がっていないといえそうだ/次の首相に一番力を入れて取り組んでほしい政策は「年金・福祉の改革」に次いで、「財政再建」17%、「格差の是正」10%、「地方の活性化」と「アジア外交の改善」がともに9%、「憲法改正」2%の順。次の首相に安倍氏を挙げた人でも、安倍氏が重視する「憲法改正」は2%にとどまった(以下略) http://www.asahi.com/politics/update/0909/005.html要するに「政策とかよく分かんないけど、安倍でいいんじゃないの。いい人そうだし」ってな気分が、この国では「国民的人気」ってことで政治への影響力を発揮するわけです。こういう“気分”によって、なんとなく首相が選ばれる国。なんともテキトーで素敵な国家ではありませんか。昨年書いた“なんとなく郵政民営化気分”の総選挙も同じようなもんでしたが、政策よりも気分で動く政治はもはや常態化していると言えそうです。 こうした政治風景にふさわしく、次期首相自身もスバラシク“気分の人”。「美しい国」だとか「闘う政治家」だとか安手の無内容なスローガンをひっさげて、総裁選に颯爽と打って出ました。こういう人のご多分に漏れず「愛国心」も大好きで、教基法に書き込みたくて仕方がない。「美」や「愛」で国家を語りたがる政治家ほど、傍迷惑なものはありません。どんな国を美しいと感じるか、どんな国をどう愛するか、そんなことは自分で決めます。 この人の持論である憲法や教基法の改正についても、根底にあるのは「新たな時代を切り開く日本に相応しい憲法の制定」とか「『戦後レジーム』から、新たな船出を」とか、要するに個人的な“気分”の問題。現実的な対応を目指すなら必要なところだけ書き換えれば労力も少なくて済みそうなものですが、どうしても全面的に書き換えないと気が済まないらしい。現行憲法を「敗戦国の詫び証文」「占領時代の残滓」などと罵るあたり、「とにかく戦後を一度リセットしたい」という“気分”が勝っているようです。ま、こうした“気分”のほうは、今のところ2%の有権者にしか支持されていないようですが。 で、極めつけが彼の取り巻き連中。こういう奴らの“気分”に、日本が導かれようとしています。 自民党 総裁選の風景 軍歌酒場の“安倍親衛隊” …東京・銀座七丁目の路地裏通り。店の入り口右わきに日章旗。軍歌酒場「F」――。八月二日夜、自民党の若手議員の「軍歌をうたいつぐ会」が企画されました。案内状に「8月15日靖国神社参拝後の唱和のための軍歌演習を兼ねた暑気払いです」/終戦記念日を前に軍歌を高歌放吟する自民党若手議員たち。自民党内で“安倍青年親衛隊”と評されます。軍用迷彩服を着用し、モデルガンを手にするのが趣味というメンバーもいます/軍歌を歌う若手議員は昨年総選挙で初当選した議員(八十二人)の半数でつくる「伝統と創造の会」(会長・稲田朋美衆院議員、四十一人)の一部メンバーでした。同会は今年二月十一日に旗揚げ。「自由民主党の立党の精神に立脚し、誇るべき伝統や国家の品格を守りつつ新たな日本を創造する」(設立趣意書)を掲げます/メンバーの歴史認識を最近の発言からみると――。稲田議員「(靖国神社問題は)憲法改正に伴いこれから自衛戦争や国際協力戦争で亡くなった人が出たら、どこで慰霊するのかも含めて議論が必要」(福井新聞八月十五日付、加藤紘一自民党元幹事長との対談)、「靖国神社というのは不戦の誓いをするところではなくて、『祖国に何かあれば後に続きます』と誓うところでないといけないんです」(月刊誌『WiLL』九月号)/赤池誠章議員「(日本の歴史は)戦前・戦後というようにわけられるものではない」「(靖国参拝に反対する中国、韓国とは)付き合わなければいい」「中国を封じ込めるのに必要なのは軍事力ですよ」(略)八月二十六日の自民党北信越ブロック大会で総裁選予定者討論の司会者をつとめた稲田議員は、その感想をこう語っています。「一番感慨深く聴いたのは、安倍官房長官が政策として戦後体制の是正と自主憲法の制定をまっさきに掲げられたことです。誰もできなかったことに安倍官房長官は挑戦しようとされているのです」(以下略) http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-09-09/2006090901_01_0.html小泉らが辛うじて掲げる「靖国は不戦を誓う場所」「中国や韓国との関係は大切」といった建前すらかなぐり捨てた層によって、安倍が熱烈な支持を受けていることが伺えます。タカ派の山拓ですらこうした連中から“国賊扱い”を受け、自民党内の潮流について「若手タカ派議員ら危険思想派一割、良識派三割、残りが大勢に流れる思考停止派」「核武装論などを平然と主張する危険思想派が党内を引き回し、席巻しつつある」と嘆く始末。中道保守を中心にイデオロギー的な層の厚さを誇ったかつての自民党は、明らかに変質しつつあります。
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もちろん「いいえ」ですね。大体「美しい日本」てなんでしょう?こんな内容のない政権も珍しいです。(まあ、竹下もなかったですが)タカ派のメンタリティと官僚に支えられた国民抑圧の政権はどこへ行くのでしょう。
2006/9/16(土) 午前 5:39
劇場型の政治を安倍は引き継ごうとしていますが、岸・福田派は、もともと極右です。この極右の派閥が3代も政治を実権を握っては、軍国日本になってしまう危険性があります。・・・我々に力が少ないのが残念・・・
2006/9/16(土) 午後 3:09 [ - ]