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日本は、アメリカの核の傘で守られて
いるのだろうか??
私はそうは思わない。
アメリカを中心とした連合国に日本は敗れ、
無条件降伏し、事実上アメリカの支配下に置かれたが、
アメリカの支配は間接支配であった。
即ち、GHQが、直接支配するのではなく、GHQの
指令のもと、日本政府が行政を行い、
法を制定したのである。
ポツダム宣言を実行したのは、行政だけでなく、
法の制定も日本政府が行ったのである。
日本の軍国主義排除もその中で行われ、現憲法も
制定されたのである。サンフランシスコ平和条約の
締結によって、日本は独立し、アメリカの
間接支配から離脱をしたが、その時に別室で
日米安保条約が締結された。
この条約によって、駐留アメリカ軍は、引き続き
日本に駐留し、沖縄は、依然としてアメリカ軍に
直接統治された。即ち日本は、独立したと
言うものの、軍事的には、アメリカに引き続き
支配されたのである。新しい憲法の建前上、
日本は軍備をすることができないので、
アメリカ軍は朝鮮戦争における後方支援を
強化するため、警察予備隊を作り、それを
保安隊にして、さらに自衛隊とし、着々と
アメリカ軍の支配下における日本軍の復活を
目指したのである。このような状態であるから、
日本に駐留するアメリカ軍は、日本を守るという
名目で、軍事的支配を継続させたのである。
一方で、建前上憲法9条によって、戦争をしない国
日本は、この敗戦後72年間何処の国とも戦争を
しなかったし、戦争に参加することもなかった。
アメリカは、日本を参戦させようと、様々な圧力をかけ、
解釈改憲をさせて、自衛隊の強化を図り、ついに
安倍内閣に於いて、それまでの自民党政権の
作り上げてきた、憲法上の制約を破棄し、集団的
自衛権行使の法制度を国会で強行採決したのである。
その結果、アメリカの戦争に必然的に日本が
巻き込まれる蓋然性が高まり、かつてない国難に
日本が直面することになった。
即ち、憲法の平和主義が、安倍内閣によって事実上
骨抜きにされたのである。
さて、アメリカの様々な情報公開から、アメリカ軍は
日本を反共の砦と考えていたことが窺い知れる。
昔は、ソ連がその仮想的であり、その後中国が
入ったが、ソ連の崩壊により、冷戦時代が終焉したが、
中国の軍事的・経済的進出は世界各国に及んでいる。
当時、アメリカは、日本を不沈空母
あるいは万里の長城と言っていた。
何処の国の不沈空母なのであろうか、
勿論アメリカ合衆国である。
何処の国を守る万里の長城なのであろうか。
勿論アメリカである。
この最前線基地をアメリカは放棄するはずがなかった。
日本人は、今までアメリカに守ってもらっていると
錯覚をしていただけである。
守ってもらっていただいたのではなく、事実上
その軍事力で支配されていたのである。
だから歴代の総理は、アメリカ大統領のご機嫌伺いに
汲々としていたのである。
アメリカの核兵器は、広島・長崎に落とされ、
いまだにその被害が続いている。
この核の被害を受けた日本こそが、
核兵器は人類史の中で、最大の悪魔の兵器であり、
人類の未来にその存在が許されないという、
悪の烙印を押した、核兵器禁止条約の締結の
中心とならなければならないのに、アメリカの核の
傘に守られているという盲目的な信仰のもと
核兵器禁止条約に背を向けているのである。
こんな自公政権が、真の平和を願っているとは
思われない。核兵器を使用し、軍人でない一般の
多くの国民、子供や女性やお年寄りを
木の葉のように一瞬のうちに殺し、死ななかった人も
死の灰の後遺症で苦しみ、苦難の道を歩まざるを
得なかった。このような苦しみをこの地球上から、
一掃しようという決意に、多くの国々が賛同し、
この核兵器禁止条約が国連で採択されたのである。
アメリカなどは、その軍事力と財力を使って、
多くの国々に圧力をかけ、この条約の制定に
攻撃を加えたが、人類の未来のために
多くの人々が立ち上がり、多くの国々を動かし、
国連総会で決議させることができた。
これからは、多くの国が、この条約を批准することが
重要である。我々は、この条約を何としてでも、
批准する政府を早急に作らなければならない。
批准に賛成を表明している、日本共産党などの
リベラル立憲主義の政党を今度の選挙で
大躍進させなければ、敗戦後最大の国難に
直面するであろう。
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原子力問題
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